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ブラッドブラザーズ - (2016/09/10 (土) 17:07:09) の編集履歴(バックアップ)
ブラッドブラザーズ
【ぶらっどぶらざーず】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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アーケード
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販売元
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テクモ
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開発元
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TADコーポレーション
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稼働開始日
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1993年
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分類
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バカゲー
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ポイント
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西部劇風画面固定シューティング 絶妙な難易度でゲームとしては良作レベル ステージクリア時、全てが分かる
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概要
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同社の過去作『カベール』のシステムをほぼそのまま継承した、固定画面のアクションシューティングゲーム。『カベール』は現代戦がテーマだったが、本作は西部劇がテーマ。
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ゴールドラッシュの影で暗躍する大悪党「ビッグ・バッド・ジョン」を倒すべく同志となった、とあるカウボーイとネイティブアメリカンが二丁拳銃とライフルを手に取り戦いを挑むという筋書き。全5ステージ20シーン構成。
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1P側は二丁拳銃を操るカウボーイ、2P側はライフルを操るネイティブアメリカンとなっているが特に性能差は無い。
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タイトルにもなっている英熟語「blood brothers」とは、「義兄弟」という意味も含まれる。開拓民と原住民が手を取り合う設定と図式は非常に熱い。
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なお、敵側もプレイヤー側と全く同様に開拓民と原住民の混成である。その上、西部劇としては明らかにオーバーテクノロジーな兵器や、本筋とあまり関係無さそうなファンタジー要素も平然と加わっている、勢いとシチュエーション重視の世界観となっている。
基本システム
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1レバー+3ボタンで操作。
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レバー操作で自機や照準を動かす。Aボタンで射撃、Bボタンで回数制限はあるが強力なダイナマイト攻撃、Cボタンで緊急回避となるローリングが出る。
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Aボタンでの射撃中は自機は動きを止め、照準のみを動かすこととなる。また、射撃で多くの敵弾を撃ち落して消去する事が可能。
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画面上の敵及び建築物を破壊すると画面下のゲージが減少し、全て無くすとクリアとなる。
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ボス戦では、画面下のゲージはボスの体力の表示として使用される。
特徴
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本作は同社が過去に出した『カベール』のリメイクとも取れる作品だが、この作品も前作同様、画面上の多数のオブジェクトが破壊可能である。
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樽は勿論、家、倉庫といった建築物や、一部の森や岩山も拳銃の連射で破壊出来る豪快さである。
おバカな点
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ステージクリア時の演出
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ステージをクリアすると、破壊しなかったオブジェクトも全て豪快に爆発し、『カベール』同様、軽快な音楽と共に主人公は画面奥に小躍りしながらすっ飛んでいく。
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アイテムキャリア
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ステージ中に豚やイノシシが横切る事があるが、これらは撃つとダイナマイトや一定時間武器が強化される「ライフル」や「マシンガン」を出すアイテムキャリアである。
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その他のバカゲー要素
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ステージ中にふらりと現れる貴婦人を撃つと、スカートをおっ広げながら大量の得点アイテムを放出し、画面端へと走り去っていくという演出がある。
評価点
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序盤は弾数も少なく、弾速も遅い。射撃で消せる攻撃も多いので、初心者にもとっつきやすいと言える。
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プレイヤーの操作も前作のトラックボールからレバーに変更された為、プレイしやすくなったとも言える。
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BGMは数こそ少ないが、通常面でのBGMはノリが良い。
総評
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ステージクリア時の変なステップを代表する奇抜なシーンこそ目立っているが、総じて丁寧に作られている良作である。
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ちなみに本作を開発したTADコーポレーションは変な作風が特徴のデコこと「データイースト」のスピンアウト組が設立した会社であり、以前、『JUJU伝説』で衝撃のデビューを飾った知る人ぞ知るメーカーである。
余談
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ナツメがSFCでリリースした『ワイルドガンズ』は明らかに本作からインスパイアされているゲームだが、こちらも良作。
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西部劇が舞台と見せかけて「SFの世界における西部劇のような文明をもった惑星」が舞台であり、敵はロボットやメカが多い。本作とは外見的な雰囲気はかなり異なっている為、単なるパクリではない。
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同ジャンルの作品は他にも『銃武者羅』(ミッチェル)などがあるが、大体の該当ゲームはとんでもなくハジけている。
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『銃武者羅』は「本能寺の変」直前がテーマの話なのにラスボスが織田信長ではなく「機動要塞である安土城そのもの」だったりするなど、なんかもう色々とおかしい。