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ハシビロコウとメジェド - (2020/01/22 (水) 21:43:18) の最新版との変更点
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*ハシビロコウとメジェド
【はしびろこうとめじぇど】
|ジャンル|アクション/パズル|&image(https://img-eshop.cdn.nintendo.net/i/7aee406d954a91e681bc445022ce58fa0b88f3d5ea22a5e7a49016c2652fddaf.jpg,height=160)|
|対応機種|ニンテンドースイッチ|~|
|メディア|ダウンロード|~|
|発売元|PLiCy|~|
|開発元|Hayakawakoji|~|
|発売日|2019年7月25日|~|
|定価|880円(税込)|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|セーブデータ|3個|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|シンプルかつ不思議なゲーム|~|
**概要
原作は個人製作ゲームの作成、投稿、公開を可能とするサイト、「PLiCy」に投稿されたアクション・パズルゲーム。~
シンプルなゲーム性とシュールな世界観が特徴である。~
原作はフリーゲームに該当するがここでは執筆対象外であるため、フリーゲーム版の特徴については割愛する。
**システム・ルール
-『[[スーパーマリオブラザーズ]]』のような8bitで描かれる世界で繰り広げられる2Dアクション/パズルゲーム。
-ステージひとつひとつがパズルの面のようになっており、制限時間内30秒(かんたんモードでは60秒)に以下のことをすることで次の面に進める。
--1:マップに表示された全てのバナナをとる。
--2:現れた電話ボックスのような拠点にたどり着く。
-アクション
--原則、移動とジャンプと銃撃の3種類のみ。
--道中で銃を拾うこととなり、拾った銃に応じて銃撃も変化していく。弾数は無制限。
-ギミック
--銃は岩で出来た足場の破壊に必要となる。(鉄で出来た足場は破壊できない。)
---ゴールにたどり着くためには壊してはいけない足場といったものも存在。どの足場を壊すかを考えて行動する必要がある。
--その他、お化けや醤油のミサイルといったダメージを与えるギミックがあり、触れるとそのステージの最初からやり直し。
--制限時間も設けられており、それまでに電話ボックスにたどり着けなければそのステージの最初からやり直し。
--空中を周期的に移動する足場も登場。ビスケットのような足場は担いで運ぶことが出来る。場合によっては、空中浮遊する足場に乗せて運ばなくてはならないことも。
-評価
--クリアにかかった時間に応じてランクづけ(高い順にGOD,A+,A,B+,B,C)される。
-最終ステージ
--16面分のステージをクリアすると挑めるようになるステージ。
--これまでの面がニンテンドースイッチのひと画面に収まっていたのに対し、広大なステージとなる。
--マップに散らばるバナナを一定数拾うことで時間の制限を解除できる(後述のかんたんモードでは開始時から時間無制限となっている)。
--ラスボスとして、ラーメンを食べるネコ''の手''と戦うことができるようになる。ネコの手の体力ゲージを0にすることでクリア。
--その他、マップ中にある全てのバナナを取る、大ジャンプをしてメダルをとる、といったことをすることで隠されたメダルを集めるといったモードも搭載されている。
-かんたんモード
--制限時間が通常の倍になる。
--また足場が多く出ており、高いところに上りやすいステージ設計になって居る。
**評価点
-シンプルで奥深い
--とれるアクションの数が限られているのでゲームにとっつきやすい。
--それでいて、クリアのためバナナをどの順番に取るか、どの足場を壊さずに残しておくかも意識しなくてはならない。
--難易度の調整もされており、面が進むにつれ、絶妙に難しくなっていく。
---かんたんモードでは、敵や足場の配置が絶妙に攻略しやすいように換わっている。ゲームが苦手な人でも安心である。
-不思議な世界観
--ゲーム中には、様々なキャラクターやギミックが登場する。そのジャンルは脈絡がなくレーザーを放つ目玉の魔物がいると思えば、醤油注しの砲台が行く手を阻み、合掌造りのある雪国を乗り越えた先に、ラーメンを食べるかわいらしい猫(ラスボス)が待っている。
--タイトルにもなっているハシビロコウの使い方も不思議。きちんとゲームに居るにはいるが、画面の隅につっ立っているだけで役目がない。
--Game overやTime up時は、おりんの「チーン」という音がなる。
--文面だけでは評価点とも取りにくいかもしれないが、本作のかもし出す不思議な雰囲気は間違いなくプレイしたら印象に残るであろう。
**賛否両論点
-歩行速度
--最終ステージを除いて、歩くスピードが遅い。
--小さな足場を上へ上へと進むゲームなので、足場の踏み外しは起こりにくくなる。
**問題点
-ボリューム
--シンプルという評価点にもつながるところではあるが、ひととおりクリアするのに要する時間は2時間程度。価格相応とはいえるが。
-やりこみの余地が少ない
--タイムアタックといったやりこみを見出せないと、長期的に遊ぶのは困難。
--ステージクリアにかかった時間測定に関して、あまり力が入って居合い。コンマ以下の時間は測定してくれない。
--評価付け(GOD~C)に関しては、過去の最高ランクが掲載される。しかしかんたんモードでクリアした場合と通常モードでクリアした場合の区別がされていない。
**総評
簡単ながらも頭を使わないとクリア出来ない調整のなされたゲーム。
やりこみ要素は少なめで長期的に楽しめるものではないのだが、独特でシュールな世界観も特徴的でありプレイすることで何かしらの印象に残ることは間違いない。
*ハシビロコウとメジェド
【はしびろこうとめじぇど】
|ジャンル|アクション/パズル|&image(https://img-eshop.cdn.nintendo.net/i/7aee406d954a91e681bc445022ce58fa0b88f3d5ea22a5e7a49016c2652fddaf.jpg,height=160)|
|対応機種|Nintendo Switch|~|
|メディア|ダウンロード|~|
|発売元|PLiCy|~|
|開発元|Hayakawakoji|~|
|発売日|2019年7月25日|~|
|定価|880円(税込)|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|セーブデータ|3個|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|シンプルかつ不思議なゲーム|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
原作は個人製作ゲームの作成、投稿、公開を可能とするサイト、「PLiCy」に投稿されたアクション・パズルゲーム。~
シンプルなゲーム性とシュールな世界観が特徴である。~
原作はフリーゲームに該当するがここでは執筆対象外であるため、フリーゲーム版の特徴については割愛する。
**システム・ルール
-『[[スーパーマリオブラザーズ]]』のような8bitで描かれる世界で繰り広げられる2Dアクション/パズルゲーム。
-ステージひとつひとつがパズルの面のようになっており、制限時間内30秒(かんたんモードでは60秒)に以下のことをすることで次の面に進める。
--1:マップに表示された全てのバナナをとる。
--2:現れた電話ボックスのような拠点にたどり着く。
-アクション
--原則、移動とジャンプと銃撃の3種類のみ。
--道中で銃を拾うこととなり、拾った銃に応じて銃撃も変化していく。弾数は無制限。
-ギミック
--銃は岩で出来た足場の破壊に必要となる。(鉄で出来た足場は破壊できない。)
---ゴールにたどり着くためには壊してはいけない足場といったものも存在。どの足場を壊すかを考えて行動する必要がある。
--その他、お化けや醤油のミサイルといったダメージを与えるギミックがあり、触れるとそのステージの最初からやり直し。
--制限時間も設けられており、それまでに電話ボックスにたどり着けなければそのステージの最初からやり直し。
--空中を周期的に移動する足場も登場。ビスケットのような足場は担いで運ぶことが出来る。場合によっては、空中浮遊する足場に乗せて運ばなくてはならないことも。
-評価
--クリアにかかった時間に応じてランクづけ(高い順にGOD,A+,A,B+,B,C)される。
-最終ステージ
--16面分のステージをクリアすると挑めるようになるステージ。
--これまでの面がニンテンドースイッチのひと画面に収まっていたのに対し、広大なステージとなる。
--マップに散らばるバナナを一定数拾うことで時間の制限を解除できる(後述のかんたんモードでは開始時から時間無制限となっている)。
--ラスボスとして、ラーメンを食べるネコ''の手''と戦うことができるようになる。ネコの手の体力ゲージを0にすることでクリア。
--その他、マップ中にある全てのバナナを取る、大ジャンプをしてメダルをとる、といったことをすることで隠されたメダルを集めるといったモードも搭載されている。
-かんたんモード
--制限時間が通常の倍になる。
--また足場が多く出ており、高いところに上りやすいステージ設計になっている。
**評価点
-シンプルで奥深い
--とれるアクションの数が限られているのでゲームにとっつきやすい。
--それでいて、クリアのためバナナをどの順番に取るか、どの足場を壊さずに残しておくかも意識しなくてはならない。
--難易度の調整もされており、面が進むにつれ、絶妙に難しくなっていく。
---かんたんモードでは、敵や足場の配置が絶妙に攻略しやすいように換わっている。ゲームが苦手な人でも安心である。
--詰んだ時のリトライも非常に迅速に行える。時間内にゴールにたどり着くために何が必要なのか、試行錯誤しやすいシステムとなっている。
-不思議な世界観
--ゲーム中には、様々なキャラクターやギミックが登場する。そのジャンルは脈絡がなくレーザーを放つ目玉の魔物がいると思えば、醤油注しの砲台が行く手を阻み、合掌造りのある雪国を乗り越えた先に、ラーメンを食べるかわいらしい猫(ラスボス)が待っている。
--タイトルにもなっているハシビロコウの使い方も不思議。きちんとゲームに居るにはいるが、画面の隅につっ立っているだけで役目がない。
--Game overやTime up時は、おりんの「チーン」という音がなる。
--文面だけでは評価点とも取りにくいかもしれないが、本作のかもし出す不思議な雰囲気は間違いなくプレイしたら印象に残るであろう。
**賛否両論点
-歩行速度
--最終ステージを除いて、歩くスピードが遅い。
--小さな足場を上へ上へと進むゲームなので、足場の踏み外しは起こりにくくなる。
**問題点
-ボリューム
--シンプルという評価点にもつながるところではあるが、ひととおりクリアするのに要する時間は2時間程度。価格相応とはいえるが。
-やりこみの余地が少ない
--タイムアタックといったやりこみを見出せないと、長期的に遊ぶのは困難。
--ステージクリアにかかった時間測定に関して、あまり力が入って居合い。コンマ以下の時間は測定してくれない。
--評価付け(GOD~C)に関しては、過去の最高ランクが掲載される。しかしかんたんモードでクリアした場合と通常モードでクリアした場合の区別がされていない。
**総評
簡単ながらも頭を使わないとクリア出来ない調整のなされたゲーム。
やりこみ要素は少なめで長期的に楽しめるものではないのだが、独特でシュールな世界観も特徴的でありプレイすることで何かしらの印象に残ることは間違いない。