本ページでは『龍が如く』とHDリマスター『龍が如く1&2 HD EDITION』及び『for Wii U』を紹介しています。
【りゅうがごとく】
ジャンル | アクションアドベンチャー | |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売・開発元 | セガ | |
発売日 | 2005年12月8日 | |
定価 | 7,140円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:D(17才以上対象) | |
廉価版 |
PlayStation2 the Best 2006年10月26日/1,890円 2007年12月6日/1,890円 |
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判定 | 良作 | |
龍が如くシリーズ |
ゲームに飽いた人たちへ。
そして、ゲームを愛する人たちへ。
セガが作り上げた、「実在の繁華街」をコンセプトに成人男性をターゲットにしたアクションアドベンチャーゲーム。
ゲームではあまり取り上げられない「日本の裏社会」「ヤクザの世界」をテーマにしている。
ドリームキャストのキラータイトルで、あらゆる意味で業界に衝撃を与えた大作『シェンムー』の反省・及び知る人ぞ知る『ジェットセットラジオ』に用いられた技術を生かして製作されたといわれている。
『シェンムー』をプレイした人なら様々な点で共通項を見出すことができるかもしれない。
同じく裏社会を舞台とした箱庭ゲームである『Grand Theft Auto』シリーズに似ているように思われるが、「日本の歓楽街やヤクザをテーマにしている」「シナリオやキャラクター重視のゲームデザイン」といった点で差別化されている。
欲望と暴力の渦巻く街…神室町。
親友のため、愛する女のために「親殺し」という汚名を背負った1人の男がいた。
かつては「堂島の龍」と呼ばれた伝説の極道、桐生一馬。10年後。
運命に導かれて男は再び神室町へと戻る。
しかし彼を待っていたのは、自分を恨むかつての組織の人間たちと危険な罠だった。
次々に起こる謎の事件が孤独な彼をさらに追い込める。そして男は100億の価値があるという1人の少女遥と出会う。
2人の運命が交わるとき、男は戦いを誓う。
未来を信じる少女のために。過去から逃げた自分を取り戻すために。2人は「人として生きる意味」を見つけていくのだった。
+ | 重大なネタバレ有。要注意 |
+ | シナリオラストについてのネタバレ有。要注意 |
ありそうでなかった「極道の世界」「日本の歓楽街」というゲームコンセプトと練りこまれたストーリー、爽快感のあるアクションから好評を博し、ハード事業撤退後のセガが確立した久々のビッグタイトルとなった。
難易度が低めで見た目よりもとっつきやすいゲーム性であることもあって、廉価版を含めて100万本を超える売上を記録した。
現在ではシリーズ化され、外伝作品が作られたり映画化されたりするなど、セガの看板タイトルの1つに数えられるほどの人気作となる。
第1作ということもあり操作性やカメラワークなどシステム面ではまだまだ未熟な部分もあるが、それらの点は後継作品で改善されていく。
【りゅうがごとく わんあんどつー えいちでぃーえでぃしょん】
【りゅうがごとく わんあんどつー えいちでぃー ふぉー うぃー ゆー】
『龍が如く』『龍が如く2』をまとめてHDリマスターした作品。
HD化にあたっては、2011年に立ち上げられた龍が如くスタジオが担当。
予約特典には「龍が如く1&2 復刻デザイン クリアファイル&ダミーパッケージ」が付属。
PS3とWiiUで発売された。任天堂ハードに『龍が如く』シリーズが参入するのは本作が初となる。
両機種共通
PS3のみ
WiiUのみ
両機種共通
WiiUのみ
両機種共通
WiiUのみ
両機種共通
WiiU
ゲームそのものの評価については、上記を参照されたし。ここでは移植作品としての評価を述べる。
大抵のHDリマスターはグラフィックの手直し程度が多いが、本作は後継作で導入されたシステムも一部搭載されているので原作よりもプレイしやすくなっている。
手に取るならこちらがオススメといえる。