機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
ナンバリング | ||||
PS/GBC/Win | Grand Theft Auto | 全ての始まり。見下ろし型2Dクライムアクション。追加パック有り。 | 良 | |
PS/DC/GBC/Win | Grand Theft Auto 2 |
エンジン一新でパワーアップ。もちろん過激さもパワーアップ。 特に「ホットドッグ殺人!」の残虐さは語り草に。 |
良 | |
PS2/Win/ iOS/Android |
Grand Theft Auto III |
3Dアクションになりシステムが一新。ストーリー性も強化され『GTA』が生まれ変わった。 ゲームソフトとしては前代未聞の有害図書指定など、良くも悪くも「話題作」となった。 |
不安定 | |
iOS/Android | グランド・セフト・オートIII:決定版 | 『III』のリマスター版。セット販売のみだったCS機版と異なり、スマホ版は単体販売のみ。 | ||
PS2/Win/ iOS/Android |
Grand Theft Auto: Vice City |
マイアミをモデルとしたバイスシティが舞台。 バイクやヘリなどが追加され、着せ替えシステムなどの登場でさらに自由度がアップした。 |
良 | |
iOS/Android | グランド・セフト・オート:バイスシティ:決定版 | 『VC』のリマスター版。セット販売のみだったCS機版と異なり、スマホ版は単体販売のみ。 | ||
Xb/Win/ iOS/Android |
Grand Theft Auto: San Andreas |
前作の5倍のスケールを誇る広大なサンアンドレアス州が舞台。 『GTA』の究極形とまで評され、現在でもシリーズ最高傑作として名高い傑作。 一方で、HotCoffee問題により米国議会から監査請求を受けたゲーム業界前代未聞の作品に。 iOS/Android移植版は『決定版』に先駆けリマスター化。下記PS3版はこちらがベース。 |
良 | |
PS2 | Grand Theft Auto: San Andreas (PS2日本語版) | HotCoffeeや有害図書のあおりを受け、肝心の日本版が延期の末に酷い規制を喰らうことに。 | 劣化 | |
PS3 | Grand Theft Auto: San Andreas (PS3日本語版) |
ほぼ9年の時を経ても十分な規制解除されなかったがために悪名払拭には至らず。 そして、それ以外の面でも劣化が発生しているため、シリーズファンからの評価は低い。 |
シリ不 | |
iOS/Android | グランド・セフト・オート:サンアンドレアス:決定版 | 『SA』のリマスター版。セット販売のみだったCS機版と異なり、スマホ版は単体販売のみ。 | ||
PS3/360/Win | Grand Theft Auto IV |
ハードを移し、飛躍的に美麗さが増したリバティーシティが舞台。 従来よりもリアリティを重視したシリアスな作風には評価が分かれる。 |
良 | |
PS3/360/ PS4/One/Win/ PS5/XSX |
Grand Theft Auto V |
舞台は再びサンアンドレアス州。マップはシリーズ最大の広さを誇る。 複数主人公などの様々な新要素や『SA』の要素も多く復活、『IV』から大きく進化を遂げた。 PS5/XSX版はレイトレーシングなどに対応。ただし、XSX版はDL専売。 |
良 | |
PS3/360/ PS4/One/Win/ PS5/XSX |
Grand Theft Auto Online |
別タイトル扱いのオンラインモード。PS5/XSXでは単体版もあり。 本編を凌駕する自由度と大ボリュームが、10年に亘る『V』の歴史的な大ヒットに貢献した。 一方で、ゲームバランスとプレイヤーのマナーの悪さが大きな問題となってしまっている。 |
賛否両論 | |
カップリング・オムニバス | ||||
Xb | グランド・セフト・オート ダブルパック | 『III』『VC』のカップリング。Xb版は単品での販売は無し。 | ||
Switch/PS5/XSX/ PS4/One/Win |
グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版 |
リマスター版である『III:決定版』『VC:決定版』『SA:決定版』をまとめて収録(*1)。 ゲーム内のキャラクターモデルがパッケージイラスト風のカートゥーン調に変更されている。 |
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スピンオフ | ||||
PS(*2)/Win | Grand Theft Auto Mission Pack #1: London 1969 |
初代『Grand Theft Auto』の追加ミッションパック。 1960年代のロンドンを舞台に、新たなミッションを繰り広げる。 本編とは異なり、良くも悪くも舞台通りのシックな作風となっている。 |
なし | |
Win | Grand Theft Auto Mission Pack #2: London 1961 | |||
GBA | Grand Theft Auto Advance |
日本未発売。初の携帯機オリジナルタイトル。 舞台は2000年のリバティーシティであり、時系列は『LCS』と『III』の間に位置する。 |
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PS2/PSP/ iOS/Android |
Grand Theft Auto: Liberty City Stories |
『III』の前日譚にしてスピンオフ作品。携帯機ながらもリバティーシティをほぼ完璧に再現。 本編シリーズに劣らない完成度だが、一部シーンにいつも以上に過激な残虐描写が存在する。 |
良 | |
PS2/PSP | Grand Theft Auto: Liberty City Stories (日本語版) | HotCoffee問題と有害図書指定の巻き添えを喰らい、またもや規制だらけの出来に…。 | 劣化 | |
PS2/PSP | Grand Theft Auto: Vice City Stories |
『VC』の前日譚。携帯機とは思えぬボリュームを誇る。バイスシティに帝国を築き上げろ! 主人公が元軍人、実在のミュージシャンが登場するなど、かなりの異色作だが完成度は高い。 |
良 | |
PS2/PSP | Grand Theft Auto: Vice City Stories (日本語版) | 『SA』『LCS』同様の規制を受け、難易度の上昇具合が非常に厳しい。 | 劣化 | |
DS/PSP/ iOS/Android |
Grand Theft Auto: Chinatown Wars |
DS唯一のCERO:Z作品。久々の見下ろし視点にタッチパネルを生かしたミニゲームで高評価。 ローカライズでの規制もほとんどなし。プレイして損はない、シリーズにおける隠れた名作。 |
良 | |
PS3/360 | Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned | DL専売。『IV』のスピンオフとなる。DLCとして配信された。 | ||
Grand Theft Auto: The Ballad of Gay Tony | DL専売。『The Lost and Damned』同様に『IV』のDLCとして配信。 | |||
PS3/360 | Grand Theft Auto: Episodes from Liberty City | 『The Lost and Damned』&『The Ballad of Gay Tony』をパッケージング販売としたもの。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
Rockstar作品 | ||||
PS2/360/Win/ iOS/Android |
BULLY |
全寮制の共学で、ガキ大将へとのし上がるためにミッションをクリアしていく。 「学園版GTA」とも言える内容だが、当然ながら犯罪はできない。舞台は学校とその周辺の町。 |
良 | |
PS3/360/ Switch/PS4 |
レッド・デッド・リデンプション |
同社のガンアクション『レッド・デッド・リボルバー』の続編だが、ゲームシステムを一新。 『GTA』の長所を活かしつつ、舞台を西部開拓時代に移した「西部劇版GTA」と言える作品に。 |
良 | |
PS4/One/Win | レッド・デッド・リデンプション2 | 上記の続編。『RDR』の前日譚を描く特大ボリュームの超大作。徹底されたリアリズムが特徴。 | 良 | |
PS3/360/Win/ Switch/PS4/One |
L.A. Noire |
1947年のロサンゼルスで刑事となり各部署で事件に潜む謎に挑むアクションアドベンチャー。 開発に7年近く掛かった大作だが、予想に反し売り上げが伸びず(*3)開発元(*4)が破産することに。 |
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フォロワー | ||||
Saints Rowシリーズ |
開発はVolition。ギャング抗争を主題としたフォロワー作品。当初『GTA』と類似点が多かった。 だが徐々にギャグ要素&キャラカスタム重視となり、最終的にバカゲーへと路線変更していった。 |
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Watch Dogsシリーズ |
ユービーアイソフトから発売。都市インフラへのハッキングを特徴とするフォロワー作品。 3作目『Legion』では街の全NPCをプレイヤーとして使用可能という挑戦的なことも行っている。 |
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ギャングスターシリーズ | モバイルを中心に展開を行うフォロワー作品。近年は基本プレイ無料でリリースされている。 | |||
マフィアシリーズ |
2K Gamesから発売。1900年代のアメリカで、マフィア達の物語が展開されるフォロワー作品。 第1作は一本道の作品だったが、2作目以降は『GTA』と同じオープンワールドゲームとなった。 |
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ゴッドファーザーシリーズ |
EAから発売。同名の映画が原作のフォロワー作品だが、『III』は現在も発売されていない。 登場人物は映画版の演者を忠実に再現している。日本語版は規制で一般人の殺害ができない。 |
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ゲッタウェイシリーズ |
ロンドンを舞台に前半は犯罪者を、後半は警官を操作しストーリーを進めるフォロワー作品(*5)。 映画を意識した作風が特徴で、一般的なゲームには当たり前に存在するUIを排除している(*6)。 また、マップは自動車から看板まで全て舞台となるロンドンに実在するもので構成されている。 初代と『ブラックマンデー』は国内版ありだが、PSPの『Gangs of London(*7)』は日本未発売。 |
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トゥルー・クライムシリーズ |
Activisionから発売。ロサンゼルスやニューヨークを舞台としたフォロワー作品。 主人公が警官なので細かいゲーム性が『GTA』と異なり、戦闘では格闘にも重きを置いている。 |
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PS3/360/Win | スリーピングドッグス 香港秘密警察 | 『トゥルー・クライム』の3作目だが、諸事情でタイトルを変更して発売。今度の舞台は香港。 | 良 |
架空の都市を舞台に繰り広げられるオープンワールド・クライムアクションゲーム。タイトルの「Grand Theft Auto」は「自動車重窃盗」を意味する。
良くも悪くも自由度が極めて高いのが特徴。特に理由もなくその辺の自動車を一般人から奪ったり、その車で大暴れしたり、警察や公権力と必死のカーチェイスを繰り広げたり出来る。
その過激なゲーム性故に本国アメリカでも問題になりがちだが中毒性が高いのも事実で、シリーズ累計で1億本以上が出荷されている人気タイトルである。
初代と『2』『Advance』『Chinatown Wars』では都市を上空から見下ろす俯瞰視点だったが、『III』からは3Dアクションゲームのような3人称視点に変更となっている。
世界観を何度かリセットしており、公式では下記の3つの世界観に分かれるとされている。
*1 パッケージ/ダウンロード共にセット販売のみで、各タイトルの単体販売はない。
*2 PS版は日本未発売。
*3 町中で銃を乱射したり、車の爆発が連鎖したりといった「GTAらしさ」がなかったため当時は専ら「『GTA』と違って退屈なゲーム」とされていた。ただし現在では評価が持ち直しており、Switch/PS4/Oneでリマスター版も販売されている。
*4 本作の発売元はもちろんRockstar Gamesだが、開発はオーストラリアの「Team Bondi」が担当していた。
*5 単に見た目の変化だけではなく、後半は交通事故などで手配されなくなるなどの変化もある。
*6 体力メーターや弾数、ゲーム内マップに目的地などのアイコン、クロスヘアといったあらゆるUIが一切表示されない。一応、『GTA』シリーズ同様に紙のマップがソフトのパッケージに付属はしている。
*7 シリーズのスピンオフ。この作品とは別に発表されていたシリーズ第3作は現在も開発保留とされているが、後に初代のディレクターを務めた人物がTeam Bondiを設立。つまり、本シリーズは『L.A.Noire』の先祖と言える…かもしれない。