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*オール仮面ライダー ライダージェネレーション 【おーるかめんらいだー らいだーじぇねれーしょん】 |ジャンル|ベルトスクロールアクション|CENTER:&amazon(B0050310U6)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|セブンスコード|~| |発売日|2011年8月4日|~| |定価|5,040円|~| |>|>|CENTER:''[[仮面ライダーゲームリンク>仮面ライダーシリーズ]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 ライダー40周年記念としてリリースされた仮面ライダーゲーム。内容は歴代主役ライダー総出演によるベルトスクロールアクション。登場するライダーは全てSDサイズで描かれている。 **特徴 -登場するライダーは敵を除いて総勢29人。 --前述の通り主役級ライダーはもちろんのこと、2号やライダーマンなどの一部の2号ライダーも使うことが出来る。 ---また、パスワードを入力すれば当時放送前の新ライダーであるフォーゼを使うこともできる。ただしあくまで先行登場の為ボイスは無し。超必殺技も使えない。 --プレイ開始当初に使えるのはオーズ、W、電王の3人。その他のライダーはステージをクリアしていくことに開放されていく。 -プレイヤーは数あるライダーの中からプレイヤーキャラとパートナーライダーを選び、コンビを組んで戦う。 --パートナーライダーは全てNPCによって操作される。 -各ライダーはそれぞれ通常技と必殺技・超必殺技、そして固有の「ライダーアビリティ」を持つ。 --ライダーアビリティは各ライダーの原作での特殊能力を再現したもの((但し一部ライダーはイメージから取った物もある))であり、Rボタンで発動する物と自動的に発動する物がある(ライダーによって違う)。 --プレイヤーキャラにはライダーゲージというものが備わっており、攻撃を重ねるごとにゲージが上昇していく。 --ケージ満タンになれば超必殺技が発動可能になり、画面内にいる全ての敵に大ダメージを与えることができる。 --なお、前述のコンビによっては超必殺技の演出が変化することもある。 -また各ライダーにはレベルも設定されており、敵を倒して経験値を稼ぎ、レベルを上げることで能力値をアップすることができる。 --能力値はレベルアップとは別に、後述するショップで上げることも可能。 -ワールドは全5面。マリオシリーズのように、複数のステージとボスステージからワールドが成り立っている。 --ワールドには必ず1つ、強制スクロールステージとショップが設置されている。 ---強制スクロールステージでは従来のアクションバトルステージとは異なり、穴を飛び越したり罠を掻い潜ったりと純粋な横スクロールゲームになっている。 ---ショップではコインを払って戦闘中のライダーのHPを回復させるアイテムや、ライダーの能力値を上げるアイテムなどを買うことが出来る。 ---ショップを訪ねたライダーと関わりの深いアイテムを購入すると超必殺技が使えるようになる・アビリティがパワーアップする等といった効果が出る。 ---コインは敵を倒したり、ステージクリア時のボーナスで手に入れることが可能。 --また、各ステージには「○○でクリアしろ!」や「必殺技で○体倒せ!」などのミッションが備わっている。 ---ミッションクリア特典としては下記の難易度設定の項を参照。 **評価点 -何といっても歴代主役ライダー総出演という豪華ラインナップ。 --特にシン、ZO、Jの外伝3部作ライダーは当時のガンバライドでも登場していなかった為、ファンを喜ばせた((シンに至ってはゲーム作品での登場は初となる。))。 --ただしフォームチェンジに関してはオーズ、W以外は全て攻撃時や超必殺技時のみの演出となっている。 --なお、ボスキャラもシャドームーンやジェネラルシャドウなど、こちらも豪華である。但し『ZO』のドラス以降の悪役はボスキャラとしては登場しない。 --本作で昭和ライダーにもボイスが付いた。露骨な否定意見が見当たらない辺り、演技の方には特に問題ない様子((ただシャドームーンを除き、全員別の声優が声を当てている))。 ---なお平成ライダー達は一部の新録を除き、『[[仮面ライダー クライマックスヒーローズ>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/224.html]]』のボイスを流用している。 ---またショップの店員として登場する『仮面ライダー電王』のナオミもきちんとオリジナル俳優の秋山莉奈女史が声を当てている。 ---『オーズ』のアンクもステージ進行役として登場。こちらもオリジナルの三浦涼介氏が声を当てている。余談だが、このゲームではステージクリアに失敗すると「なるほど、確かに難しいな」「気にするな、もう一度やってみろ!」など原作より&bold(){かなり優しいキャラになっている}。 -SDサイズのライダー達のアクションや演出も好評。 --SDサイズのライダーが非常にヌルヌル動く様は一見の価値アリ。 --ディケイドのカメンライド中は、ちゃんとベルトがディケイドライバーのものになっている。 -本家クラヒ顔負けの高い原作再現度を誇る。 --ZOは超必殺技であるZOキックを放つ時は口のクラッシャー部分が可動するという芸の細かさ。 --龍騎の超必殺技のドラゴンファイヤーストームは本家クラヒとは違い、ちゃんと''轢き殺す''演出に変化している。 --本家クラヒでは不遇扱いのキバも、本作ではガルル・バッシャー・ドッガフォームがちゃんと実装されている。 --ディケイドは超必殺技時にコンプリートフォームに変身するが、その時のケータッチを押す動作も含まれている。 ---他にも劇中のアイテム音声やギミック効果音の再現も徹底されている。 --また、ボスステージに挑むとプレイヤーキャラとボスキャラが声を交えるのだが、この会話の内容がちゃんと原作キャラの特徴や性格をリスペクトしている。 ---この時ボスキャラと所縁のあるライダーをプレイヤーキャラにすると、他とは違った会話が楽しめるのもポイント。 -幅広い難易度設定。 --ステージごとに難易度の選択が可能で、プレイ開始当初は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3種類。 ---ラスボスを倒せば高難易度版の「きけん」が選択が可能になり、全てのステージのミッションをクリアすると最高難易度の「クライマックス」がプレイできる。 ---クライマックスの難易度は尋常ではなく、能力値をカンストさせていても油断すれば簡単にやられてしまう。プレイヤーの立ち回りが重視される。 --また、操作方法も「ふつうモード」と「かんたんモード」に分けられている。 ---「かんたんモード」はいわゆる小さな子供向けで、ボタン連打で必殺技を絡めたコンボを自動的にしてくれる。 ---ただしこの「かんたんモード」、大人から見れば余計な機能もある。あくまで子供用と認識すること。 **問題点 -ステージは背景こそ違うものの、全て平坦の地形なのでやや面白みに欠ける。 --ザコ敵も種類が少なく、色違いによる水増しも多い。 -NPCが操るパートナーライダーのAIはお世辞にもよくない。 --プレイヤーがガンガン攻撃してても棒立ちするのが珍しくなく、基本的にチョロチョロ動くだけ。たまにしか攻撃してくれない。~ またボタンを押して発動するアビリティも使わず、超必殺技が使えない。 ---このせいでパートナーに選ぶとライダーアビリティが全く無意味になるライダーが多い((超必ゲージが上がり易いJ等。))。 --また自分からジャンプすることが一切ないのでジャンプ技をすることがない。 --パートナーライダーがやられてもミッション失敗となる。おまけに強制出撃なのでこまめに回復してやろう。 ---一応パートナーライダーは防御力が高めに設定されているので盾にはし易い。 -タッグシステムなのに2P協力ができない。 -超必殺技は基本的に再現度も高く評価されているのだが一部不満が出ている部分がある。よく言われているのがストロンガーの「電ドリルキック」とキバの「エンペラームーンブレイク」の二つ。 --前者は「何故チャージアップ((ストロンガーのフォームチェンジ、仮面ライダー初のフォームチェンジであるため人気も高い))しての超電ドリルキックではないのか」と原作のファンからは手抜き、改悪と見られている。~ 後者は演出的には後述の通り台詞以外は問題ないのだが「何故頑なにファイナルザンバット斬を使わせないのか」と本家クラヒでも全く使わせる気がない故の不満の声が上がっている。 -「コンビによっては超必殺技の演出が変化することもある」と書いたが、大きく変化するのは1号&2号タッグによるダブルライダーキックのみ。 --他のタッグではただ単にお互いの超必殺技を順番に撃つだけ。せっかくの共闘だというのに少しもったいない。 ---もっとも「ストロンガー&ブレイド」のコンビのように、世代の違う者同士では絡み辛いのも確かである。 -ディケイドのカメンライド機能が不評。 --原作ではクウガからキバまでの9人ライダーに変身してそれぞれの能力を使える機能だったが、本作ではライダーアビリティでカードを選択すると、一部の技がそのライダーの技になるだけ((一応、発動中だけそのライダーに変身する))のギミック扱いになっている。 --おまけにこのアビリティ、全部揃えようとするとショップから9回もアビリティアイテムを購入しなければならない。アビリティアイテム1個で済む他ライダーと比べると金がべらぼうに掛かるが、揃えないとディケイドの特性が引き出せない。 ---一応、演出が今一つ迫力不足なだけで、戦闘に使えないということはない。 -『クライマックスヒーローズ』のボイスを流用している為、同作の演出問題点もそのまま引き継いでしまっている。 --キバの「僕は人間として戦う」というボイスが有名。 -タイトル画面からパスワードを打つことが出来るが、前述のフォーゼ参戦以外は全てステージ追加。何か物足りない。 **総評 『クライマックスヒーローズ』シリーズで悪名高いサタケイドプロデュースであったことから発売前は期待されていなかったが、蓋を開ければアクションとして堅実な作りと原作ライダーファンのツボを付いたネタ要素により「サタケイドがライダーゲーで初めてまともな仕事をした」と賞賛を受けた。いくつかの不満点こそあれど、ライダーファンにとっては買って損の無い作品に仕上がっていると言えるだろう。 **余談 -発売からしばらくの間、一部のファンの間で「実は隠しキャラとして仮面ライダーギャレンが存在するのではないか」と囁かれていた。キャラクター選択画面で、ブレイドの隣(とは言っても、行が変わって3段目の左端になってるが)が一つ分空いていたためである。サブライダーはバースしかおらず、他にも候補が大勢いる中で数年前のライダーであるギャレンを選んで入れるわけがないが、今作では原作愛のあるネタが豊富だったため、「このスタッフ達なら入れかねない」と考えられていた。その後ほどなくしてROMの解析が完了し、ギャレンのデータが影も形も見当たらないことから彼らの期待は打ち砕かれてしまった。 -およそ1年後の2012年8月2日に次回作である『オール仮面ライダー ライダージェネレーション2』が発売された。ギャレンはもちろん、その他にもキャラが大幅に追加されている。 #br
*オール仮面ライダー ライダージェネレーション 【おーるかめんらいだー らいだーじぇねれーしょん】 |ジャンル|ベルトスクロールアクション|CENTER:&amazon(B0050310U6)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|セブンスコード|~| |発売日|2011年8月4日|~| |定価|5,040円|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[仮面ライダーゲームリンク>仮面ライダーシリーズ]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 ライダー40周年記念としてリリースされた仮面ライダーゲーム。内容は歴代主役ライダー総出演によるベルトスクロールアクション。登場するライダーは全てSDサイズで描かれている。 **特徴 -登場するライダーは敵を除いて総勢29人。 --前述の通り主役級ライダーはもちろんのこと、一部のサブライダー(ライダーマンとバース)も使うことが出来る。 ---また、パスワードを入力すれば当時放送前の新ライダーであるフォーゼを使うこともできる。ただしあくまで先行登場の為ボイスは無し。超必殺技も使えない。 --プレイ開始当初に使えるのはオーズ、W、電王の3人。その他のライダーはステージをクリアしていくことに開放されていく。一部ステージ途中で仲間になるライダーもいる。 -プレイヤーは数あるライダーの中からプレイヤーキャラとパートナーライダーを選び、コンビを組んで戦う。 --パートナーライダーは全てNPCによって操作される。 -各ライダーはそれぞれ通常技と必殺技・超必殺技、そして固有の「ライダーアビリティ」を持つ。 --ライダーアビリティは各ライダーの原作での特殊能力を再現したもの((但し一部ライダーはイメージから取った物もある))であり、Rボタンで発動する物と自動的に発動する物がある(ライダーによって違う)。 --プレイヤーキャラにはライダーゲージというものが備わっており、攻撃を重ねるごとにゲージが上昇していく。 --ケージ満タンになれば超必殺技が発動可能になり、画面内にいる全ての敵に大ダメージを与えることができる。 --なお、前述のコンビによっては超必殺技の演出が変化することもある。 -また各ライダーにはレベルも設定されており、敵を倒して経験値を稼ぎ、レベルを上げることで能力値をアップすることができる。 --能力値はレベルアップとは別に、後述するショップで上げることも可能。 -ワールドは全5面。マリオシリーズのように、複数のステージとボスステージからワールドが成り立っている。 --ワールドには必ず1つ、強制スクロールステージとショップが設置されている。 --強制スクロールステージでは従来のアクションバトルステージとは異なり、穴を飛び越したり罠を掻い潜ったりと純粋な横スクロールゲームになっている。このステージではパートナーは登場しない。 --ショップではコインを払って戦闘中のライダーのHPを回復させるアイテムや、ライダーの能力値を上げるアイテムなどを買うことが出来る。 ---ショップを訪ねたライダーと関わりの深いアイテムを購入すると超必殺技が使えるようになる・アビリティがパワーアップする等といった効果が出る。 ---コインは敵を倒したり、ステージクリア時のボーナスなどで手に入れることが可能。 --また、各ステージには「○○でクリアしろ!」や「必殺技で○体倒せ!」などのミッションが備わっている。 ---ミッションクリア特典としては下記の難易度設定の項を参照。 -ショップで買える「ライフチャージ」(回復アイテム)を持っていれば、ステージ中いつでも体力を回復することが可能。 --当然、一度に持てる数には制限がある。 **評価点 -何といっても歴代主役ライダー総出演という豪華ラインナップ。 --特にシン、ZO、Jの外伝3部作ライダーは当時のガンバライドでも登場していなかった為、ファンを喜ばせた((シンに至ってはゲーム作品での登場は初となる。))。 --ただしフォームチェンジに関してはオーズ、W以外は全て必殺技や超必殺技の演出としての登場となっている。 --なお、ボスキャラもシャドームーンやジェネラルシャドウなど、こちらも豪華である。但し『ZO』のドラス以降の悪役はボスキャラとしては登場しない((ただし、ボスキャラは「仮面ライダーディケイド」や、それ以降に制作されたオールライダー作品などに敵として登場している。))。 --本作で昭和ライダーにもボイスが付いた。露骨な否定意見が見当たらない辺り、演技の方には特に問題ない様子((ただシャドームーンを除き、全員別の声優が声を当てている。))。 ---なお平成ライダー達は一部の新録を除き、『[[仮面ライダー クライマックスヒーローズ]]』のボイスを流用している。 ---またショップの店員として登場する『仮面ライダー電王』のナオミもきちんとオリジナル俳優の秋山莉奈が声を当てている。 ---『オーズ』のアンクもステージ進行役として登場((オーズの超必殺技のデモにも登場している。))。こちらもオリジナルの三浦涼介氏が声を当てている。余談だが、このゲームではステージクリアに失敗するとアンクが「なるほど、確かに難しいな」「気にするな、もう一度やってみろ!」などと話し、原作より&bold(){かなり優しいキャラになっている}。 -SDサイズのライダー達のアクションや演出も好評。 --SDサイズのライダーが非常にヌルヌル動く様は一見の価値アリ。 --ディケイドのカメンライド中は、ちゃんとベルトがディケイドライバーになっている。 -本家クラヒ顔負けの高い原作再現度を誇る。 --ZOは超必殺技であるZOキックを放つ時は口のクラッシャー部分が可動するという芸の細かさ。 --龍騎の超必殺技のドラゴンファイヤーストームは本家クラヒとは違い、ちゃんと''轢き殺す''演出に変化している。 --クラヒでは不遇扱いのキバも、本作ではガルル・バッシャー・ドッガフォームがちゃんと実装されている。 --ディケイドは超必殺技時にコンプリートフォームに変身するが、その時のケータッチを押す動作も含まれている。 ---他にも劇中のアイテム音声やギミック効果音の再現も徹底されている。 --また、ボスステージに挑むとプレイヤーキャラとボスキャラが声を交えるのだが、この会話の内容がちゃんと原作キャラの特徴や性格をリスペクトしている。 ---この時ボスキャラと所縁のあるライダーをプレイヤーキャラにすると、他とは違った会話が楽しめるのもポイント。 -幅広い難易度設定。 --ステージごとに難易度の選択が可能で、プレイ開始当初は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3種類。 ---ラスボスを倒せば高難易度版の「きけん」が選択が可能になり、全てのステージのミッションをクリアすると最高難易度の「クライマックス」がプレイできる。 ---クライマックスの難易度は尋常ではなく、能力値をカンストさせていても油断すれば簡単にやられてしまう。プレイヤーの立ち回りが重視される。 --また、操作方法も「ふつうモード」と「かんたんモード」に分けられている。 ---「かんたんモード」はいわゆる小さな子供向けで、ボタン連打で必殺技を絡めたコンボを自動的にしてくれる。 ---ただしこの「かんたんモード」、大人から見れば余計な機能もある。あくまで子供用と認識すること。 **問題点 -ステージは背景こそ違うものの、全て平坦の地形なのでやや面白みに欠ける。 --ザコ敵も種類が少なく、色違いによる水増しも多い。 -NPCが操るパートナーライダーのAIはお世辞にもよくない。 --プレイヤーがガンガン攻撃してても棒立ちするのが珍しくなく、基本的にチョロチョロ動くだけ。たまにしか攻撃してくれない。~ またボタンを押して発動するアビリティも使わず、超必殺技が使えない。 ---このせいでパートナーに選ぶとライダーアビリティが全く無意味になるライダーが多い((超必ゲージが上がり易いJ等。))。 --また自分からジャンプすることが一切ないのでジャンプ技をすることがない。 --パートナーライダーがやられてもミッション失敗となる。おまけに強制出撃なのでこまめに回復してやろう。 ---一応パートナーライダーは防御力が高めに設定されているので(ヒーローらしからぬ戦術かもしれないが)盾にはし易い。ただし原作で本当に盾にされてしまったガイ((「龍騎」に登場))はいない。 -タッグシステムなのに2P協力ができない。 -超必殺技は基本的に再現度も高く評価されているのだが一部不満が出ている部分がある。よく言われているのがストロンガーの「電ドリルキック」とキバの「エンペラームーンブレイク」の二つ。 --前者は「何故チャージアップ((ストロンガーのフォームチェンジ、仮面ライダー初のフォームチェンジであるため人気も高い))しての超電子ドリルキックではないのか」と原作のファンからは手抜き、改悪と見られている。 --後者は演出的には後述の通り台詞以外は問題ないのだが「何故頑なにファイナルザンバット斬を使わせないのか」とクラヒでも全く使わせる気がない故の不満の声が上がっている。 ---また、キバは「ダークネスムーンブレイク」を使えないこともよく批判される。 -「コンビによっては超必殺技の演出が変化することもある」と書いたが、大きく変化するのは1号&2号タッグによるダブルライダーキックのみ。 --他のタッグではただ単にお互いの超必殺技を順番に撃つだけ。せっかくの共闘だというのに少しもったいない。 ---もっとも「ストロンガー&ブレイド」のコンビのように、世代の違う者同士では絡み辛いのも確かである。 -ディケイドのカメンライド機能が不評。 --原作ではクウガからキバまでの9人ライダーに変身してそれぞれの能力を使える機能だったが、本作ではライダーアビリティでカードを選択すると、一部の技がそのライダーの技になるだけ((一応、発動中だけそのライダーに変身する))のギミック扱いになっている。 --おまけにこのアビリティ、全部揃えようとするとショップから8回もアビリティアイテムを購入しなければならない((クウガのみ最初から使える。あとは購入するたびに放送順(アギト~キバの順)で使えるようになる))。アビリティアイテム1個で済む他ライダーと比べると金がべらぼうに掛かるが、揃えないとディケイドの特性が引き出せない。 ---一応、演出が今一つ迫力不足なだけで、戦闘に使えないということはない。 -雑魚敵の体力が表示されない。 --そのため、敵の体力がどれくらい減っているか、いつ敵を倒したかがわかりにくい。 --ボスの体力は表示される。 -一部の攻撃には属性があり、敵には弱点属性が設定されているのだが、どの属性が弱点なのかはゲーム中ではよくわからない。 --特別なヒットエフェクトはなく、上記のように体力も表示されないので効いているかどうかの確認が難しい。 -超必殺技のデモが飛ばせない。 --上記のように再現度は高いのだが、それ故に演出が長くなっているライダーもいる。ケータッチを押すディケイドや、パーフェクトゼクターのボタンを6度押すカブトなど。 -『クライマックスヒーローズ』のボイスを流用している為、同作の演出問題点もそのまま引き継いでしまっている。 --キバの「僕は人間として戦う」というボイスが有名。クウガの「終わりだ!」なども批判が多い。 -タイトル画面からパスワードを打つことが出来るが、前述のフォーゼ参戦以外は全てステージ追加。何か物足りない。 -フリーズバグがある。 --クウガ&アギトのコンビで、ステージ4-3で連続超必殺技を出すとフリーズする。 ---他のステージでもフリーズするという報告や、クウガをプレーヤー・アギトをパートナーにしたときのみフリーズするなどの報告もあり、正確な発生条件は不明。 --このステージはミッションがクウガかアギトを含めてクリアすることであるため、クウガ&アギトのコンビを選びこのバグに引っかかったプレイヤーも多い。 **その他 -仮面ライダーV3が強い。正確に言うとライダーアビリティが強い。 --V3のライダーアビリティ「V3バリヤー」は「体力を消費してバリアを張り、一時的に無敵になる」という強力な効果である。使用した際減る体力の量は高難易度だと敵の攻撃一、二発程度。 --流石に強すぎたのか、2作目では体力を消費して防御力アップの効果になった。 **総評 『クライマックスヒーローズ』シリーズで悪名高いサタケイドプロデュースであったことから発売前は期待されていなかったが、蓋を開ければアクションとして堅実な作りと原作ライダーファンのツボを付いたネタ要素により「サタケイドがライダーゲーで初めてまともな仕事をした」と賞賛を受けた。いくつかの不満点こそあれど、ライダーファンにとっては買って損の無い作品に仕上がっていると言えるだろう。 **余談 -発売からしばらくの間、一部のファンの間で「実は隠しキャラとして仮面ライダーギャレンが存在するのではないか」と囁かれていた。キャラクター選択画面で、ブレイドの隣((とは言っても、行が変わって3段目の左端になってるが…))が一つ分空いていたためである。サブライダーはバースしかおらず、他にも候補が大勢いる中で数年前のライダーであるギャレンを選んで入れるわけがないが、今作では原作愛のあるネタが豊富だったため、「このスタッフ達なら入れかねない」と考えられていた。その後ほどなくしてROMの解析が完了し、ギャレンのデータが影も形も見当たらないことから彼らの期待は打ち砕かれてしまった。 -およそ1年後の2012年8月2日に次回作である『[[オール仮面ライダー ライダージェネレーション2]]』が発売された。ギャレンはもちろん、その他にもキャラが大幅に追加されている。 #br

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