「神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY」を以下のとおり復元します。
*神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY
【かみじじげんげいむ ねぷてゅーぬりばーすすりー びくとりぃー せんちゅりー】
//V、VIIと違って公式サイトでVにビクトリィーってルビ振ってないけビクトリィーで読みあってるんだろうか?
|ジャンル|RPG|CENTER:&amazon(B00O4XHH2I)|&amazon(B00O4XHHK0)|
|対応機種|プレイステーション・ヴィータ|~|~|
|発売・開発元|コンパイルハート&br()FELISTELLA|~|~|
|発売日|2014年12月18日|~|~|
|定価|通常版:5,800円&br()限定版:7,800円&br()DL版:5,048円(全て税別)|~|~|
|レーティング|CERO:C(15歳以上対象)|~|~|
|判定|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~|~|
|ポイント|「V」のリメイク&br()UIの向上と豊富な無料DLC&br()キャラクターチャレンジ依存のシステム|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ネプテューヌシリーズリンク>ネプテューヌシリーズ]]''|

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**概要
-『[[神次元ゲイム ネプテューヌV]]』のリメイク作品。シナリオは『[[Re;Birth2>超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth2 SISTERS GENERATION]]』の直接の続編となっている。
-シナリオはVほぼそのままだが、新たにプロローグや追加エピソード、サブイベントが追加されている。
--また前作Re;Birth2が事前にシナリオがほぼそのままであった事がわかっておらず批判があったためか、今作は最初からシナリオはほぼ同じで新たに追加エピソードを入れた事が明言されている。
--その追加エピソードはグリーやモバゲーをパロったであろう「リグー」と「バモー」が登場。
-メーカーキャラと教祖(と「ベールのアイドルプロデュース」イベント)は無料DLCとして登場し、女神10人に加えて初代コンパを除いたVにいた9人全員とアイエフ(大人)、コンパ(大人)、5pb.、RED、ケイブ、イストワール、神宮寺ケイ、西沢ミナ、箱崎チカの9人が登場し28人となった。(ただし教祖達はイベントなし)
-ネプステーションも不評だったレビューが削除された事以外はほぼそのまま続投している。
-主題歌が「神次元!ふぉーちゅん・まてりある」から「Rave:tech(^_^)New;world」、エンディングが「ヴィーナス女神っくす!」から「トゥルーエンド プレイヤー」に変更された。

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**主な変更点
-戦闘システム
--「mk2」と「V」の間の子。従来のエグゼドライブゲージとSPは統一され、最大値が1000で固定、SP技やエグゼドライブ(250毎にゲージ1本扱い)の使用の際に消費。ヒットの際にちょっとずつ溜められ、ダンジョンの脱出では回復、初期化ともにしなくなった。
--EXフィニッシュはVでは任意に4つつけられたが、今作では「ブレイク」「パワー」「ラッシュ」にそれぞれセットできるものが決められており、セットできる数もそれぞれ一つの合計3つとなった。
--女神以外のキャラには女神化の代わりにステータスが上昇する「覚醒」が追加された。
--また敵の弱点・耐性となる属性やアイテムドロップの成否が目視できるようになった。
--そのためか「エグゼドライブゲージが貯まりやすくなる」「アイテムドロップ率アップ」の仕様書が無くなっている。
--リーダースキルの追加。パーティリーダーにしているキャラごとに固有の効果が発生するようになった。

-なりゆき☆ダンジョン
--見聞者システムは「なりゆき☆ダンジョン」と統合。固定スキルの違う見聞者と一緒に探検し、上手く行けば様々なアイテムや仕様書を得られる。またランダムで見聞者に2つ目のスキルを習得させる事ができる、こちらは上書き可。しかし敗走時に前作同様装備全ロストに加えて、見聞者も敗走したフロアに取り残されるようになっている。
--ステラちゃんにボイスが追加された。
--装備と見聞者を変えない限り結果が毎回固定されるため前作のようなセーブ&ロードを使用した方法は取れなくなった。((別の形でセーブ&ロードを生かす方法はあるが))

-隠しブロック
--トレジャーサーチが廃止され、代わりに半透明のブロックをジャンプで叩く形となった。
--トレジャーサーチ同様にランダムで装備品や仕様書なども手に入り、何もない場合はクレジットが出る。

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**評価点
-原作の有料DLCが、レベルキャップ解放及び追加ダンジョンを除き初めから実装済。
--衣装、プロセッサ、イベントなどが初めから実装されている。メーカーキャラ、教祖も後に「無料」で配信された。

-イベントの増量
--トゥルーエンド後の追加イベントの内容こそ酷評されている(下記参照)が、前作のような使い回しイベントではなく、新規の内容で音声も完全新録でモデリング使い回しではない新規ボスも追加。
--またメーカーキャラ関連のサブイベントが大幅に増えている、しかもフルボイス。
--原作では一切絡みがなかったユニ、ロム、ラムとのイベントも追加され、メーカーキャラ同士のやり取りやイベントCGもある。
--ピーシェ、プルルートとの絡みがない点が残念だが、メーカーキャラ好きにはたまらない内容である。

-快適さの向上
--ロード時間は全体的に短めでストレスなく遊べる。戦闘画面への切り替えに1秒もかからない。
--『Re;Birth2』で改善されたように、本作も原作とは比べ物にならないほど動作が滑らかになった。
---森林マップなど重い場所で四人女神化すると流石にカクつくが、それ以外のマップであれば安定する。
--前作では最長で25時間もかかっていたなりゆきダンジョンは、最長でも2時間46分40秒と必要時間が見直された。
---見聞者の時間短縮スキルがあればさらに半減できる。ただし貴重なスキル枠を時間短縮に使うのは危険でもあるが。
---失敗時に全ロストする点、イベント中でも帰還のお知らせが表示される点は不評。とは言え前作よりは気軽に挑戦できる。
--逆引き機能が追加され、利便性が大幅に上昇した。
---仕様書やクエスト画面で、討伐対象やアイテムの入手場所・入手方法をすぐに調べられる。
---ただ完璧ではなく、なりゆきダンジョン限定の素材、仕様書やクエストに関係しないアイテムなど同機能で調べられないアイテムもある。
---とは言え、今まで不便だった点が改善されたことでプレイヤーにはかなり喜ばれた。

-毎度定番のスタッフロール
--前作のスタッフロールのラストから物語が続いており、単品でも十分見ていて楽しいものとなっている。

-ビデオの復活
--Re;Birthシリーズでは今までビデオが一切なかったが今回ついに復活し、イベントを見直せるようになった。

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**賛否点
-相変わらずの大量の使い回し
--ダンジョンマップや敵グラフィックの使い回しが多い。そのため新規で追加されたラストダンジョンは、構造や規模が今までのダンジョンと違いすぎていろんな意味で浮いている。
---シナリオの都合上、変えようがなかったとも考えられる。
--またOPも主題歌は空耳を有効活用していたりと好評なのだが、無印のOPのアニメパートの一部を使い回している。((2箇所存在し、片方は無印の「パープル」プロセッサ、もう片方はVの「ロストパープル」プロセッサになっており、また背景も無印と違うので全て使い回されているという訳ではない。))
--空になった隠しボックスを叩くときのボイスが被ダメージボイスの使い回し。「こんな攻撃…っ!」などと頓珍漢な台詞を言うキャラも。

-無料追加キャラの教祖4人、特にイストワールがバランス崩壊レベル
--教祖4人は前作では終盤加入キャラだった事もあって、1~4章という加入時期の早さに対して初期武器の強さが見合っておらず、特にイストワールの武器は魔法キャラのため、INTに劣るSTRですら607、''この時点で手に入るネプテューヌの最強武器の10倍近く強い''、それにも関わらず1章という最序盤で加入する。またそれ以降も値段も途方もなく高いながらもそれ以上の性能の武器がショップに並んでいく(参考までにイストワールの初期武器と同等の武器が手に入るのは、STR特化であるネプテューヌや鉄拳でも6章を超えたあたり)。
---このため1章で発生する強制敗北戦闘すらイストワールがいれば勝利可能となっている。とはいえ崩壊しているのは序盤~中盤あたりまでで、それ以降は女神の方が強くなっていく。

-アイテムコンプの難易度
--一周で一個しか入手できないアイテムを4種の仕様書の素材にしているため、コンプためには最低4週する必要がある。
--同アイテムはトゥルールート限定なので、別エンディングを見ようと思ったら更に2週。拘るプレイヤーには面倒な要素。

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**問題点
-キャラクターチャレンジ
--原作の時点で実績内容がおかしい((一定距離走る、一定回数ジャンプする、戦闘メンバーに入れないなど。通常のRPGプレイヤーが想像する「実績」とはかけはなれた内容。))、設定値が高すぎる((敵撃破のキルマシーンは最大で「50000回」。一回の戦闘で戦う敵は多くて6体。))、そもそも埋めていて楽しくないと不評だったキャラチャレを''改悪した上で''実装している。
--特に評判が悪いのは、攻略に必須の「全能力+100」「コンボ枠追加」「エグゼドライブ」をキャラチャレの報酬(仕様書)として組み込んだこと。キャラ強化のために面白くない単調作業を強いられる。
---エグゼドライブ仕様書の説明文に、「リメイクシステムで、遠回りしてスキルを習得している、とは言わないでください((「エグゼドライブの習得が面倒くさくなった、とは言うな))」という記述がある。またエグゼドライブのチュートリアルに「レベルを上げることで習得します」と''嘘を書いている((チュートリアル用の画像をそのまま使い回しているため。一応ネプテューヌの第二エグゼドライブに限りレベルで習得する))''。
---この影響で序盤からいるキャラと、終盤で仲間になるキャラの差を埋めるのが難しくなっている。特にラストダンジョンで仲間になるユニ、ロム、ラムの3人は一軍レベルまで鍛え上げるのに時間がかかる。そのためVでトゥルーエンドルートよりも面倒だと言われたグッドエンドルートは更に面倒くさい。
--上3つほどではないが「リーダースキル」「装備画面の視点変更((前作のデフォルトシステム。))」「メニュー画面でキャラボイス再生((前作では緩い条件の仕様書。))」など、キャラ別にする必要がないものまで組み込んでいる点も不評。
---こちらの説明文にも「Re;Birth3では、キャラクター別に用意した」「キャラクター愛の踏み絵だ。キミはもちろんこの仕様を組み込むよな?」という記述がある。
--「攻撃を空振る」といった極めて難しい一部の項目はオミットされたが、「ダンジョン内を駆けまわる」「敵をひたすら倒す」など数値が異常だったものも回数据え置きで、カウントが倍増するようになる仕様書といったフォローもないのでコンプリートは非常に難しい。ちなみに発売前に''キャラクターチャレンジはVより簡単になった''という旨の発言を公式がしている。確かに項目は減ったが…。
--100%逃げられる「絶対逃走」の仕様書をオンにすると逃走成功のカウントが増えない、交代を連打すると交代が選択できなくなるなど、キャラチャレ稼ぎの障害となるような不具合がある。前者はディスクメイクで代用できるが、後者は対策のしようがない。
--またVにあったキャラチャレで解禁されるオマケボイスもなくなってしまった。
--V同様トロフィーがないのが唯一の救いか。

-新要素の調整不足
--3段目までしか設定できないコンボに4段目を追加する「コンボ枠追加」。配分がおかしい。
---ネプテューヌとプルルートは3種類全て習得できるのに対し、ネプギアとブロッコリーは2種類、それ以外は1種類しか手に入らない。
---また枠を追加すると、4段目までコンボをセットしないとEXフィニッシュに派生しないようになってしまう。
---最大CPが原作と同じ400で消費CP減少といった調整もないため、消費CPの少ない魔法キャラ以外は取捨選択が必要になる。
--EXフィニッシュは3種に分かれるが、その振り分け方が雑。ほとんどのキャラがパワーかラッシュに偏っている。
---特に酷いのはイストワールで、6つあるEXフィニッシュが全てラッシュ枠でパワー、ブレイクは0のため、実質一つしか使えない。
--衣装や一部装備の値段設定がおかしい。カラバリの衣装はV同様一着250万、ネプテューヌの最強武器が1500万、DLC最強武器に至っては一律1000万、これが28人分もある。
---参考までに2章~10章まで毎回行われるクイズミリオネプを、全ての章で全問正解した場合の特典が100万である。
---原作には資金稼ぎの裏技があった。またそれを自制したとしても、開発と同時に入手できる仕様だったため問題なかった。
---本作と同じ仕様の[[Re;Birth1>超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1]]では、一着5万とシステムに合わせて調整されていた。
---DLCを導入しても資金稼ぎが楽になるような敵もいない。
--隠し宝箱が隠しブロックに変更されたが、原作より面倒になったと不評。
---隠しブロックを叩ける回数を3から5に増やす仕様書があるが、''アイテムが3回目までにしか出ない''という設定ミスにより機能していない。

-キャラ間のバランス
--女神化時に完全回復する『ドリル』チップがぶっ壊れ性能((効果そのものはVと一緒だが、エグゼドライブゲージが別枠のためぶっ壊れでもなかった))。人間キャラと女神(候補生)キャラの格差を大きく広げている。
---同チップがあると、女神化(''覚醒には乗らない'')する度にエグゼドライブを撃てるようになりゲームバランスが崩壊する。2ターンに1度しか撃てない((女神化と女神化解除は同じターンに実行できないため。))とはいえ、全ゲージ消費のネプテューヌ第二エグゼドライブですら少しの工夫で連発できてしまうのは問題と言える。
---人間キャラに「覚醒」コマンドを実装する、コンボリンク((女神5人しか習得しない。コンボをもう1ループ実行できるようになる。))の弱体化((エグゼドライブを使うと4本中3本消費するが、コンボリンクに必要なゲージが1本から3本に増えたため両立ができなくなった))などの調整もドリルの影響で台無しになっている。
---入手時期はクリア後なので、本編中なら問題視するほどの差はない。
--アイエフ(大人)、コンパ(大人)、5pb.、REDの4人は全キャラの中でも特に冷遇されている。偶然か意図的か4人とも追加キャラである。
---この4人の武器が弱すぎる。他のキャラの最強武器(DLC抜き)が大半がSTRかINTが1300~2000前後の中でREDは1100程度((3人に比べたら武器はマシだが前作同様物理特化キャラにもかかわらず、エグゼドライブが魔法属性のためかなり弱い))、3人は1000未満の武器しかない。アイエフに至ってはSTR591という超低ステータス、上記の通りイストワールの初期武器にすら劣る。そのためこの4人をまともに運用するならDLCの購入が必須となってくる。
---特にアイエフ、コンパは強い武器を幼女版、弱い武器を大人版という振り分けをされている((例えばアイエフ(幼女)の下から3番目の武器で670とアイエフの最強武器を簡単に上回る))、製作陣は何か疑問に思わなかったのだろうか。
--リーダースキルの性能差が激しい。
---ネプギアの「シェア補正増加」、ピーシェの「クリティカル率増加」の汎用性が極めて高い。目に見えて与ダメージが増加する。
---一方でプルルート、ノワール、ブラン、ベールは「特定の属性耐性上昇」と効果が限定的で、いまいち活躍の機会がない。
---またネプギアの効果は強いものの女神にしか効果がなく、逆にメーカーキャラには非女神キャラ限定の効果を持つキャラもいるため、リーダースキルを気にすると混成パーティが組みづらい。
--上述したキャラクターチャレンジも差を広げる原因になっている。

-シナリオ関係
--アイエフ、コンパ、ユニ、ロム、ラムの立ち絵がイベントによって表示されたりされなかったりする、また超次元のブラックハート、ホワイトハート、グリーンハートは相変わらずフェイスウィンドウのみ。
---ユニ、ロム、ラムに関しては原作のDLCイベント「オタメシキカン((それまで立ち絵が存在しなかった彼女らに、立ち絵が表示されるというイベント。))」の演出のためとも考えられる。
--仕様変更の影響か、話の整合性が取れていない部分がいくつかある。
---見聞者システムは廃止されたが、クイズの問題やキャラの台詞はそのままなので一部イベントが不自然になっている。
---アイエフが見聞者になった理由を語るイベントがそのまま残っている。見聞者システム自体がない本作では意味不明な内容。
---ネプステーションでは、原作のレビューの項目がそのまま抜かれているので話題が唐突に切り替わる。
---新録ボイスのうちプルルートの声が違和感を感じるほど高い(アイリスハート時はそのまま)。前作のブラックハートやユニでも起きていた問題。
--原作で指摘された女神候補生の扱いの悪さ、プルルートの暴走、ネタ寄りのシナリオなどの問題点はそのまま。
---意図したかは不明だが、スタッフロールが評判の悪かった原作のグッドエンドルートを皮肉ったような内容になっている。
--追加シナリオは荒れやすいソーシャルゲーム絡みである上に、笑える内容でもないため単なる不愉快なイベントになってしまっている。
---内容を端的に言えば「ソーシャルゲームにシェアを奪われたから(当時展開をしていなかったルウィーを除いて)自分たちもソーシャルゲームで対抗しよう」というもので、''コンシューマーゲーム内のイベントなのにソーシャルゲームを肯定する様子を眺める事になる''。
---自社((「ネプテューヌコレクション(現在は終了済み)」というソシャゲを展開していた。))を棚に上げている、ネタにできる立場ではないという指摘もある。
---おまけに追加シナリオでも「プルルートが女神化→相手がビビる」というテンプレ展開が行われた。
---更に「ブランがロム、ラムにキレかけてプルルートが「''泣かせたら私が怒る''」と諌める」という、理由もなくいたぶって泣かせたグッドエンドルートからすれば、お前は何を言っているんだとしか言えない展開がある。これに限らず追加シナリオのプルルートはまともなキャラ扱いされている。~
また本編中では精神年齢が5歳からほとんど成長していなかったはずのピーシェが、プルルートのお仕置きに苦言を言ったりと、追加シナリオでは本編のキャラを理解していないような描写が目立つ。
--二周目以降で、プロローグの''負けイベントで負けられない''という問題が発生する。
---パープルハート対三女神で負ける必要があるが、ステータス引き継ぎ、通常攻撃の禁止設定、ピンチになると防御を繰り返す敵AIの影響で負けるのに時間がかかる。特に通常攻撃縛りが厳しく、状況によっては詰むこともある。勝てない事もないが、SPが尽きた時点でアウト。

-不具合
--現在は修正済だが、キャラの台詞がおかしい(しかも''声優が違う''というテストプレイを怠ったとしか思えないミス)、イベントの時系列がめちゃくちゃになる、ダンジョンに嵌って抜け出せなくなる、未加入キャラの仕様書を組み込むと反映されないなどの不具合が存在していた。

-その他
--周回プレイ時に装備・コンボメイクがリセット、イベントスキップができない((早送りはできるが、文章量が多いため時間がかかる。))、チュートリアルを飛ばせないなど、原作で指摘され、前作では改善されていた問題点のいくつかが未改善。
--ネプテューヌを除いた前作でコスチュームが1着だったキャラは本作でも一着しかない、更にそこにアイエフ(幼女)、コンパ(幼女)が追加された。
--やはり4女神の超次元衣装がなく、原作同様にプロローグの超次元女神3人を倒すと神次元衣装を着ている。前作もだが、使い回しをしているのに何故衣装を減らすのだろうか?

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**総評
新要素は調整不足、キャラチャレは改悪、キャラ格差は相変わらず酷いと、Re;Birthシリーズの中でも特に雑な出来。~
とは言えベースとなったゲームは賛否分かれるとはいえまともに遊べ、有料DLCがほぼ全部入りという評価点もあるため、DLC未経験のプレイヤーや新規なら普通に楽しめるだろう。~
逆に原作をやり尽くしたプレイヤーにはあまりおすすめできない。

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**その他
-予約特典として「ねぷにけ~しょん」のイベントが配信された。「画面の向こうのプレイヤーと話す」設定で、ADVゲームのように選択肢が設けられているがルート分岐はなくややあっさりしている(イベント回想にも登録され、専用イベントCGあり)。なおプレイヤー側に台詞は一切なく、PPや激ノワと違いプレイヤーの分身が自己主張をする事はないため無難な扱いとなっている。
-上記の「ベールさんのアイドルプロデュース」を含む、追加コンテンツパックでVのDLCイベントが再録されたが、その時の女神候補生(ネプギア以外)の立ち絵は「mk2」時代のままであった。
-「マーベラスAQL」は社名変更でどうなるかと思われたが、名前はそのまま続投された。ただし社名変更の影響か、前作から続投しているメーカーキャラで唯一前作とは別人設定。
-特典としてTCG『UNLIMITED VS』のカードが付属したが、ゲーム発売から僅か9日後の12月27日に『UNLIMITED VS』そのものが終了してしまい、事実上の最後に発売されたカードとなった。
-日本一とガストは今回も未登場。あえて言うならRe;Birth1仕様のイストワールも登場しない、せめてイストワールの衣装くらい入れられたと思うのだが。
--もっとも、ここまでくるとどうしても「大人の事情」に触れざるをえない面があるのだが…((日本一ソフトウェアは「ディスガイアチーム」のストライキにより一部のスタッフがアイディアファクトリーに転入したこと、ガストはコーエーテクモゲームス吸収合併により事実上解散されたことでメーカーキャラが出づらくなったと噂されている。))。初代コンパに関してはRe;Birth2でも存在が消されていたため今後も出せないと思われる。
-2015年10月中頃に海外市場向けとしてSteam版が販売された。相変わらず日本から購入はできない仕様(そもそも海外でのVitaの普及が進んでないのと今後展開していくPS4タイトルの宣伝といった事情での展開故に海外市場向けとして販売している。)だが海外版には元から存在しないDLC(グッズ付属のDLC系と上記の予約特典)除いてほぼ全てのDLCが無料化された(ゲームバランスに影響を与える救済DLCのみ有料 なおこのDLCのみ日本からでも購入可能((前2作は本体は代理販売店で比較的楽に入手できたがDLCはつい先日まで扱われておらず制限地域からはトレード以外に入手の術がなかった))
-原作のトロフィー説明文はネプテューヌの一言コメントだったが、普通の説明文になった。
-アトランジャーなど原作にあった版権スキルが削除されている。

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//コンパイルハート,ネプテューヌシリーズ,プレイステーション・ヴィータ,リメイク作

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