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仮面ライダークウガ」を以下のとおり復元します。
*仮面ライダークウガ
【かめんらいだーくうが】
|ジャンル|対戦格闘|&amazon(B00005OVEF)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|バンダイ|~|
|開発元|KAZe|~|
|発売日|2000年12月21日|~|
|定価|4800円|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|ハードコアな原作から生まれた空気ゲー|~|
|>|>|CENTER:''[[仮面ライダー対戦格闘シリーズリンク>仮面ライダー対戦格闘シリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
同名の特撮番組を原作としたゲームソフト。仕様はPS用ソフト『[[仮面ライダー>仮面ライダー (PS)]]』『同・V3』に準じているが、操作方法は簡略化されている。

**登場キャラ
-クウガのフォーム(全て別キャラ扱い)
--マイティ、ドラゴン、ペガサス、タイタン((以上は条件を満たすとライジング化できる。))、グローイング、アルティメット
-グロンギ怪人・ズ集団
--グムン、ゴオマ、メビオ、バヅー、ザイン
-同・メ集団
--バヂス、ギイガ、ビラン、ガルメ、ガリマ

**評価点
-劇中で怪人が発したグロンギ語の台詞が、そのまま怪人の技名になっている。

-クウガの各フォームが、勝利時にいかにもなヒーローっぽい「勝ちポーズ」を取る。
--番組では、リアリティ重視などの理由から「クウガにはかっこいいアクションをさせてはいけない」という制作上の掟があった。

-ストーリーモードは、勝利条件が「一定時間生き残れ」「特定の技で倒せ」と、原作に合わせたものになっており、再現度は高い。
--同モードのエンディングでは、原作のEDテーマ『青空になる』が流れる。

-OPデモのクオリティはPS1であることを考えると結構高い。ただし、クウガのダッシュのモーションが不自然である。

-クウガが登場しているゲーム作品の中で唯一、主人公の五代のキャストが原作通りのオダギリジョーとなっている。
--他のクウガが登場しているゲーム作品([[バトライド・ウォー>仮面ライダー バトライド・ウォー]]、[[クライマックスヒーローズ>仮面ライダー クライマックスヒーローズ]]など)では、別のキャストが担当していた。

-平成ライダーゲーの中では唯一同キャラ対戦が行える。
--とは言っても『仮面ライダー』『V3』でも可能だったので、これは正確には「本作の長所」というより、「できなくなった『[[アギト>仮面ライダーアギト]]』以降の欠点」と言うべきである…。

**問題点
-ゴ集団以上の怪人が、バトルキャラとしては一切登場しない。
--慢性的に制作スケジュールが遅れていた上に一種の秘密主義で作られていた番組なので、無理もないが。
--デジタルカードには登場している。

-デジタルカードは、『仮面ライダー』のゲーム同様既に入手済みのカードを何度も入手してしまう。『V3』では救済措置があったのだが。
--更に、入手に条件が設定されているカードもあるのだが、それ以外のカードを全て揃えてもカードを引き続ける事ができるため、カードポイントを無駄に消費してしまう事も有り得る。
---「2P対戦で何十回勝て」など、気付きにくい条件のものが何枚もある。

-フォームチェンジ機能が無い
--本編では魅力的なアクションであるフォームチェンジ機能がゲームには搭載されていない。このため、劇中の様に超変身を再現することが不可能である。

**総評
-原作番組は、子供向けとは思えないほどハードな内容で話題となり、高年齢層の視聴者を得る事ができたのだが、本ソフトは明らかに子供向けの単純な内容であり、当時のファンの間でも特に話題にはならなかった。
--ネタ面も特筆すべき程ではなく、かといって『[[555>仮面ライダー555]]』『[[剣>仮面ライダー剣]]』の様にクソゲーと叩かれるわけでもない、歴代ライダー格ゲーの中でも''良くも悪くも空気''的存在のソフトとなっている。

-なお、本ソフトのスタッフロールには原作番組の東映側プロデューサーが「監修」としてクレジットされているのだが、ゲーム内容にどこまで口を出していたのかは定かではない。
--付記しておくと、彼は番組の制作を''実質1人で完全に仕切り''、児童誌や絵本の記述などにも細かく指示を出していた事で知られている。

-そもそも本作は''原作の内容的に格闘ゲームに向いていなかったのではないか''という根本的な問題もあるのだが…。

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