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*明治維新 【めいじいしん】 |ジャンル|アドベンチャー+シミュレーション|&image(gfhako-306.jpg,width=160,http://www.amazon.co.jp/dp/B000068HIT)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ユース|~| |発売日|1989年9月29日|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|龍馬の性格改悪&br()高知県民と坂本龍馬ファンには絶対お勧めできない&br()最初の選択肢が来るまでが長すぎ&br()''セーブデータを消す''|~| **概要 タイトル通り明治維新を題材にしたゲーム。ADVパートとSLGパートに分けられている。 **問題点 -まずADVパート。坂本龍馬を主人公としたゲームだが・・・。 //--''龍馬がまさかのヘタレ。''元服前でまだおねしょが直らないので江戸まで修行に行かせられる、という残念な導入で高知県民&坂本龍馬ファン絶句である。 //13歳で寝小便しているのは明治時代に土陽新聞で連載されてた『汗血千里駒』に忠実なので問題ない。 --最初の選択肢で『いいえ』を選ぶとゲームオーバー。 --おまけに''最初の選択肢までが長い。''非常にもっさりしており、大多数の人がイメージぶち壊しのゲームに耐えられず最初の選択肢にたどり着く前に脱落する。&br()さらにセーブできるまでも長い。 --フラグ立てが無駄に面倒くさい。 ---一例として剣術修行のパートで一定のレベル(段級位制)を取得しなければイベントが進まないところがいくつかあるのだが、一度目的地に行って「修行が足りん出直して来い」と言われてから初めてその一定のレベルに上れるようになる。 //一部だけかもしれない --場所の移動がかったるい。 ---建物内以外の移動では毎回道を歩くパートが挿入されるのだが、''牛歩かといいたくなるほど非常に遅い。''しかも途中からは敵とのエンカウントがあり、ほぼ確実に移動ごとに遭遇する。((移動速度を上げたり、エンカウントを回避するアイテムはある。)) ---木に隠れて敵の回避もできるが、後ろからの敵にはたまに味方のゲリラ(反幕派の者で、倒した敵に応じた資金をくれる。隠れると通り過ぎる)が混ざっている。お金を手に入れる手段はこれしかないのでやたらに敵をスルーできず面倒。 ---町の施設間の移動はできず、わざわざ関所などに戻って別の店に行かなければならない。セーブ地点が宿屋にあることやお寺(ドラクエでいう教会)で倒れた仲間を復活させてもらうのに団子3つ買ってくることを考えると面倒。 ---そしてこのパート、どこを歩いても距離は一緒。''江戸の関所~薩摩の関所であっても。'' -SLGパートは前年に発売済み(ファミコン版は翌年)の『維新の嵐』の劣化コピー。 --''江戸城を包囲攻撃して幕府を降伏させるとクリア。''戊辰戦争は江戸城は無血開城した事((そして東北・北海道での戦いへ続いていく。))や[[そもそも戊辰戦争前に龍馬は暗殺された>http://www.kochinews.co.jp/ryoma/ryoma006.htm]]といった誰でも知っている事実すら完全無視。 --ほとんど全員といってもいい人がADVパートで挫折するので、SLGパートにたどり着ける人はほぼいない。 ---よって発売当時はこれがパクリとは気づかれなかった可能性が高い。 --肝心のSLGも、''異常に硬く異常に攻撃力の高い敵を相手に、ほぼノーセーブで攻略''しなければならないという鬼畜難易度。 ---各武将のステータス「気力」が0になると死亡してしまうが、回復手段が限られている(上記の鬼畜性能の敵を倒すことのみでしか回復できない)。&br()無駄な行動で気力を消費した状態でセーブしてしまうと、気力不足→敵倒せない→気力回復しないのループで詰む可能性がある。 -ある問いに「いいえ」と答え続けてると、セーブデータを消すと脅迫してくる。&br()「はい」と答えてシナリオに従う必要があるが、「いいえ」と答えてしまうと''プレイ中以外のものも含め、すべてのデータが消される''。 --この問いは''セーブができるようになるより先に出てくる''ので、初回プレイではなんの影響もない。 //↑それが本当ならセーブできるまでにやる気そがれるな //↑参ったことに本当なんです。最初からいる仲間の「みぞぶち」がセーブポイントの宿屋に行かせてくれないので、段位が初段に→勝海舟に会う(セーブが消されるのはココ)→いろいろあって「なかおか(中岡慎太郎)」が仲間になる→なかおかの手形を探す途中敵の武士に襲われる→おじげづいてみぞぶち脱落→ここでやっとセーブ可能に。 --そもそも''セーブデータ''という言葉が時代背景ぶち壊し。 -とはいいつつ上記の問題点すべてが「当時のファミコンゲームでは当たり前」のレベルであってどうこういうほどのレベルではない。もっと理不尽なソフトは山ほど存在する。