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アーマード・コア - (2018/05/08 (火) 18:28:52) の編集履歴(バックアップ)
ARMORED CORE
【あーまーど・こあ】
ジャンル
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ロボットアクション(TPS)
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対応機種
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プレイステーション
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発売・開発元
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フロム・ソフトウェア
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発売日
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1997年7月10日
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定価
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6,090円(税込)
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廉価版・配信
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PS one Books:2001年11月15日/1,890円(税込) ゲームアーカイブス(PS3専用):2007年7月26日/600円
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判定
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良作
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アーマード・コア シリーズ 作品リンク
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ストーリー
『大破壊』と呼ばれる最終戦争によって、人類が地上を追われ、その居住を大地の底に移して半世紀。
「国家」という概念は既に無かったが、それに代わって台頭した「企業」同士の争いは終わる事はなかった。
総てが「企業」に管理される世界で、唯一、それに含まれない存在があった。
報酬によって依頼を遂行し、何にも組みしない傭兵。
彼らは「レイヴン」と呼ばれていた。
概要
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カスタマイズメカアクション『アーマード・コア』の記念すべき一作目。ファンの間では『初代』または『AC』と呼ばれる。
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ジャンルはロボットアクションとなっているが、画面構成はTPS。
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巨大兵器「アーマード・コア(AC)」を操る傭兵「レイヴン」となって、企業が国家にとって代わった世界で、企業や、とある個人、テロリストからの薄汚い依頼をこなしていく。
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ACは頭・胴(コア)・腕・足・ブースター・FCS(火器管制装置)・ジェネレーター(原動機)・左右の背部装備および腕部武器・オプショナルパーツで構成されており、同じカテゴリであればあらゆるパーツに互換性がある。このうち背部装備・腕部装備・オプショナルパーツ以外は必ず必要になる。
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性能とは数値的には一切無関係な「各パーツの非常に細かい塗装指定」や「自分で打ったドット絵をエンブレムとして使用可能」といった点も、機体に愛着を湧かせる要素として高評価されている。
長所
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埃っぽい世界観と、ソレを演出する様々な台詞や音楽。
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ミッションの状況にマッチしたテクノを主体とする楽曲は、今でも名曲と評価される。またミッションによっては無音であったり、環境音が鳴り響くだけであったりと、雰囲気の盛り上げ方が上手い。
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台詞は後発の作品に比べて特徴的なものこそ少ないものの、世界観の演出に一役買っている。
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キャラ絵が無い事や長時間の無音状態は、一般的には短所としてみなされがちな点である。しかし本作では、それが無機質な世界観や、無音の空間に自機の騒音のみが響くという臨場感をうまく演出している。
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革新的な3Dグラフィック。
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さすがに現在の基準で考えれば見劣りはするが、その水準はPSソフト全体で見てもかなり高い。
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膨大なパーツ量。
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最も少ないコア(胴体パーツ)でも3種類あり、全てが一長一短の性能をもっている。
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パーツも攻撃や防御の性能に加え、燃料消費・重量等様々な性能があり組応えは抜群。
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脚部パーツは「人型2脚」「逆関節2脚」「4脚ホバー」「タンク」の4種類があり、外見を特徴づけるだけでなく脚部カテゴリごとに全く異なる性能・特性を持つ。
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一部パーツは店頭では購入できず、ミッションをクリアする事で入手したり、ミッションステージ中に隠されていたりする。これを探すのも楽しみのひとつ。
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ショップでは購入価格と売却価格が同じになっており、試行錯誤しながら気軽に組み換え可能。非売品を売却しても同じ価格で買い戻せる。
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これらのパーツを、腕部重量制限、左記を含む脚部重量制限の内で組み上げていく。
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裏技的な「強化人間」やミッションオールクリア特典の「重量オーバー免除」などお遊び要素もあり、バリエーション豊かなパーツ組みを楽しめる。
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多種多様なミッション。単純に敵を撃破するだけのものから、奥地からアイテムを回収してくる、施設の防衛等、シチュエーションは幅広い。裏切られたり毒ガスで機体のライフが減ってく等異彩な物も。シチュエーションによっては後の作品にも多用されているのでその予習にも。
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1作目にして現在でもシリーズ一二を争うミッション量。対立する陣営から同時にミッションを依頼されたりする場合もあり、選んだミッションによってその後のシナリオに変化が生じる。
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爽快感に優れたアクション面。
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移動がとにかく速い。ブースターを使った三次元移動や、敵の弾幕をかいくぐって進む場面などの、自機を動かす際の体感速度は素晴らしい。
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フレームレートの関係から、古参のプレイヤーからは「ロデオ」と評される妙な慣性がつく。現行シリーズから見れば荒っぽい挙動ではあるが、この独特の操作感こそ初代三部作の魅力であると言うプレイヤーも。
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プレイヤーの腕が直結する操作性。
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コントローラの全ボタンを使用する。複雑ではあるが「複雑怪奇」ではないので、ゲーム進行と共に上達していける。
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武器の性能にも依存するが、敵を視界のロックオン枠内に収めれば自動的に照準を合わせてくれるので、弾を命中させることも難しくない。
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ロックオン機能がないために敵機の動きを予測する必要があるロケット弾や、近接戦闘専用のレーザーブレードなど、強力だが高いプレイヤースキルを必要とする武器も用意されている。
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対戦プレイの熱さ。
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自分が名付け、組み上げ、カラーリングを指定し、渾身のエンブレムを張り付けた愛機で、同じく手塩に掛けられた他プレイヤーの愛機と操縦技術の限りを尽くして激突する。カスタム要素を生かした、本作の第二の醍醐味と言えるだろう。
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対戦におけるパーツバランスはシリーズ最高峰であるという評価も多い(皮肉なことにパーツ数が最少なためバランスが取れているという側面もあるのだが)。例外はあるものの、シリーズを重ねるごとにパーツバランスは徐々に悪化している。
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「レーザーブレードのみ使用可」「ノーロック武器限定」「脚部別マッチ」「パーツの合計金額制限」「レーダーなし」「強化人間限定」等々、対戦相手とレギュレーションを決めて機体を組むという楽しみ方もよく為される。
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「カラーリングを含む機体の美しさ」「他作品のロボット(ガンダムなど)の再現機」「ネタ機」など、性能ではなく外見や突き抜けたコンセプト限定のお遊びレギュレーションも、現在まで続くレギュレーションである。
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キャラクターボイス
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ミッション中やムービーでキャラクターの声を吹き込んだ豪華声優陣がある。恐らく、フロム・ソフトウェア初のキャラクターボイスがこの作品だろう。
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頭部パーツの性能によって、ミッション中のCPUボイスが変化する。
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システム キドウ
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⇒システム、戦闘モードを起動します
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モクヒョウ タッセイ
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⇒目標達成 戦闘モードを終了します
短所
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プレイヤーの腕が直結する操作性。
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もはやシリーズ恒例といってもよいほど、操作の複雑さに適応できず投げ出すプレイヤーが多い。
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慣れれば文字通り「自分のロボット」を自在に操る快感が得られるのだが、それには効率的な移動方法やロックオンの仕方、立ち回りの工夫などの、一定の「コツ」をつかむ必要がある。このコツをつかめるかどうかが、本作を楽しめるかどうかに直結しているのだが……。
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しかも本作にはチュートリアルは存在しない。
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ニューゲーム開始直後のミッション「レイヴン試験」は、練習面と思わせてその実かなり凶悪。二体のメカが出てくるのだが、このメカはこのゲームのザコ敵の中でもかなり強い。機体を動かすのもままならない初心者に、あろうことか「空中を高速で飛んで視界の外から攻撃する」というとんでもない仕打ちを仕掛けてくる。そのうえ、初期機体の性能は劣悪であり(特に機動性)、まともに操作できるものではない。
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後発作品においては、ゲームスタート直後から高いハードルを課される事は少なくなったものの、チュートリアル自体は『4』に至るまで導入されなかった。
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収支のバランスが悪い。
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本シリーズでは、ミッションをクリアした際に収支清算があり、弾薬費・修理費などの支出が報酬から差し引かれる仕組みになっている。
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本作ではその調整が甘く、何も考えずに戦うと赤字になってしまう。弾薬費のかからないエネルギー武器を使う、高額なパーツの装備を控える等の工夫が無ければ、ミッションに合わせたカスタマイズもままならない状況に陥ってしまう。一定の赤字になればナニカサレルのだが…。
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1人プレイでは、純粋なAC同士の戦いができない。
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ミッションで出会う敵ランカーは、すべてMT等と同じ"通常兵器"として扱われている。そのためプレイヤーの扱うACと比べ打たれ弱いが、反面「エネルギー切れ・弾切れを起こさない」「プレイヤーには再現できない強力な攻撃を使える」等のアドバンテージを有している。
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なかでも有名なものが、ミッション「市街地襲撃」で登場するランカーAC「ヴァルキュリアC」。装備しているスラッグガンは極めて強力な反動とリロード速度の速さを併せ持ち、一度被弾するとそのまま固め殺されてしまう事が多い。攻略本等でアセンブリを確認して同じパーツを購入、そのあまりの弱さにガッカリしたプレイヤーもいる筈だ。
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複雑なパーツパラメータ。
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各パーツには10個前後のパラメータが設定されており、それぞれの性能を組み合わせていくこととなる。操作性ほどではないにせよ「一見さんお断り」の感が強くにじみ出ている。
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パラメータ名称は英語表記であるため余計混乱する。更に隠しパラメータやダミーパラメータもあるというのは流石に不親切。
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特に頭部パーツは、特定ミッションでしか参照されないパラメーターが多い。
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選んだミッションに応じてルート変化する、と語られるが、終盤直前までのルート分岐があるだけで、結局エンディングは同じ。
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終盤突入時のムービーに登場する台詞「何も変わらないのかよ、結局…」とあわせて「演出」として見る事もできる。
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念のため書いておくが、ルート分岐そのものは好意的に受け止められている。分岐する内容が「二大企業のうち肩入れしなかった方をプレイヤーの手で叩き潰す」という、いかにもACらしいものなのもその一因か。
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対戦モードにはいろいろと問題がある。
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分割対戦の場合、APや残弾数などの情報が画面の大部分を占めており、視認性が非常に悪い。
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発売当時の一般家庭では、大きくても30インチ以下のテレビがほとんど。その時代に画面2分割で、しかも全体的に暗いステージでの対戦は非常に不便な見えづらさを持っていた。
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通信対戦の際マップ選択がランダムのみ。任意で選ぶことができない。
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分割対戦は任意でマップ選択が可能だが、やはり主流は通信対戦であるためこの仕様はかなり不便。
総評
ACシリーズはここから多種多様な発展を遂げていくが、基礎は既にこの作品で確立されていたと言っても過言ではない。
ハード、ソフトともに入手できるかは別として、入門用として最初にプレイするにはうってつけだろう。難易度も高すぎず低すぎず、ゲーム内で順当に腕を上げていけば、手詰まりになることは無いはずだ。
アーマード・コアというシリーズが気に入ったのなら、ここから様々な作品に手を伸ばし、ACの世界にダイブしていこう。
『認めよう、君の力を。今この瞬間から君はレイヴンだ』
余談
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本作と次回作の『PP』には「風」と呼ばれるバグ技が存在する。
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特定のパーツの組み合わせで右斜め後ろ方向へブーストダッシュを行うと、初速、加速度を無視し、瞬間的に最高速に達するというもの。「固め」という戦術への対策として有効で、一部の脚部は「風」のおかげである程度救われているという面もある。
続編
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その人気の高さから、アーマード・コアは10作を超える続編がリリースされることになった。
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次回作の『プロジェクトファンタズマ(PP)』『マスターオブアリーナ(MoA)』と合わせたプレイステーションの三作は『PS三部作』『初代三部作』などと呼ばれ、今でもファンの間では名作として語り継がれている。システムやパーツはこの三部作の間では共通しており、初代のデータは後発の二作品に引き継ぐことが出来る。
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『PP』は初代からデータ引き継がないと一部の隠しパーツが入手できない。『MoA』では既存の隠しパーツは店頭に並んでいる(するしないで言えば、もちろん引き継ぎした方がいいが)。
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なお、ゲームアーカイブスでもPS三部作は配信されている。ボタン配置の関係でPSPではプレイできず、据置機のPS3でしかプレイが出来なかったが、PS Vitaのゲームアーカイブス対応に伴い携帯機で初代三部作をプレイすることが可能になった。