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D.C.P.K. ~ダ・カーポーカー~ - (2017/02/22 (水) 00:53:51) の編集履歴(バックアップ)
「要強化記事」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。
依頼内容は18禁ADVにとってもっとも重要視されるシナリオについての具体的な問題点や評価点の追記です。
17年5月16日までに改善されない場合は削除対応します。
D.C.P.K. ~ダ・カーポーカー~
【だ・かーぽーかー】
ジャンル
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コスプレでHなポーカー+ドキドキADV
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対応機種
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Windows 2000/XP/Vista
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発売・開発元
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CIRCUS
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発売日
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通常版:2008年3月28日
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定価
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7,800円
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レーティング
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アダルトゲーム
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判定
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なし
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D.C. ~ダ・カーポ~シリーズリンク
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概要
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『I?』と『II』のコラボレーションファンディスク。
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タイトル通り、アドベンチャーの合間にポーカーゲームが行われる。
ストーリー
その日は、星の綺麗な夜でした。
特別なことはなく、とても平和な一日。
初音島の夜は、静かに過ぎていく――ハズでした。
夜空にキラメク三連星。乙女チックで、メルヘンなお星様。
少年は、星空を眺めていました。なんと、ビックリ!
落っこちてきたお星様は、見事、大きな桜の木にぶつかってしまいました。
大きくて、真っ白な光が初音島を包みます。
そして、少年は目が覚めました。そこは見知らぬ森の中。
周りには、見覚えのある友達。
少年は呟きます。
「――ここ、どこ?」
不思議な桜が咲く島の、不思議な夜。
――少年の不思議な旅が、始まります。
(公式ホームページより)
キャラクター
+
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主人公とボイスのあるキャラのみ記載
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赤文字
は攻略対象のヒロインを表す。
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I
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朝倉純一
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朝倉音夢
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芳乃さくら
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白河ことり
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天枷美春
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胡ノ宮環
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紫和泉子
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杉並
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II
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桜内義之
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朝倉音姫
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朝倉由夢
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白河ななか
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天枷美夏
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雪村杏
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月島小恋
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花咲茜
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板橋渉
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杉並
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芳乃さくら
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椎恋
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本作のオリジナルキャラクター。主人公にフォースカードバトルのルールを教える案内役。
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特徴
ストーリーの間に発生するポーカーは「テキサス・ホールデム」のルールで行われる。
賭けに使われるものは、さくらチップとフォースカードの2種類あり、前者は賭けポーカー、後者はフォースカードバトル(以下FCB)と呼ばれる。
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フォースカード
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舞台となる「王都」の通貨「さくらチップ」数枚によって生み出されるカード。レベル1からレベル4の4種類とSP(スペシャル)カードの計5種類が存在する。
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レベル2以上のカードはレベル1数枚分として扱われ、さらに賭けに出した際に特殊な効果を発揮する。
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FCB
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通常の賭けポーカーでは賭けに出されたチップが全て勝者のものとなるが、FCBでは賭けに出されたフォースカードの内、勝者のものだけ所有者に戻り、敗者のものは同試合では使用できなくなる。
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FCBは画面上にいるトップランナーの手持ちを0にすればプレイヤーの勝利となる。ただし、終盤になると他のCPUの手持ちも0にしないと勝利にならない。
問題点
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全体的に低品質なシナリオ
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外伝作品とはいえ、AVGとしてはボリューム不足。
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ヒロイン毎のイベントが似たようなコピペ気味の展開となっており、イマイチ差別化に乏しい。余計にボリューム不足が目につく。
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特に『II』のEDは、対象のヒロインと目が合う→お互いに王都での出来事を思い出す→赤面、という流れがどのヒロインも変わらず、しかも変わる部分はここだけ。『I』のEDに至ってはどのヒロインでも変わらない。
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各18禁シーンはさすがに差別化されているが、いずれも夢オチのようになっている。さらに『II』の場合はいつの間にかベッドで寝ている二人→ベッドからヒロインが着用していたものと同じコスプレ衣装が見つかる、という同じ流れ。
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そもそも『I』と『II』のストーリー自体、物語の流れが似ており、この時点でイマイチ差別化されていない。
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ほぼ作業となる周回プレイ
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この手のAVGで周回プレイは基本だが、本作は上記のようにヒロイン別のイベントがあまり差別化されておらず、周回プレイするほどの魅力が薄い。『I』と『II』をそれぞれ1度クリアした後は作業プレイになりがち。
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ポーカーはルールの都合上、勝敗はほぼ運頼みになるため、2周目以降は非常にだるい。
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特に通常の賭けポーカーはチップが行ったり来たりして勝負がなかなかつかない事も多く、非常に面倒。
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『II』ルートにおける不具合
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FCBは終盤以外でも何故か全てのCPUを手持ち0にしなければならない。FCBのルール説明自体は『I』ルートと同じなので思いっきり矛盾している。
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『I』ルートでは1戦ごとにFCBのデッキ調整が可能なのだが、こちらは4戦辺りまで何故かシナリオがどんどん進んでしまう。
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極端な音量設定
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ポーカー中の和泉子を除くボイスの音量がBGMやSEに比べて何故か異様に小さい。
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ヒロインの数が『I』が5人で『II』が6人と何故か不揃い。
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作中の設定上、さくらをヒロインに出来なかったのは分かるのだが、何故5人にしたのかは不明。
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この結果、『II』ルートではボイスのないトップランカーが登場することに。
おまけモードでポーカーをすることが可能だが、プレイできるのは賭けポーカーのみで、FCBはプレイ不可能。何故?
評価点
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CPUのAIは割とキャラの性格を反映している。
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ノーペアでも強気に出る杉並、こちらが強気にレイズするとフォールドしやすい小恋など。
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初めて『I』と『II』のクロスオーバーが行われたこと。
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コラボ自体は『C.D.C.D.』で行われているが、作中で両作品のキャラが共演したのは本作が初めてである。低品質ながらここは見どころと言えるだろう。
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もっとも、作中では記憶を封印されているという設定上、残念ながらそこまで大がかりなクロスオーバーは見られない。
総評
アドベンチャー+ポーカーという意欲作ではあるが、残念ながらいい評価が得られたとは言いがたい。
『D.C.』が好きな人はプレイしてみるのもいいが、過度な期待はしない方がいいだろう。
余談
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主題歌はyozuca*では無く、Cy-Rim rev.というバンドが担当している。