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【すぷらとぅーんすりー】
ジャンル | アクションシューティング | |
対応機種 | Nintendo Switch | |
メディア | ゲームカード/ダウンロード販売 | |
発売・開発元 | 任天堂 | |
発売日 | 2022年9月9日 | |
定価 | 6,500円(税抜) | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
対戦以外は概ね好評 肝心のオンライン対戦がイマイチで不評 幅が狭く、正面からのぶつかり合いになりやすい新ステージ シーズン制導入による更新頻度・追加要素のボリュームの変化 ストイックさが増したサーモンラン |
|
スプラトゥーンシリーズ 初代 / 2 / 3 |
『スプラトゥーン』シリーズの3作目。前作『スプラトゥーン2』から5年ぶりのスプラトゥーンの新作であり、NintendoSwitchでは2作品目となる。 久々のスプラトゥーンシリーズの新作であったためか、ファンからの期待は大きく、発売後3日間で(パッケージ版・ダウンロード版合わせた)国内販売本数が345万本を突破し、Nintendo Switchソフトの発売後3日間の国内販売本数として過去最高の記録となった。
本作ではシーズン制を採用しており、3ヶ月に1回にアップデートが行われる。なお、アップデートはシーズン変更の前日に行われるが、便宜上バージョンとシーズンを並べて表記する。
バンカラ街
バンカラジオ
プレイヤーキャラの仕様
ブキ購入に関する変更
新しいキャラクター・コントロールの追加
スポーン方式の変更
リザルト画面の表示内容の変更
ギア・ギアパワー
+ | 新たなギアパワー |
ギアの仕様変更
ブキのじゅくれん度の追加
マイコーデ
ロビー
さんぽ案内所
イラスト投稿
ジュークボックス
レギュラーマッチ
バンカラマッチ
Xマッチ(Ver.2.0.0で追加)
イベントマッチ(ver4.0.0で追加)
新たなブキ種
+ | 前作・前々作グレードアップ版の一覧 |
+ | 新規スペシャルの一覧 |
+ | 前作から続投しているスペシャルの一覧・変更点 |
前作にもあったオフラインの一人プレイ専用モード。
本作でも対人戦のテクニックが自然に身につくよう、各ブキやスペシャルを模した敵を中心に構成されている。
サーモンランNext Wave
+ | オカシラシャケ一覧 |
ビッグラン(Ver2.0.0以降)
バイトチームコンテスト(Ver.3.0.0以降)
第1弾「ハイカラシティ」
第2弾「サイドオーダー」
今までと一風変わった世界観
ヒーローモード
バトル
イベントマッチ
フェス
サーモンラン
試し打ちできるようになったロビー
演出面の向上
表彰システムの導入
オシャレ・カスタマイズ要素の強化
BGM関連
陣取大戦ナワバトラー
ニューススキップの追加
より使いやすくなったさんぽ機能
追加コンテンツの評価点
前作においてもメインコンテンツのオンライン対戦の部分に賛否はあったが、本作の対戦バランスに関しては極めて激しい賛否両論が巻き起こることとなった。
サーモンランの評価上昇も相まって、現状の対戦部分に不満のある層から「メインコンテンツはサーモンラン、オンライン対戦はオマケ」などと言われることすらある。
以下、オンライン対戦に関するものを列挙する。なお、記述はここだけでなく「問題点」の項目にも及んでおり、「広く問題点とされている部分」は問題点の項目に記載しているので、そちらも参照されたし。
ステージの構造と射程格差
ステージにおける濡れない壁
「キル」と「塗り」に関するゲーム性に関して
打開の難しさ
ブキ性能バランスの賛否両論点
+ | 話題に上がりやすいブキ |
シーズン制導入によるアプデ頻度に関して
無効試合の追加
ウデマエシステムの変更
フェス限定のインク色
イベントマッチに関して
サーモンランについて
おカネの使い道の増加
ヒーローモードについて
+ | 難しいステージについて |
すりみ連合について
ナワバトラー関連
追加コンテンツの購入形式
ステージ構造について
+ | 不評とされたステージ |
ブキ性能バランスの問題点
+ | 強いor弱いことにより問題視されているブキ |
オンラインのラグの悪化と、イカ状態(潜伏中も含む)の当たり判定の大幅拡大
マッチング時のブキ編成の仕様変更
+ | ver.5.1.0以前の問題点 |
長いリザルト画面
バンカラマッチのウデマエの仕様変更
Xマッチの問題点
2022年Chillシーズン~Freshシーズンにおける問題点
相変わらず説明不足な点が多すぎる
一部不親切なUI
サーモンランの問題点
ギアパワーのお取り寄せの劣化
バグ・不具合による影響
+ | 修正済みのバグ |
第1作から引き続くポップなゲームデザインやシンプルな操作性もあって間口は広く、試し撃ち場の改善やメモリー機能の実装など過去作ユーザーから求められていた新要素も導入された。エモートやロッカールームなど世界観への没入度を高められる要素も多く盛り込まれており、スプラトゥーンシリーズの続編としては決して破綻しているわけではない。
街とヒーローモードも過去作とは雰囲気が大きく変わっており、シリーズの方向性を広げるようとする工夫は随所に感じられる。
サーモンランには新たな要素が数々追加され、より遊びごたえのあるものとなった。
しかし、良くも悪くも根本的なゲーム内容では前作との変化が少なく、一部では「新作というよりはスプラトゥーン2の大型DLC」と言われることもある。
それだけなら大きな問題ではなかったのだが、本作ではそれに加えてラグの増加、ステージ構造やブキ性能のバランス悪化などゲームの根幹で劣化している部分が複数あり、オンライン対戦におけるプレイヤーからの批判は多い。「対戦面はスプラトゥーン2の劣化」という手厳しい声も見受けられる。
もちろん、シリーズの楽しさが全て損なわれている訳ではないし、オンライン対戦以外の部分は概ね高評価である。
しかしながら、メインコンテンツであるはずのオンライン対戦の出来の悪さが大変残念であり、発売前の期待感や凄まじい売上に見合った評価を得られていないのが現実である。