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機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙 - (2012/10/03 (水) 15:35:27) の編集履歴(バックアップ)


機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙

【きどうせんしがんだむ めぐりあいそら】

ジャンル 3Dアクションシューティング
対応機種 プレイステーション2
発売元 バンダイ
開発元 ベック(徳島組)
発売日 2003年9月4日
定価 通常版:7,400円
限定版:13,440円
備考 初回版にはアニメDVDが付属
GUNDAM THE BEST:2005年2月17日/2,990円
ポイント ファーストガンダム宇宙編
ただし宇宙戦だけ
ボリュームは大幅にアップ
ガンダムゲームリンク

概要

2000年に発売された『機動戦士ガンダム?』の続編。
前作では地上戦のみが展開されたが、今作は原作後半の宇宙戦が展開されており、それに伴いシステムも大幅に変わっている。
限定版には前作のグラフィック面を向上させた『機動戦士ガンダム Ver.1.5』やガンダム4号機のフィギュアなどが付属していた。

特徴

  • ゲーム構成
    • 「ルートチューブ」という強制スクロールから始まるが、ライバルとの戦いなどでは一定範囲内の3D空間を自由に移動できる「バトルスフィア」となる。
    • 前作では出来なかったマルチロックオンも可能。
    • なお、本作のシステム面は後に『機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ』に流用された。ルートチューブを除いて。
  • ストーリーモード
    • 前作同様、アムロとなって原作のエピソードを追体験していくモード。
    • 今作ではプレイ次第ではストーリーが分岐し、原作に無かった展開が入るなど、if要素が充実している。
    • 再現度は前作以上にパワーアップ。最終盤の生身でのフェンシングも再現されている。
  • サイドストーリーモード『宇宙、閃光の果てに…』
    • ガンダム5号機のパイロット「フォルド・ロムフェロー」となり、サラブレッド隊の一員として戦い抜くモード。
    • ゲームオリジナルのストーリーであり、プレイ次第でストーリーが二通りに分岐する。
      なお、本作のストーリーは知る人ぞ知るSDクラブ連載小説『モビルスーツコレクション・ノベルズ Act2ア・バオア・クー攻防戦』が原作となっている。
      • ただし、ストーリーは原作から大幅に改変されている。一応、片方のルートで原作のストーリーが再現されている。
    • 本作の漫画版と小説版が発売されている。
      • 漫画版は『ガンダム戦記』の漫画版を手がけた夏元雅人氏が引き続き手がけており『戦記』のキャラクターも登場している。
      • 小説版の挿絵も夏元雅人氏が手がけており、内容も漫画版と似ている箇所がある。
    • エースパイロットモード
      • シャア・アズナブルや黒い三連星、『MSV』のキャラであるジョニー・ライデンやシン・マツナガなど多数のキャラクターが登場している。パイロットによってはプレイ次第でストーリーが分岐する事もある。
    • ミッションモード
      • 前作のタクティクスバトルモードの後継モード。
      • 前作にはなかったキャラクターの育成要素があり、育てたキャラは対戦やネットワークモードで使うことが出来る。
    • 対戦モード
      • 文字通り、対戦するモード。
      • 機体ごとに、搭乗パイロットや武装を選択することも可能となった。
      • アムロをボールなどの弱機体に乗せると「くぅっ!機体の反応が遅い!」と喋るなど、特定の機体に乗せた時の台詞も多い。
    • ネットワークモード
      • 直接の対戦はできないが、プレイヤー同士の育てたデータをアップロードさせ、擬似的に対戦する事は可能。戦績のランキングや新モビルスーツのダウンロードも出来る。
      • 現在は既にサービスを終了している。

難点

  • 宇宙戦だけしか収録されていない。
    • ストーリーモードなどではあまり問題無いと思われるが、エースパイロットモードではエース達の地上での戦いを体験できないため、人によっては物足りなく感じるかも知れない。
  • クリア自体はしやすいため、やはりゲーム自体はやや単調気味。
  • ルートチューブもバトルスフィアと比べて移動箇所に制限があるためか、評判はあまりよろしくない。

総評

前作の難点であったボリューム面は増大しており、あまり問題は無い。
ゲーム部分も完成しており、佳作と言えるだろう。