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イスパイアル - (2016/08/17 (水) 18:51:05) の編集履歴(バックアップ)
イスパイアル
【いすぱいある】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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オルカ
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稼働開始日
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1983年
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プレイ人数
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1~2人(交互プレイ)
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判定
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なし
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ポイント
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オルカ版ゼビウス 可も不可もない平凡な出来
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概要
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1983年にてかつて存在していたメーカーであるオルカからリリースされたアーケードゲーム。ゲームジャンルは縦スクロールシューティングに該当する。
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詳細なストーリー設定は不明だが、サイケデリック色の強いメカニック空間がステージ舞台となっている。
主なルール・特徴
対空・対地ショットを使い分けて敵を破壊し、シームレスでゲームが進行するゲームシステムはゼビウス』のそれに近い。
自機のデザインがゼビウスの自機である「ソルバルウ」にかなり似ており、敵デザインにも『ゼビウス』に似たものが目立つ。
ちなみに本作は『ゼビウス』と稼動年が同じ。
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操作方法。
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本作はレバーと2ボタンでの操作となる。
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レバーで自機の八方向移動。
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1ボタンで対空ショットと2ボタンで対地ショットを撃つ。
対空ショットは対空敵に、対地ショットは対地敵のみが破壊対象となる。また、敵弾はすべて対空ショットでかき消す事ができる。(デッィップスイッチで消せない様に変更可能)
対空ショットは画面内に1連射しかできないが、対地ショットは2連射が可能。
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画面のレイアウトについて。
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本作は縦スクロールシューティングでありながら、横画面のディスプレイを採用している。
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ゲーム内における画面右端の約4分の1はステータス表示となっている。
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ステータス表示は「現在のスコアとハイスコア」「破壊した対空敵と対地敵の総数」「自機の飛行距離と残機数」「クレジット数」が示されている。
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ステージクリア条件・ミス条件について。
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本作はステージクリアという概念はなく、シームレスでステージが進められる。
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ステージを特定距離進めていくと、画面内がワープ風の変化を起こし、敵の攻撃がより強力になる場面がある。
ワープ変化から一定時間が経過すれば元の状態に戻り、その後は再び変化と通常の繰り返しとなる。
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自機が対空敵や敵弾に触れると一撃ミスの残機制。ミス後は戻り復活となる。
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リリース時期の事情もあり、コンティニューは搭載されていない。
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本作は対空ショットの連射が効きにくく、対地ショットの方が2連射できるという謎性能となっている。
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これは『ゼビウス』と違い、対空ショットと対地ショットの連射性能が真逆。『ゼビウス』は「対空ショットが連射可能・対地ショットが1連射」だった。
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とはいえ、対空ショットはかなり早く飛ぶので、実際のショット感覚は連射時とさほど変わりがない。
評価点
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本作のゲームタイトルから察するに、「超能力をメカニック仕立てにした」というべき世界観を持っており、『ゼビウス』とはまた違った雰囲気を漂わせている。
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グラフィック周りは当時の基準からすればごく普通のレベル。
問題点
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難易度的には「敵が物量作戦で攻めてくる」タイプの難しさであり、その上対空敵の動きが妙にいやらしく、「敵による物量と変則的な体当たりによるコンビネーション」による苦戦は避けられないだろう。
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敵弾を対空ショットでかき消せるものの、かき消しでは追いつかない程に弾をばら撒いてくるのも難易度上昇の拍車をかけている。
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さらには自機の移動速度が絶妙に鈍く、無理に敵や弾を避けようとするとお陀仏となってしまいがちなのも厄介である。
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とはいえ、露骨な初見殺しに遭遇する場面はあまりなく、敵などの動きを見極めれば理不尽に難しいという訳でもない。
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スコアの表示が微妙に見辛い。
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一般的なシューティングであれば「○○○○○○」と表示されるところが、本作ではスコアの下2ケタが何故か改行されており、「○○○○(改行)○○」という表示になっている。
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ステージバリエーションがあまり多くない。
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『ゼビウス』にはないデザインセンスを持つ本作だが、結構早い段階からマンネリを覚えてしまう難点がある。
総評
1ゲームとしての完成度はやや低いが、無難に遊べる出来ではある。
余談
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オルカ作品のほとんどにいえる事だが、家庭用移殖はされていない。
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現状では本作をプレイするのはもちろんの事、動画サイトでのプレイ動画すらも公開されていない。