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GOD HAND」を以下のとおり復元します。
*GOD HAND
【ごっどはんど】
|ジャンル|アクション(ゴッドアクション)|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/41iiwdM29KL.jpg,width=120)|&amazon(B000P31PW4,width=120)|
|対応機種|プレイステーション2|~|~|
|販売元|カプコン|~|~|
|開発元|クローバースタジオ|~|~|
|発売日|2006年9月14日|~|~|
|定価|7,140円|~|~|
|廉価版|PlayStation2 the Best&br()2007年6月28日/3,129円|~|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~|
|~|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|~|
|ポイント|全編コメディ・パロディ全開の3Dアクション&br俺の右手はゴッドハンド(それ以外は生身)&br多彩すぎるアクション&br''人を選ぶ高難易度''|~|~|
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#contents(fromhere)
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**ストーリー
遥か昔、魔王サタンによって支配されつつあった地上に一人の救世主が現れる。~
彼は両腕に宿した神にも等しい力で魔王サタンを倒し、世に平和をもたらした。人々はその男を畏れ敬い、「ゴッドハンド」と称した。

それから長い年月の後、旅の青年ジーンは、ふと立ち寄った町でならず者に襲われていた娘オリヴィアを助ける。~
オリヴィアを逃がすことには成功したが、ならず者の強さは人間のそれを遥かに超越していた。~
ジーンは奮戦するも全く歯が立たず、なす術もなく「ゴッドハンド狩り」の名の下に右腕を切り落とされてしまう。~
絶望と失意の中、オリヴィアから伝説のゴッドハンドを右腕に授かり、神の力を手にしようとする悪魔達との戦いに挑む。

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**概要
素手による格闘戦を主体とした3Dアクションゲーム。ディレクターは『バイオハザード』シリーズを手がけた三上真司。~
//三上氏はDMCに関わってない(第4開発部の部長で神谷英樹にバイオ4として作ったのをデビルにして販売する指示を出してはいるが)
クローバースタジオ名義の最後の作品。
上記のストーリーを見る限り一見硬派な世界観と思えるが、その実態は様々なパロディやギャグ要素を内包したPS2でも指折りのバカゲーである。

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**ゴッドアクション(操作法)
-基本技
--100種類以上もの「基本技」から任意の技を各ボタンやコマンドにセットし、多彩な技を自由な順番で繰り出すことができる。
--基本技はジャブ,フック,ローキック,サイドキックといった小技だけでなく、サマーソルト,とび後廻し蹴りなどの派手な技、正拳突き,タメ・アッパーなどの重い技、酔拳,発剄などの中国拳法まで様々。
--火力重視、繋がり易さ重視など、好みに合わせてカスタマイズできる。

-回避行動
--本作を攻略する上での肝。右スティック上入力でスウェー&ダッキング(上段攻撃回避)、左右入力でサイドステップ(無敵時間の短い左右回避)、下入力でバック転(無敵時間が長めの後方回避)の3種類を使い分ける。
--攻撃後のモーションキャンセルにも活用できる。特に下記のガード崩し技は攻撃後の隙が大きいので、高難易度におけるスウェーやステップによる硬直キャンセルは必須と言えよう。

-ガード崩し技
--敵は連続して攻撃を受けるとガード状態に入る。ここから更に攻撃を加えると、対戦格闘ゲームでいう「はじき」により反撃を食らいやすくなる。
---ガードに入ってから「こちらの攻撃を何回ガードするとはじくか」は、ゲーム中の難易度レベルによって異なる。当然レベルが高いほどはじくまでの回数は少ない。
--そこで敵のガード中に「ガード崩し技」を当てると、敵は一定時間無防備になり、こちらの攻撃で与えられるダメージが上昇する。さらにこちらの攻撃によりピヨリ易くなる((本作では主人公・敵の双方に内部パラメータとしてピヨリ値がある。時間経過で減少))ので、追加攻撃でのダメージ上乗せも可能。また、後述するテンションゲージの回復量も増加するので、ガード崩しからの追撃はダメージ源とテンション回復の双方で重宝する。

-ゴッドハンド解放
--「テンションゲージ」が一定量貯まると、右腕に装着したゴッドハンドギプスを弾き飛ばして、「ゴッドハンド解放」を任意のタイミングで使用出来る様になる。
--開放中は右腕が光り輝き、''一定時間無敵&移動・攻撃速度上昇&全ての攻撃が必中及びガード不可&ゴッドリール技以外の攻撃力強化''という恐るべきチートスペックを発揮する。
--全体的に難易度が高い本作において、強敵を倒す生命線であると共に、強敵にボコボコにされて溜ってゆくプレイヤーのフラストレーションを解放してくれる、違った意味での生命線でもある。
--テンションゲージは敵を攻撃したり、敵を挑発したり、敵の攻撃をスウェーで回避することで増加する。

-ゴッドリール技
--いわゆるシューティングゲームにおけるボム的な必殺技。ゴッドリールストックを消費して発動させる。
--ゴッドリール技にも様々な種類がある。ドラゴンキックに1インチパンチといったカンフー映画さながらの技や武闘神拳に蹴り嵐などのカッコイイ乱打技、ゴッドの力で出現したバットによるゴッド本塁打で敵を吹っ飛ばす技、直接攻撃の他にも体力を回復するゴッド瞑想、&bold(){敵に土下座して攻撃の手を緩めてもらうゴッド☆土下座}など。
--スロットのようなリールから技を選択する形式になっており、中にはスカ(ハズレ)も混ざっている。スカを選ぶとタライが降ってきて、微量のダメージとどこからともなく笑い声が飛んでくる((只のおバカな演出かと思いきや、この「スカ」は演出中無敵であり、アイテム消費なしで回避困難な攻撃をやり過ごせるため、不慣れなうちは重宝する。))。

-敵に特定の技などを当てると、敵を画面奥に吹っ飛ばすことができる。
--吹っ飛ばしの効果音やエフェクトが派手で気持ちいい。重力を半ば無視した軌道で壁に激突するまで吹っ飛ばす技もあり、近寄ってきた敵がそれらの技で真横へ文字通り「飛んでいく」様は特に爽快である。

-敵をピヨらせた時・敵が特定の攻撃を使ってきた時などにおいて、○ボタンを押すことでその場の状況に応じた特殊アクションが行えるという、近年の3Dアクションではありがちな要素が存在する。
--このゲームでは長々としたムービーチックなアクションはあまりなく、比較的テンポが良く爽快感の高いものが多い。パンチorキックで[[どこぞの幽波紋>ジョジョの奇妙な冒険シリーズ]]よろしくラッシュを叩き込む''「ボコる」''はその筆頭である。
--多くはボタン連打かレバガチャでダメージが向上する様になっており、バトルの流れを止めない作りになっている。休む間がないとも言えるが。

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**バカゲー要素
-概要でも触れたとおり、本作にはその割とシリアスなストーリーからは想像もつかないギャグシーンや、様々な方面から拝借したパロディ要素が随所に散りばめられている。
--開始直後のOPからして、主人公であるジーンの第一声が「み、水…」と某世紀末救世主を思わせる台詞((ただし『電撃プレイステーション』のインタビューでそのことを指摘された際スタッフは「『カンフーハッスル』をイメージした」と語っている。))。
--そしていざ敵と戦ってみると、ジーンは''「笑龍拳」''なるどこかで見たような技で殴り飛ばすわデブが''空を飛びながら頭突きしてくる''わガタイの良いノッポが''神砂嵐を仕掛けてくる''など、初っ端からいろんなパロディが仕込んである。中ボスとしてカーニバル衣装のマッチョなオカマ兄弟こと''「金さん・銀さん」''が出迎えるというダメ押しも抜かりない。
--他にも''緑のノッポと赤い女王様に青い脳筋''とどこかで見た連中や、ゴリラの覆面レスラー(背中にチャック)、片言の日本語でしゃべる用心棒の侍など、突っ込みどころ満載で非常にカオスな奴らがプレイヤーを迎え撃つ。

-全体的に、どことなく同社製アクションゲームの名作『[[ファイナルファイト]]』を彷彿とさせる要素がある。以下はその代表例。
--車を破壊するボーナスステージの存在
--敵の種類(チンピラ、デブ、女、大柄ノッポ、ナイフ投げなど)
--落ちている角材や鉄パイプや刀などを拾って強力な武器として使用できる
---某大手レビューサイトにおいても、「『ファイナルファイト』を近年のゲームシステム風にリメイクしたらこうなりました、という感じ」という感想を持った人が多く見られる。

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**評価点
-『デビルメイクライ』などとはまた方向性の違う、斬新で爽快なアクションが味わえる。
--ある程度慣れてくるとタイマンではそうそう死ななくなり、敵をボコボコにする快感が得られるようになる。
--主人公は基本的に武器を使わない格闘家タイプであり、上2作の主人公より身体のキレは上。敵が強いことも手伝って、至近距離での息もつかせぬ攻防には本作ならではの魅力がある。特にシビアな見切りと正確な反撃を要求されるボス戦に取り憑かれたプレイヤーも多く、スーパープレイ動画も多数公開されている。
-笑える要素が満載。そのためバカゲーとしても名高い。
-BGMに関しても結構評価が高い。
--ただしサントラが発売されていないため、曲をじっくり聴きたければゲーム内のおまけ要素を解禁するか初回生産特典つきのソフトを購入するしかない((なお初回生産同梱CDには、ED曲をはじめ収録されていない曲がある。))。
---しかも最高にハイなボス戦のBGMは、後述の難易度HARDをクリアしないと解禁されないという仕様になっており、この辺りでも&bold(){開発者のドMプレイヤーに対する配慮}を感じさせる。

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**賛否両論点
-''難易度が非常に高い。''
--本作に「難易度」などはない。''あるのは「難度」だけ''である。と言っても決して過言ではない。
---初回プレイではEASY・NORMALの2つの中から難易度を選べるが、NORMALですら『デビルメイクライ』における DANTE MUST DIE 並とされるほど。EASYが他のゲームでのHARDにあたるようなものであり、1周クリア後に出現するHARDに至ってはNORMALの難易度をさらに超越しており、アクションゲーム屈指の凄まじい高難度と言われるまでになっている。
---NORMALを2周ぐらいして結構余裕で進めるようになったプレイヤーでも、HARDに進むと''最初の雑魚2匹で死んだりする''。後述の仕様により技やステータスが引き継げないせいもあるが、この仕打ちでいきなり心を折られるプレイヤーも居る。
--敵の「難易度レベル(いわゆるゲームランク)」という難易度調整の要素がある。Lv1、2、3、DIEの4段階が存在し、攻撃を食らわず上手く敵を倒していくと、レベルが上昇していき敵が手強くなる。逆に攻撃を食らうとレベルは下がるので、慣れていない段階だと敵のレベルはそこまで上昇しない。そのため、プレイヤーの腕前に応じてある程度ゲーム難易度が調整されるようにはなっている。あくまである程度だが。
--特殊アクションは連打が必要な物が多く気合の要るものが殆どな為、''連打が苦手な人はフルでダメージを与える事も難しい''。
--この高難度ぶりのせいか、売り上げは芳しくなかった。クローバースタジオ製のゲームの中では、『[[大神]]』や『[[ビューティフルジョー]]』に比べて売り上げも知名度も低い。
--アクションゲーム初心者には難易度EASYでも辛いものがある。EASYでさえ、初クリアにコンテニュー3桁行ったプレイヤーはザラ。
---一応敵の攻撃力や体力が下方修正、テンションゲージが溜まりやすい、ゴッドリールストックの最大値が6に増加、難易度レベルの上限が低いなどかなり難易度が下がっているが、元が高いので焼け石に水。
--また、ただでさえ高い難易度をさらに高くするような縛りプレイ((通称「貼り紙プレイ」と呼ばれ、ゴッドリール&ゴッドハンド解放禁止。このプレイをするかどうかはプレイヤーの自由だが、おまけ要素解禁のためにはやる必要がある。))を行うこともできるので、「ドM育成ゲーム」とも称される。
--一方で、ゲームの難易度を大幅に下げるような高性能の基本技や、いくつかのハメ技が存在する。ゲームの爽快感やテンポ向上に一役買っているハメ技もあり、また初心者救済の措置と捉えることもできる。

-アイテムや特定の敵の出現に関して運の要素が強い。
--体力やテンション、ゴッドリールストックの回復アイテムはランダム出現と固定配置があるがランダムの方が圧倒的に多い。ランダムで回復アイテムがどれだけ出現するかでゲームバランスがかなり変わってくる。
--道中のザコ敵を倒すと一定の確率で「悪霊」という、一見するとそれこそ悪魔のような外見の敵が出現する((一部、固定配置の敵もいる。))。異様に速い攻撃モーション、一発で主人公の体力を最低でも3分の1もっていく攻撃力、テレポートじみた高速スライド移動など、他のザコとは一線を画すプレイヤー泣かせの強敵である。((通常の雑魚敵は初期位置から一定の距離まで主人公が逃げると引き返していくのだが、悪霊はそのエリア内を執拗に追いかけてくるので振り切れないのもキツイ。せめてもの緩和策なのか、悪霊との戦闘中は他の雑魚敵が一歩退いた位置に移動し、攻撃してこないようになっている))
---敵を倒すと出現し、なおかつ倒せば倒すほど出現率が上昇するので、「満身創痍になりながらも敵の集団を全滅させて一安心→悪霊が出現して一瞬で絶望する」というケースがままある。
---ご丁寧にも、本作のSTAGE1-1(いわゆるチュートリアルステージ)は、「''倒すと必ず悪霊を出す敵が2人いる''」というステージ構成。2人目はスルー可能であることを差し引いても、明らかに殺る気マンマンである。((この「1面から殺る気マンマン」なのは、これまた同社製「魔界村」シリーズを彷彿とさせる。道中の雑魚を倒していると、突然レッドアリーマが出現するようなものである))

-クリア後の引継ぎ要素が無く、次の周回でもまた一から金を集めて主人公を強化したり技を買ったりしなければならない。
--2周目以降のプレイでも一定の歯応えのあるゲーム性を強制させている。多くのゲームに周回引き継ぎの要素がある昨今では、比較的ストイックな設計。
--一応その難易度の2周目以降では、「金を拾った時の入手額が2倍に増える」 「最初からほとんどの技や能力強化アイテムを購入可能」 という特典はあるが、それでも技やアイテムを十分に買い揃えるにはかなりの金額と時間が必要。
---このゲームではステージの進行中に無限に金を稼ぐことは困難であり、金を稼ごうとすれば基本的にはゲームを先に進めるか、運要素のあるカジノのミニゲームを延々繰り返す作業をしなければならない。
---そしてせっかく金を稼いでも、次の周回ではまた初期状態から仕切り直しになる。
--そして激闘の末、高威力の隠し技を購入すると、人によっては今度は&bold(){雑魚が簡単に死にすぎて物足りない}という感想を抱いたりする。

-エンディング
--本作のノリと難易度を楽しめた人には抱腹絶倒モノのED曲。一言で表現すれば''昭和のロボットアニメのOPを思わせる曲調で、ゴッドハンドの強さやオリヴィアへの不満を歌い上げる''という非常にカオスな代物。
--逆に「買ったからにはクリアしたが、苦しめられた思いしかない」という人は、軽い怒りを覚えるかもしれない。

-字幕は入るが全編英語。
--洋ゲーのような雰囲気に合ってるといえば合っているのだが、ギャグの数々を日本語で聞けないのは残念でもある。

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**問題点
-ステージセレクト機能が無いため、苦手なステージが気軽に練習できず、好きなステージで遊ぶこともできない。
--一応「闘技場」というものがあり、そこで本編に登場したほとんどの敵と自由に何度でも闘うことは可能。ただし専用マップで難易度レベルも固定されており、本編と同じ状況で戦えるわけではない。((なおこの闘技場の各ステージは勝利すると賞金が入る(最初の1回のみ)ため、ステージセレクトによる金稼ぎが無いことへの救済措置も兼ねている。))

-操作性に若干の難あり。
--敵へのロックオンが自動であり、対象の変更ができない。誰をロックオンしているのかも視覚的に確認できない。タイマンでは余裕なプレイヤーでも、複数の敵と対峙すると半ばハメられて死亡ということも。((「正面の敵の攻撃ラッシュをスウェーで避けていたら、隣の敵がつかみ技を仕掛けてくる」「複数の雑魚敵ラッシュ or 連打系の攻撃 によりダメージ蓄積→ピヨリ→更にダメージ確定」など、慣れないうちは回避困難。))
---しかも木箱や壺等のオブジェクトまでロックオンの対象になる為、目の前の敵を無視して横の木箱を攻撃することも。
--強制的に対多数戦となる箇所が多く、その度に解放やゴッドリール技を使うと初心者は容易に詰んでしまうだろう。

-難易度が高いため、性能の低いおバカな技を見るためだけにストックを使用するのは困難。

-ガードができない。
--回避をメインにしたシステムだが、敵は普通にガードしてくるし、やはり直観的な操作としてガードが欲しかったプレイヤーも多い。
---ちなみにガードができないのは開発陣の「(ガードは)格好悪い」という考えから((『ビューティフルジョー』シリーズも同じ理由でガードが存在しない。まあアニメ版ではガードを使っていたが。))。たしかに敵の攻撃を受けて固まっているよりは華麗に避けてカウンターを決めた方が格好いいのかもしれないが・・・。

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**総評
隠れた名作、知る人ぞ知る神ゲーならぬゴッドゲー。あるいはバ神ゲーとでも言うべきか。
このご時世にこんな難易度のゲームをリリースすれば普通は「調整不足のクソゲー」と評されかねないのだが、それを補って有り余る爽快感がある。激烈な敵の攻撃をスウェー回避→カウンターで吹っ飛ばすようになる頃には、カタルシスの虜になっているはず。
まさに本作には''「ドM仕様」「バカバカしい」という褒め言葉''が良く似合う。

ただ、難易度が非常に高いゆえに万人向けとは言えない点や、引き継ぎ要素が無く好きな技・好きなステージで自由に暴れられないなど、痒い所に手が届いていないのが確かに惜しい。

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**参考動画
//#region(スーパープレイ)
//STAGE1-1
//&video(http://www.nicovideo.jp/watch/sm809420)

//FINAL-STAGE デビルハンド戦
//&video(http://www.nicovideo.jp/watch/sm1476483)
//#endregion
//ネタバレにもなるし、必殺技集はともかく、スーパープレイはこういう所で紹介するものでもないと思う

#region(ゴッドリール技集)
LV1 ゴッドリール技集
&video(http://www.nicovideo.jp/watch/sm1841541)

LV2~LV3 ゴッドリール技集
&video(http://www.nicovideo.jp/watch/sm2673004)
#endregion

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**余談
-本作の開発に携わったスタッフの多くがプラチナゲームズに移籍し、『[[ベヨネッタ>BAYONETTA]]』を開発した。
--『ベヨネッタ』には、本作と共通する要素もいくつか見られる。((例として、本作で見られるジーンvsアゼルのオラ無駄ラッシュ合戦がvsジャンヌ戦にほぼそのまま引き継がれている。))
--更に、いい意味でのバカバカしさは『[[メタルギアライジング リベンジェンス]]』に受け継がれている。

-本作のヒロインであるオリヴィアはかなりの人気。主人公に向かって斧をチラつかせ無理難題を強要しながらも、時折見せる女らしさがドMなプレイヤーのハートを鷲掴みに。「あのツンデレぶりが堪らない」「クリア特典として、(デビルメイクライの)スーパーダンテ仕様でオリヴィアを操作したかった」&bold(){「いや、あの女なら斧一本で十分だろ」}など、某掲示板にて盛り上がったことも。

-カプコンの格闘ゲーム 『VS. シリーズ』 には、近年ではクローバースタジオ製のゲームから『ビューティフルジョー』や、『大神』のキャラクターが参戦しているが、本作からの参戦は現在のところ無い。

-本作は『大神』ヒット後の作品として世に出た訳だが、『大神』で同社のファンとなり本作に飛び付いた結果、そのあまりに対極的な難易度により呆然としたプレイヤーがネット上に散見された。それほど『大神』はクローバースタジオを有名にしたという証であろう。
--本作の攻略本の帯に“''ゴッドゲーム第一弾''”と書かれているが、クローバースタジオが解散してしまった事もあってか続編は出されていない。

-公式サイトは様々なミニゲームが仕込まれていて面白い。ちなみにミニゲーム中に「TARAI」を避けると…?

-シルバーゲーマーとして有名な加山雄三氏は、本作を発売日に購入後、&bold(){翌日の}ラジオ番組でクリア報告。放送を偶然聞いていたプレイヤー達は耳を疑ったが、「寝ずにやってやっとクリアした。エンディング後の唄がいいよ、笑ってしまった」とのコメントから本当の事だと後日思い知ることとなった。

-本作は三上真司氏が『[[biohazard 4]]』の次に手がけた作品であるためか、同作と同じ仕様が多く見られる。
--例:左スティックによる主人公の操作、カメラの位置、プレイ中に可変する難易度、跳び後ろ廻し蹴りのモーション、ロケットランチャーのモデリング等。

-『電撃プレイステーション』の“痛そうな技トップテン”に本作のキンテキがランクインした。

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//GODHAND

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