この項目ではスーパーファミコンソフト『かまいたちの夜』と、その移植版であるプレイステーションソフト『かまいたちの夜 特別編』、ゲームボーイアドバンスソフト『かまいたちの夜 ADVANCE』の紹介をしています。
【かまいたちのよる】
ジャンル | サウンドノベル | 高解像度で見る 裏を見る |
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対応機種 | スーパーファミコン | ||
メディア | 24MbitROMカートリッジ | ||
発売元 | チュンソフト | ||
開発元 | チュンソフト、アクアマリン | ||
発売日 | 1994年11月25日 | ||
定価 | 10,800円 | ||
配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2007年2月13日/800Wiiポイント 【Wii U】2013年8月7日/800円(共に税別) |
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レーティング | CERO:D(17歳以上対象)(*1) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
選択によって展開が大きく変わる革新的な推理ゲーム サウンドノベルの代名詞的傑作 |
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チュンソフトサウンドノベルシリーズリンク |
チュンソフトが『弟切草』(以下「前作」)に続いて世に出した、サウンドノベルの第2弾。
雪に閉ざされたスキー場のペンションを舞台に連続殺人が巻き起こる、という設定のミステリー作品。シナリオは人気ミステリー作家の我孫子武丸(あびこ たけまる)氏が担当している。
大学生の主人公・透(名前変更可能)は、同じ大学に通う真理(名前変更可能)に誘われ、彼女の叔父が経営する信州のペンション「シュプール」にスキー旅行にやってきた。
真理に好意を抱いているもののなかなか距離を縮めることのできなかった透は、真理からの泊りがけの旅行の誘いに舞い上がるが、やがて「シュプール」で起きる事件に巻き込まれていくこととなる…。
+ | 登場人物(長いので折りたたみ) |
システム
プレイヤーが「解決」するミステリー
ホラーあり笑いありの作風
音楽
ミステリー面のツッコミどころ
+ | 犯人の行動についての指摘、ネタバレ要注意 |
+ | 2人目の犠牲者が出た直後のバッドエンドの問題点について、中程度のネタバレ注意 |
ミステリー編以外のシナリオ
システム面
プレイヤーの推理によって、単に事件が解決するだけではなく、物語全体の展開が根本から大きく変化するという斬新な発想と完成度の高い構成は非常に高く評価され、今なお推理ゲームの傑作と名高い。
プレイヤーは物語上の同じ時間を何度も繰り返し行き来し、推理の情報を集めて事件を解決しようとする、さながら「ループもの」作品の主人公であるかのような冒険を体験する。
何度もバッドエンドを繰り返し、惨劇を経験した末に苦労してグッドエンドにたどり着いた際の喜びは、用意された物語を読むだけの推理小説では決して味わうことができない、ゲームというインタラクティブなメディアでしか味わえない感動である。
【かまいたちのよる とくべつへん】
ジャンル | サウンドノベル | 高解像度で見る |
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対応機種 | プレイステーション | ||
発売元 | チュンソフト | ||
開発元 | アストロール | ||
発売日 | 1998年12月3日 | ||
定価 | 4,800円 | ||
配信 |
ゲームアーカイブス 2011年8月24日/800円(税別) |
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レーティング | CERO:D(17歳以上対象)(*2) | ||
判定 | 良作 |
チュンソフト製のサウンドノベル3作をPSソフトとしてリメイクする『サウンドノベルエボリューション』シリーズの第2作として作られたリメイク版(*3)。
【かまいたちのよる あどばんす】
ジャンル | サウンドノベル | ||
対応機種 | ゲームボーイアドバンス | ||
メディア | 128MbitROMカートリッジ | ||
発売元 | チュンソフト | ||
開発元 | サン・テック、ピカイチ | ||
発売日 | 2002年6月28日 | ||
定価 | 4,800円 | ||
判定 | 良作 |
PS版をベースとした移植作品。