【すーぱーまりお ろくじゅうよん】
ジャンル | 3Dアクション | ![]() |
対応機種 | ニンテンドウ64 | |
発売・開発元 | 任天堂 | |
発売日 | 1996年6月23日 | |
定価 | 9,800円(税別) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 4個(フラッシュメモリ) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
3Dアクションの偉大なる金字塔 圧倒的な自由度の高さと豊富なアクション 今なお世界中でやりこまれ続けている |
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マリオシリーズ |
【すーぱーまりお ろくじゅうよん しんどうぱっくたいおうばーじょん】
発売日 | 1997年7月18日 | ![]() |
定価 | 6,800円(税別) | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※バーチャルコンソール版より付加 |
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廉価版 | 1998年3月2日/4,800円(税別) | |
配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2006年12月2日/1,000Wiiポイント(税5%込) 【WiiU】2015年4月8日/1,028円(税8%込) |
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判定 | 良作 |
※共通項目は省略しています。
It's me Mario!!
ニンテンドウ64本体と同時発売されたソフトの1つ。スーパーマリオシリーズ初の3Dアクション作品でありながら、その圧倒的な完成度の高さから後の多くの作品に多大なる影響を与えた。
プロローグ
ある日、ピーチ姫からお城の招待状をもらったマリオ。
喜び勇んでピーチ城へとやってきましたが、何やら様子がヘン。
お城へ入るとどこからか響いてきた嫌な声…そう! またまたクッパの仕業です。
クッパはお城を乗っ取り、お城の力の源「パワースター」を絵の世界のアチコチに隠し、ピーチ姫を封印してしまいました。
クッパを倒し、ピーチ姫を取り戻すためには再びパワースターを集めなければいけません。
こうしてマリオの、絵の世界での大冒険が始まろうとしています。
アクション
ステージ
カメラ操作
ストーリーについて
その他
+ | 緑・赤スイッチステージの入り方。ネタバレを含むため格納 |
3Dアクションの黎明期にもかかわらず、極めて完成度の高いアクション性とステージの自由度の高さはプレイヤーのみならずクリエイターからも高い評価を受け、その後の多くの作品に多大なる影響を与えた。
現在ではカメラワークこそ実験段階ではあるものの、3Dアクションの先駆者にして最高傑作と評価する声も少なくない。
『スーパーマリオブラザーズ』が2Dアクションの代名詞となったのと全く同様に、本作も3Dアクションという領域を切り開くと同時に決定づけてしまった、まさに記念牌的傑作である。
+ | 熱心なプレイヤーによる研究・やり込み |
*1 クッパ系コースではクッパの吐く炎から無限にコインを入手できる(炎の海除外)が、これで1000枚以上コインを取ると突然マリオの残機が「-25」まで下がってしまう。詳細は「余談」に記載。
*2 これに加えてラスボスのクッパ撃破時にもう1つ入手するが、これはセーブできないのでただの演出である。
*3 N64と同世代のPSで発売された同じプラットフォーム系3Dアクションゲームである『クラッシュ・バンディクー』3作品はPSの性能的な問題から、コースは狭い一本道(ちょうど『スーパーマリオブラザーズ』を3D空間化したようなゲーム性)になっている。
*4 氏は本作以前にも、海外で稼働したピンボールゲームや任天堂の関係者向けイベント、同じく海外発売のPC向けゲーム『Mario's Game Gallery(Mario's FUNdamentals)』でマリオの声を演じている。
*5 それまではOVAやマリオ系グッズ(学習机やふりかけなど)のCMでアニメ化されたマリオの声は主に古谷徹氏が演じており、『スーパーマリオランド3 ワリオランド』や『サテラビュー』など直近のCMでは富山敬氏(根本的にはワリオ役)や津久井教生氏が演じたこともある。いずれにしても日本人声優。
*6 ただし、杭をヒップドロップで埋めると出てこなくなってしまう。
*7 「HAHAHAHAHAHAHA…」と笑っているように聞こえるのはお約束
*8 カメラがどの角度にいてもボタン一つで一瞬でプレイヤーキャラの背後にカメラが移動し真正面を映す
*9 ポーズ画面からカメラの設定を「ジュゲム→マリオ」にし、Rボタンを押してカメラをマリオに近付けた後Cボタン下を押してカメラを少し遠ざけることでカメラが常にマリオの背後に回るようにする。
*10 3Dスティックがある中心部と、A・B・Cボタンユニットがある右部を持つ「ライトポジション」。
*11 ただし、雪原ステージの冷水では逆に体力が減っていってしまう上、顔を出しても回復しないため、この技は使えない。
*12 「水面に顔だけ出している状態にしない」という策がほぼ使えない。
*13 階段や壁などに、後ろ向きに連続で幅跳びを行うことで無限に加速していき、最終的に衝突判定を速度が上回ってしまい壁や無限ループ地帯をすり抜けるというバグを利用した、海外では『BLJ(Backwards Long Jump・後ろ幅跳び)』と呼ばれるテクニック。振動パック対応版以降はバグが修正されているため、このテクニックは使えない。
*14 ピーチ城1階から2階へ上がる際の暗転がこのマップ読み込み。
*15 YouTubeやニコニコ動画などでこの遊びを取り上げた内容の実況プレイ動画などが多数見受けられている。
*16 https://www.youtube.com/watch?v=X5cwuYFUUAY TTC Upwarp: Ceiling Warp vs Byte Change
*17 画面上では「M25」と表示され、ミスするたびに数値が大きくなっていく。なお、M128でミスすると127ではなく100になる現象があるが、こちらは残機が100を超えているときに100にする処理が行われているもの。
*18 ちなみに8ビット符号なし整数だと231であり、こちらで管理されていると仮定した場合は残機数上限処理により100となる