「記事下書き/避難所」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「記事下書き/避難所」(2025/08/11 (月) 09:27:11) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
//記事を#areaedit()と#areaedit(end)で挟んでください。
//「#contents()」プラグインは、コメントアウト状態で記載してください。全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。
*&this_page()
ゲーム記事や用語集項目など、Wikiコンテンツ作成時の下書き用ページです。~
表示負担軽減のため、動画はコメントアウト状態で記載してください。~
また、''下書きに画像をアップロードするのは控えてください。''記事化後も画像が下書きに残り続けてしまうためです。~
アップロード画像を使用する場合は記事化後に該当記事にアップロードしてください。~
また、記事化前に画像のチェックが必要な場合には、外部の画像アップロードサービスを利用してください。~
項目を作成する際は、作成日付を添えます。~
ここは、''事情があって他のページから分離された下書き''を置いています。~
項目には、避難所に移る事になった経緯が分かるスレッドへの誘導を添えます。加筆、修正、下書きを元にした新規作成の前には、そちらを必ず確認してください。~
#region(このページの利用例)
-文章量や編集回数が多く、他の下書き項目や過去ログを圧迫する項目を退避させる
-記事に反映させる前に、長めの冷却期間を設ける
-編集制限されてしまった作品の記事を作り直す
#endregion
''【注意】''
-日付の記載がない、またはスレで相談している様子が見られない場合、項目の移動や削除措置が取られます。
-項目が荒らされてしまった場合、このページごと編集権を制限する場合があります。
-アダルトゲーム項目を避難させる場合、regionで畳んでください。
-非ログインのまま編集した場合、編集内容がこのウィキの編集割合制限にかかるため、プレビュー表示・編集内容の保存ができない場合があります。
--これらの問題を解決するには、編集後文字数が編集前文字数の50%以上の増減がないように編集してください。
**利用法
-1. 議論場所を用意する。
--本ページは避難所という立場上、編集にあたって各自の意見のすり合わせなどを行うための議論場所が必要となります。
-2. 記事を載せる。
--下書きは縦に並んでいますが、新しく下書きを載せるときは必ず最下部に追記してください。(下書き作成日が古いものが下部に行くと削除期限日がわかり難くなるため)~
また、編集が楽になるので記事の最初と最後にareaeditプラグインを付けることをお勧めします。
--本ページの立場上、初稿の段階では判定は埋めず議論で決めることを推奨します。
//--&color(red){''他のサイトやWikipediaから文章を引用かつChatGPTやCopilotやGoogle Geminiによる生成AIで修正する行為はNGです。''}
//↑議論なしに無断で追記されたルールのためCO(2025/07/22)
-3. 記事を完成させる。
--本ページの立場上、大勢の手が入ることが予想されるため、編集内容の要約を議論スレに書き込んでおくのもいいでしょう。
--もちろん一般記事同様に初稿作成者以外が編集を行うことも可能です。ただし、''以下の事項を行う際は必ず議論スレに報告を入れてください''。悪質な場合は規制されることがあります。
---下書きを削除もしくは移動する場合。~
通常の下書きで済むものがこちらに書き込まれていた場合は記事作成スレに報告の上でそちらに移動するとよいでしょう。
---ゲーム記事の判定を変更する場合(未定のものに付与することも含む)。
---下書きを記事として作成するか、作成依頼を出す場合。
---その他、記事のニュアンスに大きく変更が生じる編集をする場合。
--判定に関しては、議論が長引く場合は管理人裁定という手もあります。詳細は[[こちら>判定の変更について]]。
-4. 記事を作成する。
--議論スレでの議論が収束し記事を作成できる状況になった場合、ログインIDを持ってない人は、記事にする際に[[依頼所]]もしくは議論スレで依頼してください。
//--下書きの記事だから作成基準が緩い、ということはありません。一通り完成している記事でも「文章が簡素で内容が薄い」「文章が支離滅裂でわかりにくい」「他のサイト・Wikiからの引用」などの不備がある場合、&color(red){''記事化後すぐに修正依頼や要強化依頼が出されたり、記事化自体が見合わせとなる場合があります。''}依頼を出す前に内容を一読して不備の有無を確認し、不安な場合は記事作成相談スレに記事化の是非について相談してください。
--記事内容によっては、単独記事として作成するよりも既存の記事への追記の方が良いと判断される場合もあります。~
なお、''追記の場合はログインなしでも作業可能''です。
---追記を想定して記事を作成する場合、下書きの冒頭に追記先の記事名を表記しておくのもいいでしょう。
#region(下書き用テンプレート。書き方の詳細は[[テンプレ]]のページを参照)
※''contentsプラグイン(19行目)は必ずコメントアウト状態(先頭に「//」が付いたまま)で記載してください''(記事作成時にコメントを外す)。~
コメントアウトしない場合、全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。
#nowiki(){
↓↓↓ここからコピー↓↓↓
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#areaedit
初稿投稿日: yyyy/mm/dd
*タイトル
【読み】
|ジャンル||~|
|対応機種||~|
|発売元||~|
|開発元||~|
|発売日| 年 月 日|~|
|定価|, 円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO: ()|~|
|廉価版| : 年 月 日/, 円|~|
|配信| : 年 月 日/ |~|
|備考| |~|
|判定| |~|
|ポイント| |~|
//----
//#contents(fromhere)
----
**概要
**あらすじ
**特徴
**評価点
**賛否両論点
**問題点
**総評
**余談
#areaedit(end)
↑↑↑ここまでコピー↑↑↑
}
#endregion
&br;
「記事下書き」は用途別にページが分かれています。
-''[[記事下書き]]/[[記事下書き2]]/[[記事下書き3]]''……通常の下書き。
-''記事下書き/避難所''……故あって隔離された下書き。編集の前に要確認。
-''[[記事下書き/R18]]''……アダルトゲーム記事の下書き用。
完全フリーの[[サンドボックス]]もあります。
----
----
#areaedit
初稿投稿日: 2025/07/13 追記修正歓迎
//記事作成相談スレで第三者から「稼働終了まで記事化は認めない」という意見が出たので避難所に移動しました
*ポップンミュージック Jam&Fizz
【ぽっぷんみゅーじっく じゃむあんどふぃず】
|ジャンル|音楽ゲーム|
|対応機種|アーケード|
|販売・開発元|コナミアミューズメント|
|稼動開始日|2024年9月25日|
|判定|未定|
|ポイント|音ゲーとしてはいつも通り手堅くまとまった一作&br()曲別オプション保存機能やクイックリタイア、ガイドSEの音量設定追加でさらに快適に&br()EXTRA STAGE専用楽曲実装&br()他機種とは一線を画する版権曲&br()マイナーキャラの再登場が目立つ&br()楽曲編重・キャラクター軽視の姿勢はいつも通り&br()プレイ料金や楽曲解禁の実質値上げ|
|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズ]]''|
//冒頭の「利用法」の欄にある通り「第三者が下書き記事の判定変更を行う際は必ず記事作成相談スレに報告」というルールがある(悪質な場合は規制されることがあります)ので注意してください。
//----
//#contents(fromhere)
----
**概要
アーケード音楽ゲーム『ポップンミュージック』シリーズの28作目。今回のテーマは「アメリカンダイナー」。キャッチコピーは「きっとみつかる キミだけのフレーバー♪」~
サブタイトルはそのまま「ジャム」「発泡性飲料」の意で、背景などにもそれらの要素が多数含まれているが、「即興的な演奏」「活気」といった意味合いも含まれている。公式略称は「ジャムフィズ」。
『[[peace>ポップンミュージック peace]]』『[[解明リドルズ>ポップンミュージック 解明リドルズ]]』『[[UniLab>ポップンミュージック UniLab]]』と同様、ロケテスト等は行われていない。~
しかし正式な新作稼働告知は稼働1か月前に公式ツイッターで告知されており、過去作に比べ早く告知されていた。~
これまで同様データ引継ぎの確認等はなく、内部的には24作目『[[うさぎと猫と少年の夢>ポップンミュージック うさぎと猫と少年の夢]]』から続くアペンドバージョン扱いという点は変わらない。
**特徴
-''システム面の改善''
--ガイドSEの音量変更機能実装
---家庭用の『Lively』からの輸入要素だが、あちらと違い音量が5段階(Livrlyは3段階)で設定可能になっている。
--クイックリタイア機能搭載
---家庭用ではおなじみだった強制終了機能が本作でついに実装。演奏中にテンキーの9を押しっぱなしにすると本来は一定時間放置することで発動するリタイア機能を任意で発動し、演奏を即座に終わらせることができる。ただしPASERIスタンダードプレー限定。
---当然だがネット対戦中は無効となる他、そもそもリタイアが存在しないバトルモードでも使用不可。
--''オプション保存機能搭載''
---楽曲ごとに前回プレーした際のオプション(ハイスピードオプションなど)を保存できるようになり、プレー毎に毎回設定しなおす必要が無くなった。完了時に「設定を保存しない」を選ぶことで保存しないことも可能。
---オプション設定履歴がない譜面を遊ぶ際は「オプション注意!」と表示され、これまで同様直前プレーのオプションがそのまま適用される。
--「お気に入りカテゴリ」の登録数が100曲(これまでは30曲)に大幅増加
--一部楽曲の難易度変更
---対象は前作UniLabの楽曲のみだが、「pastel@sweets labo(*'v'*)」「Redemption Tears」「葬送のエウロパ」「Stylus」など明確な詐称・逆詐称曲にメスが入っている。
---なお、前作で散々問題児扱いされた超高難易度譜面「Mecha Kawa Breaker!!」EXはLv49から''Lv50へ昇格''を果たしている。
-''EXTRA STAGE専用楽曲実装''
--『GITADORA』の「ENCORE STAGE」専用楽曲と似たようなシステムで、PASERIプレーでエクストラステージに進出することで、ここでしか選曲できない楽曲が登場する。専用楽曲は一定期間で変更され、前の楽曲は解禁イベントに回される。
--プレーしても常駐させることはできず、常駐は後に解禁イベントにて解禁されるのを待つ必要がある。常駐まではNET対戦も不可能。
---担当キャラクターも常駐させるまでは使用不可能。
--専用楽曲のEX譜面は最低でも''Lv48''、EASYやNORMAL、HYPERといった下位譜面でもEASYはLv15前後、NORMALはLv32前後、HYPERがLv43前後と全譜面が高レベルに設定されており、基本的には上級者向け楽曲となっている。とはいえギタドラの「PREMIUM ENCORE STAGE」のように高いCOOL率が求められる等はなく、エクストラステージを出すこと自体も容易いので腕前関係なく楽しむことができる。
--なお、この要素の存在により、「優位性が少なくPASERIスタンダードプレーを遊ぶ必要性がない」とされていた点も改善されたことになった。
-''解禁イベント「Poppin' Burger」''
--本作のメイン解禁イベント。ゲーム内紹介では「ゲームをプレーして食材をあつめてうまうまバーガーつくっちゃお!」と紹介されている。
--イベントが進行している際は選曲画面に「ブーストカテゴリ」が用意され、そのカテゴリ内から1曲選曲することで解禁進捗にボーナスが入る。
--プレー結果に応じて「熟成厚切りチーズ」「ジューシー炭火焼パティ」「朝どれリーフレタス」「ソウジ似のソーセージ」といったバーガーの食材が手に入り、それを使ってバーガーを作りゲストに提供するのが目的。
---食材の中には「爆辛スーパーチリ」「あま~いストロベリー」「濃厚ホイップクリーム」「ヤミーおすすめゼリー」「縁起物こいのぼり」「初夏香るかしわもち」など、どう考えてもバーガーに挟むようなものではない食材もちらほら。
--食材の入手には「ポップンをプレーした(最低保証)」「ステージをクリアした(最大4個)」「ブーストカテゴリから選曲(1個まで)」「今日初めてプレーした(デイリーボーナス)」「特典付きプレーで開始した(プレミアムプレーを選んだ)」などの条件がある。ただし内部的には細かく数値が決められており、「今日初めてプレーした」「特典付きプレーで開始した」で手に入る食材の方が解禁進捗が進みやすい。
--ゲスト(楽曲)は最大で3人までしか来店できず、それ以上未解禁楽曲が溜まっている場合はその前に来店しているゲストを捌かなければならない。来店順は楽曲配信順で完全固定されている。
--なお楽曲解禁に必要な食材数の都合上、完成品のバーガーは20段を優に超すとんでもない高さのバーガーとなる。イベント画面の構図や降り注ぐ食材のカオスさも相まって、アーケードゲーム『ビシバシチャンプ』シリーズに収録されていたミニゲーム「お姉さんがバーガー屋でサクサク作る」を思い出したプレイヤーもいたとか。
-''復刻イベント「なるなる♪ユニラボプチ実験室!」「なるなる♪ユニラボ実験室 プチMAX」''
--前作「UniLab」の前半戦楽曲が解禁できる期間限定の復刻イベント。前者のプチ実験室では初期の30曲、後者のプチMAXではボス曲の「F/S」を含めた60曲全てが解禁対象となる。
--プレー内容にかかわらず1プレーごとに必ず1曲が解禁される。ただし最初の解禁楽曲は「ラブケミ」で固定され、ボス曲の「F/S」は59曲全てを解禁していないと出現しない。
**評価点
-相変わらず豪華な新曲群
--デフォルト楽曲では「阿部靖広」「m@sumi」「BEMANI Sound Team "HuΣeR"」といった常連アーティストに加え、「北川翔也」「T-HEY & TANEKO」「My Complex of Academy」「アマギセーラ」「T4K」といった直近のシリーズで存在感を示している新参アーティストも多数参加。
--近年の追加版権曲でおなじみの「キミのね」も「大谷舞 feat.つむぎしゃち」名義でオリジナル楽曲を提供。AC16以来の参加となる「青野りえ」、AC18以来のオリジナル曲を提供して以来の単独参加となる「mizuno」の参加も意外性あり。
--解禁イベントの先駆けにしてメインテーマ曲「Saturday's Reward」はポップンでおなじみの劇団レコードと秋成が担当。以降の追加楽曲でも「Tomoyuki Uchida」「cosMo@暴走P」「山本真央樹」「豚乙女」「red glasses feat.ゆきまめ」「OSTER project feat. Hinatanso」「情次2号&ジン」「ARForest feat.nayuta」「藤野マナミ&うさおりーぬ」と常連・新参問わず様々なアーティストが楽曲提供。
--EXTRA STAGE専用楽曲も「BEMANI Sound Team "PON" feat.NU-KO」「Hommarju」「削除」と豪華アーティストの楽曲が続々と登場。
--他機種からの移植曲では「轟け!恋のビーンボール!! (STARDOM Remix)」「Rushiest Rush」といった『DANCERUSH STARDOM』からの移植の他、「ONYX(OVER 200)」「Flower-Band ver.-(BEMANI曲をバンドで演奏してみた)」といった過去作でも収録されたアルバムからの収録も健在。
--ゲーム関連曲では『[[ボンバーマン>ボンバーマンシリーズ]]』シリーズのサウンドトラック「Super Amazing Music」の配信記念として「Amazing Bomberman((『スーパーボンバーマン2』のバトルモードBGMをアレンジしたもの))」「CRAZY ARTS」といったボンバーマン関連の楽曲が『DanceDanceRevolution』『jubeat』と共に初収録された。
--UPPER譜面は「胸キュン☆マレット / キセキはじまり☆」「リトルロック / Little Rock Overture」「ハイパンク / cobalt」といった人気曲への追加だけでなく、「カレッジポップ / ペパーミントは私の敵」「NUスタイルロカビリー / Electronic or Treat!」といった意外な楽曲への追加も行われている。
---版権曲へのUPPER譜面追加も引き続き行われており、「いーあるふぁんくらぶ」「一触即発☆禅ガール」の2曲に追加。特に後者はLv47と高難易度枠。
-解禁イベント「Poppin' Burger」
--指定のノルマを達成することで解禁が進む前作では「GREAT率10%以下でクリア」「GOOD率1%以下でクリア」「500コンボ達成してクリア」「フルコンボを決める」といった明らかにハードなノルマが提示されることがあったが、本作では''「ステージをクリアする」「イベントブーストカテゴリから1曲選ぶ」という点さえこなせば最大数の食材が入手できる''非常にシンプルなルールとなっており、初心者やエンジョイ勢にも分かりやすい。
--前作や前々作のように細かいノルマや選曲を考えることなくプレーできるようになったのが最大の評価点と言える。
--また、来店するゲストは全てイベントに合わせたデフォルメ絵で描かれており、来店時・楽曲解禁時でしっかりセリフが用意されている。セリフも「お休みの日って 自分へのごほうびだよね(レオくん)」「たまには1人のんびりしたっていいよな(タクト)」「今日も言えなかった でもきっと明日は…(ちなつ)」「うずく俺の右目を癒すとするか…(アシュレイ=ボア)」とキャラクターのイメージに合わせた内容。
-マイナーキャラの優遇
--本作では「バンブー」「マリィ」「エリカ」「アメトリ」「ウェルダン」「ニッキー」「ハッシュマン」「キリ」「サユリ」「ハラ=ヘッタ」といったマイナーキャラの優遇傾向が目立つ。
--中には「アシュレイ=ボア(14年ぶりの登場)」「シャルロット(17年ぶりの登場)」「ポプコン(17年ぶり)」「ボブ・ザ・スパイダー(18年ぶり)」「パル(''20年ぶり'')」「サイバー(''22年ぶり'')」「ジェシカ(''22年ぶり'')」「ソウジ(''22年ぶり'')」「ローリィ(''23年ぶり'')」といった10数年単位で出番がもらえなかったキャラクターも登場している。
--もちろんマイナーキャラばかりではなく、「レオくん」「ジュディ」「Mr.KK」「タクト」「シャル」「ノーヴァ」「ミニッツ」といった人気キャラもしっかり再登場している。
--版権曲の担当キャラも「メズマライザー」に「うさぬこ」、「エクスプロウル」に「カジカ」など、曲に合ったキャラ選出が光る。
-他機種と一線を画する版権曲群
--「ラグトレイン」「メズマライザー」といった定番どころと言える版権曲も収録されている一方、「シャンティ」「ビノミ」「ワカンナイト☆フィーバー!?」「白龍 (Struggle)」「らいふいずびゅーてぃふぉー」など、''BEMANIどころか音ゲー自体初収録''の版権曲も少なくない。
---とはいえ現状のポップンで『太鼓の達人』『CHUNITHM』『maimai』といった新鮮なアニメソングやネット音楽を軽快なフットワークで湯水の如く投入してくる他社の大人気音ゲーに版権曲の質や量で張り合って勝てるわけがないのは明白であり、あえて有名どころを避けた変化球路線で攻めるのは方針としては間違いではない。
--前作から引き続き「キミのね」の楽曲が登場しているが、「ハルカナアルカナ((漫画『王の獣~掩蔽のアルカナ~』とのコラボレーションソング。なお原作漫画は2025年3月をもって完結している))」「ウォン・テッド」のどちらも前作同様公開されて1か月足らずで収録されるスピード収録となっている。
--変わり種枠としてはKONAMI、ブシロードクリエイティブ、ドロッセルマイヤーズによって2021年に始動した次世代ボードゲーム企画「ヨフカシプロジェクト」のイメージソング楽曲「まっぷたツートンソウル((同名ボードゲーム「まっぷたツートンソウル」のイメージソング))」「そして惨劇は灰色に踊る((「キルタイム・キラーズ 絶泉館の殺人」「キルタイム・キラーズ THE BOARD GAME 真明市連続殺人事件」2作品のイメージソング))」が版権曲として追加された。
--ちなみに本作での追加版権曲は前述のボンバーマン曲とヨフカシプロジェクト曲を除けば大半がボーカロイド楽曲となっており、''アニメソングが一切収録されていない''。そういったこともあってか、「ポップン=アニメソングの雄」というイメージを抱く一部のファンは再び不満を漏らすことに。
--最も、「残酷な天使のテーゼ」「GET WILD」「ブルーバード」「Butter-FLY」「第ゼロ感」といった過去作で収録された豊富なアニメソングや有名版権曲は削除されることもなく未だ健在であり、新規や初心者が遊べるようなアニメソングが一切存在しないなんてことはないのでそのあたりは安心と言える。
-「ポップンスコアチャレンジ」復活
--25作目『peace』で開催されていたスコアアタックイベントが復活し、課題楽曲は週替わりというルール等に変更はないが、本作では「ハルカナアルカナ」「ラグトレイン」「千本桜」のような版権曲も課題楽曲に選ばれるようになった。
--また、本作では新たに直近5週間分の順位でスコアを付ける「5週間ランキング」が新たに追加された。
-「デコパーツ」の継続収録
--本作でも前作に引き続き、解禁イベントにてキャラクターを彩る新たなデコパーツを入手することが可能。
-一部イベント楽曲の無条件解禁
--前作UniLabでの「いちかのごちゃまぜMix UP!」、前々作の解明リドルズで行われた「出張!ポップンクエスト Lively II~ノスタルジア編~」の楽曲は無条件解禁。
-一部楽曲への追加譜面
--2025年4月のアップデートにて「胸キュン☆マレット[UPPER] / キセキはじまり☆」といった本作初出のUPPER譜面にEASY譜面が追加された他、『peace』で追加された「バトルダンス[UPPER] / シャムシールの舞」にEASY譜面が追加された。
--また、BATTLEモードの「Amazing Bomberman」「CRAZY ARTS」は当初NORMAL譜面しか存在しなかったが、アップデートでHYPER譜面が実装。BATTLEモードへの追加譜面実装は極めて稀なケース。
-些細な点ではあるが、BATTLEモードの楽曲にロングポップ君を搭載した譜面が本作で初登場している。
--これまで実装以来、バトル譜面にはロングポップ君は一切実装されていなかった。
**賛否両論点
-本作ではポップ君を叩いた際のエフェクト(キービームではない)が泡がはじけるようなエフェクトとなっており、過去作に比べて大きくなっている。
--そのため稼働当初は「ポップ君が見辛い」という意見も出ていた。
-新規収録のボーカロイド版権曲「メズマライザー」がキー音なし
--この曲は『beatmania IIDX 32 Pinky Crush』で既に収録済みであり、こちらではキー音も切り出されているのだが、ポップンでは『Sunny Park』から12年以上続く「版権曲は原則キー音なし」の慣習に倣ってキー音なしとなっている。
--要するに「ポップンではいつもの事」でしかないのだが、弐寺を引き合いに出してポップンを「手抜き」と批判するユーザーも一部存在する。
-古参版権曲の複数削除
--版権曲の削除もいつもの事だが、本作での削除対象は「only my railgun(AC19初出、収録期間14年)」「夏祭り(AC17初出、収録期間15年半)」「シュガーソングとビターステップ(エクラル初出、収録期間9年)」といずれもかなり長い期間収録されていた版権曲が削除対象に選ばれた。なお、この3曲の削除と入れ替わりで収録されたのが前述の「メズマライザー」である。
---ちなみにこの3曲はいずれも高難易度バージョンの「UPPER譜面」が実装された楽曲であり、「UPPERが実装されたらその版権曲は安泰」というイメージも崩れることとなった。
**問題点
-実質的な値上げラッシュ
--PASERIプレーの利用が必須となる前述のEXTRA STAGE専用楽曲はもちろんのこと、PASERIスタンダードプレーの基本料金も1.2倍から1.3倍へ引き上げられている。店舗設定によるが概ね120円→130円への値上げである。
--解禁イベントでの楽曲解禁に必要なクレジットも概ね6~7クレ程度(ライトプレーの場合)と、過去作に比べ1~2クレ程度増加。イベントブースト未選曲やステージクリア失敗などが嵩むとさらに増加する。
--また、近年のシリーズでは無条件解禁していた過去作の楽曲解禁も本作では「解禁イベントの復刻」という形で有料化。とはいえ1回のプレーで必ず1曲解禁できるので良心的ではあるし、過去作の楽曲を有料解禁にしていたケースは過去作でも存在するので本作のみが批判されるような点でもない。
--そもそも値上げに関してはポップンだけに限った話ではなく、『beatmania IIDX』『DanceDanceRevolution』といった他機種でも行われていることであり、むしろ他機種の基本料金や解禁の必要クレジットを考慮すればポップンはまだ良心的な部類に入っている方ではある。さらに言えばアーケードゲーム及びゲームセンター自体の不況や電気代・人件費の高騰といった''物価高''の影響を考慮すればこの程度の値上げなどハッキリ言って焼け石に水もいいとこ。
-2025年5月以降の楽曲更新について
--今作は稼働時~年明け、4月辺りまでは移植やUPPERといった要素を交えつつ、いつも通りの展開を見せていた。
--しかし、5月になってからというものの、書下ろしのオリジナル曲についてはPoppin' Burgerでの解禁曲は「Primitive Whimsical Chopped Salad」、EXTRA STAGE専用曲については「嵐の唄」のみ。それ以外は全て追加UPPERや移植曲、アルバムからの収録曲といった既存あるいは別の媒体で発表された楽曲が中心になり、これまでのシリーズでいう稼働末期の更新ペースのような展開を見せたことで一部のユーザーを不安がらせた。
//--しかも、7月に入ってからは「Livelyセレクション 楽曲パック vol.2」の移植を飛ばして「黒紅掬い」をはじめとする「REFLEC BEATセレクション 楽曲パック vol.1」が収録される様になっている。
//現在はリフレクパックからの移植曲の数が1曲しかありませんが、ここから先のイベント内容が正直言って「不安」としか言いようが無いです。状況が状況なので保留とさせてもらいます。このペースで進むと8月くらいは全貌が明らかになるので、そこでCOを解除します。
//新作が迫ってきたら移植が中心になるのはいつもの事なのに、なんで今回だけやたらと騒ぎ立てるのかがわからない
--とはいえ、そのような展開になった同時期にDJ YOSHITAKAが社長に就任する「''株式会社コナミアーケードゲームス''」の設立・分社化が発表、さらに7月には''新作発表&新型筐体のロケテスト及びそちらへのオリジナル新曲投入''などが相次いで展開されたため、この楽曲更新の方針については社内のゴタゴタ&新作に開発リソースを割かれたといった「開発側の事情」によるものとして、こういった方針に理解を示すファンも少なくない。
**総評
ゲーム性・解禁イベント含め堅実に改良を続ける手堅いシリーズ作。
**余談
-本作では『peace』以来となる、4月1日のエイプリルフールイベントが開催された。
--ただの一発ネタかと思われたが、その後ゲーム内にて「『仕事猫』×ポップンミュージック デコパゲットしようキャンペーン」が開催され、仕事猫がポップンキャラのコスプレをしているデコパーツが入手できた。
#areaedit(end)
//記事を#areaedit()と#areaedit(end)で挟んでください。
//「#contents()」プラグインは、コメントアウト状態で記載してください。全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。
*&this_page()
ゲーム記事や用語集項目など、Wikiコンテンツ作成時の下書き用ページです。~
表示負担軽減のため、動画はコメントアウト状態で記載してください。~
また、''下書きに画像をアップロードするのは控えてください。''記事化後も画像が下書きに残り続けてしまうためです。~
アップロード画像を使用する場合は記事化後に該当記事にアップロードしてください。~
また、記事化前に画像のチェックが必要な場合には、外部の画像アップロードサービスを利用してください。~
項目を作成する際は、作成日付を添えます。~
ここは、''事情があって他のページから分離された下書き''を置いています。~
項目には、避難所に移る事になった経緯が分かるスレッドへの誘導を添えます。加筆、修正、下書きを元にした新規作成の前には、そちらを必ず確認してください。~
#region(このページの利用例)
-文章量や編集回数が多く、他の下書き項目や過去ログを圧迫する項目を退避させる
-記事に反映させる前に、長めの冷却期間を設ける
-編集制限されてしまった作品の記事を作り直す
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''【注意】''
-日付の記載がない、またはスレで相談している様子が見られない場合、項目の移動や削除措置が取られます。
-項目が荒らされてしまった場合、このページごと編集権を制限する場合があります。
-アダルトゲーム項目を避難させる場合、regionで畳んでください。
-非ログインのまま編集した場合、編集内容がこのウィキの編集割合制限にかかるため、プレビュー表示・編集内容の保存ができない場合があります。
--これらの問題を解決するには、編集後文字数が編集前文字数の50%以上の増減がないように編集してください。
**利用法
-1. 議論場所を用意する。
--本ページは避難所という立場上、編集にあたって各自の意見のすり合わせなどを行うための議論場所が必要となります。
-2. 記事を載せる。
--下書きは縦に並んでいますが、新しく下書きを載せるときは必ず最下部に追記してください。(下書き作成日が古いものが下部に行くと削除期限日がわかり難くなるため)~
また、編集が楽になるので記事の最初と最後にareaeditプラグインを付けることをお勧めします。
--本ページの立場上、初稿の段階では判定は埋めず議論で決めることを推奨します。
//--&color(red){''他のサイトやWikipediaから文章を引用かつChatGPTやCopilotやGoogle Geminiによる生成AIで修正する行為はNGです。''}
//↑議論なしに無断で追記されたルールのためCO(2025/07/22)
-3. 記事を完成させる。
--本ページの立場上、大勢の手が入ることが予想されるため、編集内容の要約を議論スレに書き込んでおくのもいいでしょう。
--もちろん一般記事同様に初稿作成者以外が編集を行うことも可能です。ただし、''以下の事項を行う際は必ず議論スレに報告を入れてください''。悪質な場合は規制されることがあります。
---下書きを削除もしくは移動する場合。~
通常の下書きで済むものがこちらに書き込まれていた場合は記事作成スレに報告の上でそちらに移動するとよいでしょう。
---ゲーム記事の判定を変更する場合(未定のものに付与することも含む)。
---下書きを記事として作成するか、作成依頼を出す場合。
---その他、記事のニュアンスに大きく変更が生じる編集をする場合。
--判定に関しては、議論が長引く場合は管理人裁定という手もあります。詳細は[[こちら>判定の変更について]]。
-4. 記事を作成する。
--議論スレでの議論が収束し記事を作成できる状況になった場合、ログインIDを持ってない人は、記事にする際に[[依頼所]]もしくは議論スレで依頼してください。
//--下書きの記事だから作成基準が緩い、ということはありません。一通り完成している記事でも「文章が簡素で内容が薄い」「文章が支離滅裂でわかりにくい」「他のサイト・Wikiからの引用」などの不備がある場合、&color(red){''記事化後すぐに修正依頼や要強化依頼が出されたり、記事化自体が見合わせとなる場合があります。''}依頼を出す前に内容を一読して不備の有無を確認し、不安な場合は記事作成相談スレに記事化の是非について相談してください。
--記事内容によっては、単独記事として作成するよりも既存の記事への追記の方が良いと判断される場合もあります。~
なお、''追記の場合はログインなしでも作業可能''です。
---追記を想定して記事を作成する場合、下書きの冒頭に追記先の記事名を表記しておくのもいいでしょう。
#region(下書き用テンプレート。書き方の詳細は[[テンプレ]]のページを参照)
※''contentsプラグイン(19行目)は必ずコメントアウト状態(先頭に「//」が付いたまま)で記載してください''(記事作成時にコメントを外す)。~
コメントアウトしない場合、全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。
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*タイトル
【読み】
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|対応機種||~|
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|開発元||~|
|発売日| 年 月 日|~|
|定価|, 円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO: ()|~|
|廉価版| : 年 月 日/, 円|~|
|配信| : 年 月 日/ |~|
|備考| |~|
|判定| |~|
|ポイント| |~|
//----
//#contents(fromhere)
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**あらすじ
**特徴
**評価点
**賛否両論点
**問題点
**総評
**余談
#areaedit(end)
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「記事下書き」は用途別にページが分かれています。
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#areaedit
初稿投稿日: 2025/07/13 追記修正歓迎
//記事作成相談スレで第三者から「稼働終了まで記事化は認めない」という意見が出たので避難所に移動しました
*ポップンミュージック Jam&Fizz
【ぽっぷんみゅーじっく じゃむあんどふぃず】
|ジャンル|音楽ゲーム|
|対応機種|アーケード|
|販売・開発元|コナミアミューズメント|
|稼動開始日|2024年9月25日|
|判定|未定|
|ポイント|音ゲーとしてはいつも通り手堅くまとまった一作&br()解禁イベント含めエンジョイ勢・初心者でも安心して楽しめる&br()曲別オプション保存機能やクイックリタイア、ガイドSEの音量設定追加でさらに快適に&br()EXTRA STAGE専用楽曲実装&br()他機種とは一線を画する版権曲&br()マイナーキャラの再登場が目立つ&br()楽曲編重・キャラクター軽視の姿勢はいつも通り&br()プレイ料金や楽曲解禁の実質値上げ|
|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズ]]''|
//冒頭の「利用法」の欄にある通り「第三者が下書き記事の判定変更を行う際は必ず記事作成相談スレに報告」というルールがある(悪質な場合は規制されることがあります)ので注意してください。
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//#contents(fromhere)
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**概要
アーケード音楽ゲーム『ポップンミュージック』シリーズの28作目。今回のテーマは「アメリカンダイナー」。キャッチコピーは「きっとみつかる キミだけのフレーバー♪」~
サブタイトルはそのまま「ジャム」「発泡性飲料」の意で、背景などにもそれらの要素が多数含まれているが、「即興的な演奏」「活気」といった意味合いも含まれている。公式略称は「ジャムフィズ」。
『[[peace>ポップンミュージック peace]]』『[[解明リドルズ>ポップンミュージック 解明リドルズ]]』『[[UniLab>ポップンミュージック UniLab]]』と同様、ロケテスト等は行われていない。~
しかし正式な新作稼働告知は稼働1か月前に公式ツイッターで告知されており、過去作に比べ早く告知されていた。~
これまで同様データ引継ぎの確認等はなく、内部的には24作目『[[うさぎと猫と少年の夢>ポップンミュージック うさぎと猫と少年の夢]]』から続くアペンドバージョン扱いという点は変わらない。
**特徴
-''システム面の改善''
--ガイドSEの音量変更機能実装
---家庭用の『Lively』からの輸入要素だが、あちらと違い音量が5段階(Livrlyは3段階)で設定可能になっている。
--クイックリタイア機能搭載
---家庭用ではおなじみだった強制終了機能が本作でついに実装。演奏中にテンキーの9を押しっぱなしにすると本来は一定時間放置することで発動するリタイア機能を任意で発動し、演奏を即座に終わらせることができる。ただしPASERIスタンダードプレー限定。
---当然だがネット対戦中は無効となる他、そもそもリタイアが存在しないバトルモードでも使用不可。
--''オプション保存機能搭載''
---楽曲ごとに前回プレーした際のオプション(ハイスピードオプションなど)を保存できるようになり、プレー毎に毎回設定しなおす必要が無くなった。完了時に「設定を保存しない」を選ぶことで保存しないことも可能。
---オプション設定履歴がない譜面を遊ぶ際は「オプション注意!」と表示され、これまで同様直前プレーのオプションがそのまま適用される。
--「お気に入りカテゴリ」の登録数が100曲(これまでは30曲)に大幅増加
--一部楽曲の難易度変更
---対象は前作UniLabの楽曲のみだが、「pastel@sweets labo(*'v'*)」「Redemption Tears」「葬送のエウロパ」「Stylus」など明確な詐称・逆詐称曲にメスが入っている。
---なお、前作で散々問題児扱いされた超高難易度譜面「Mecha Kawa Breaker!!」EXはLv49から''Lv50へ昇格''を果たしている。
-''EXTRA STAGE専用楽曲実装''
--『GITADORA』の「ENCORE STAGE」専用楽曲と似たようなシステムで、PASERIプレーでエクストラステージに進出することで、ここでしか選曲できない楽曲が登場する。専用楽曲は一定期間で変更され、前の楽曲は解禁イベントに回される。
--プレーしても常駐させることはできず、常駐は後に解禁イベントにて解禁されるのを待つ必要がある。常駐まではNET対戦も不可能。
---担当キャラクターも常駐させるまでは使用不可能。
--専用楽曲のEX譜面は最低でも''Lv48''、EASYやNORMAL、HYPERといった下位譜面でもEASYはLv15前後、NORMALはLv32前後、HYPERがLv43前後と全譜面が高レベルに設定されており、基本的には上級者向け楽曲となっている。とはいえギタドラの「PREMIUM ENCORE STAGE」のように高いCOOL率が求められる等はなく、エクストラステージを出すこと自体も容易いので腕前関係なく楽しむことができる。
--なお、この要素の存在により、「優位性が少なくPASERIスタンダードプレーを遊ぶ必要性がない」とされていた点も改善されたことになった。
-''解禁イベント「Poppin' Burger」''
--本作のメイン解禁イベント。ゲーム内紹介では「ゲームをプレーして食材をあつめてうまうまバーガーつくっちゃお!」と紹介されている。
--イベントが進行している際は選曲画面に「ブーストカテゴリ」が用意され、そのカテゴリ内から1曲選曲することで解禁進捗にボーナスが入る。
---ブースト楽曲は最大21曲選曲され、ステージ毎にある程度入れ替わる。
--プレー結果に応じて「熟成厚切りチーズ」「ジューシー炭火焼パティ」「朝どれリーフレタス」「ソウジ似のソーセージ」といったバーガーの食材が手に入り、それを使ってバーガーを作りゲストに提供するのが目的。
---食材の中には「爆辛スーパーチリ」「あま~いストロベリー」「濃厚ホイップクリーム」「ヤミーおすすめゼリー」「縁起物こいのぼり」「初夏香るかしわもち」など、どう考えてもバーガーに挟むようなものではない食材もちらほら。
--食材の入手には「ポップンをプレーした(最低保証)」「ステージをクリアした(最大4個)」「ブーストカテゴリから選曲(1個まで)」「今日初めてプレーした(デイリーボーナス)」「特典付きプレーで開始した(プレミアムプレーを選んだ)」などの条件がある。ただし内部的には細かく数値が決められており、「今日初めてプレーした」「特典付きプレーで開始した」で手に入る食材の方が解禁進捗が進みやすい。
--ゲスト(楽曲)は最大で3人までしか来店できず、それ以上未解禁楽曲が溜まっている場合はその前に来店しているゲストを捌かなければならない。来店順は楽曲配信順で完全固定されている。
--なお楽曲解禁に必要な食材数の都合上、完成品のバーガーは20段を優に超すとんでもない高さのバーガーとなる。イベント画面の構図や降り注ぐ食材のカオスさも相まって、アーケードゲーム『ビシバシチャンプ』シリーズに収録されていたミニゲーム「お姉さんがバーガー屋でサクサク作る」を思い出したプレイヤーもいたとか。
-''復刻イベント「なるなる♪ユニラボプチ実験室!」「なるなる♪ユニラボ実験室 プチMAX」''
--前作「UniLab」の前半戦楽曲が解禁できる期間限定の復刻イベント。前者のプチ実験室では初期の30曲、後者のプチMAXではボス曲の「F/S」を含めた60曲全てが解禁対象となる。
--プレー内容にかかわらず1プレーごとに必ず1曲が解禁される。ただし最初の解禁楽曲は「ラブケミ」で固定され、ボス曲の「F/S」は59曲全てを解禁していないと出現しない。
**評価点
-相変わらず豪華な新曲群
--デフォルト楽曲では「阿部靖広」「m@sumi」「BEMANI Sound Team "HuΣeR"」といった常連アーティストに加え、「北川翔也」「T-HEY & TANEKO」「My Complex of Academy」「アマギセーラ」「T4K」といった直近のシリーズで存在感を示している新参アーティストも多数参加。
--近年の追加版権曲でおなじみの「キミのね」も「大谷舞 feat.つむぎしゃち」名義でオリジナル楽曲を提供。AC16以来の参加となる「青野りえ」、AC18以来のオリジナル曲を提供して以来の単独参加となる「mizuno」の参加も意外性あり。
--解禁イベントの先駆けにしてメインテーマ曲「Saturday's Reward」はポップンでおなじみの劇団レコードと秋成が担当。以降の追加楽曲でも「Tomoyuki Uchida」「cosMo@暴走P」「山本真央樹」「豚乙女」「red glasses feat.ゆきまめ」「OSTER project feat. Hinatanso」「情次2号&ジン」「ARForest feat.nayuta」「藤野マナミ&うさおりーぬ」と常連・新参問わず様々なアーティストが楽曲提供。
--EXTRA STAGE専用楽曲も「BEMANI Sound Team "PON" feat.NU-KO」「Hommarju」「削除」と豪華アーティストの楽曲が続々と登場。
--他機種からの移植曲では「轟け!恋のビーンボール!! (STARDOM Remix)」「Rushiest Rush」といった『DANCERUSH STARDOM』からの移植の他、「ONYX(OVER 200)」「Flower-Band ver.-(BEMANI曲をバンドで演奏してみた)」といった過去作でも収録されたアルバムからの収録も健在。
--ゲーム関連曲では『[[ボンバーマン>ボンバーマンシリーズ]]』シリーズのサウンドトラック「Super Amazing Music」の配信記念として「Amazing Bomberman((『スーパーボンバーマン2』のバトルモードBGMをアレンジしたもの))」「CRAZY ARTS」といったボンバーマン関連の楽曲が『DanceDanceRevolution』『jubeat』と共に初収録された。
--UPPER譜面は「胸キュン☆マレット / キセキはじまり☆」「リトルロック / Little Rock Overture」「ハイパンク / cobalt」といった人気曲への追加だけでなく、「カレッジポップ / ペパーミントは私の敵」「NUスタイルロカビリー / Electronic or Treat!」といった意外な楽曲への追加も行われている。
---版権曲へのUPPER譜面追加も引き続き行われており、「いーあるふぁんくらぶ」「一触即発☆禅ガール」の2曲に追加。特に後者はLv47と高難易度枠。
-解禁イベント「Poppin' Burger」
--指定のノルマを達成することで解禁が進む前作では「GREAT率10%以下でクリア」「GOOD率1%以下でクリア」「500コンボ達成してクリア」「フルコンボを決める」といった明らかにハードなノルマが提示されることがあったが、本作では''「ステージをクリアする」「イベントブーストカテゴリから1曲選ぶ」という点さえこなせば最大数の食材が入手できる''非常にシンプルなルールとなっており、初心者やエンジョイ勢にも分かりやすい。
--前作や前々作のように細かいノルマや選曲を考えることなくプレーできるようになったのが最大の評価点と言える。
--また、来店するゲストは全てイベントに合わせたデフォルメ絵で描かれており、来店時・楽曲解禁時でしっかりセリフが用意されている。セリフも「お休みの日って 自分へのごほうびだよね(レオくん)」「たまには1人のんびりしたっていいよな(タクト)」「今日も言えなかった でもきっと明日は…(ちなつ)」「うずく俺の右目を癒すとするか…(アシュレイ=ボア)」とキャラクターのイメージに合わせた内容。
-マイナーキャラの優遇
--本作では「バンブー」「マリィ」「エリカ」「アメトリ」「ウェルダン」「ニッキー」「ハッシュマン」「キリ」「サユリ」「ハラ=ヘッタ」といったマイナーキャラの優遇傾向が目立つ。
--中には「アシュレイ=ボア(14年ぶりの登場)」「シャルロット(17年ぶりの登場)」「ポプコン(17年ぶり)」「ボブ・ザ・スパイダー(18年ぶり)」「パル(''20年ぶり'')」「サイバー(''22年ぶり'')」「ジェシカ(''22年ぶり'')」「ソウジ(''22年ぶり'')」「ローリィ(''23年ぶり'')」といった10数年単位で出番がもらえなかったキャラクターも登場している。
--もちろんマイナーキャラばかりではなく、「レオくん」「ジュディ」「Mr.KK」「タクト」「シャル」「ノーヴァ」「ミニッツ」といった人気キャラもしっかり再登場している。
--版権曲の担当キャラも「メズマライザー」に「うさぬこ」、「エクスプロウル」に「カジカ」など、曲に合ったキャラ選出が光る。
-他機種と一線を画する新規版権曲群
--「ラグトレイン」「メズマライザー」といった定番どころと言える版権曲も収録されている一方、「シャンティ」「ビノミ」「ワカンナイト☆フィーバー!?」「白龍 (Struggle)」「らいふいずびゅーてぃふぉー」など、''BEMANIどころか音ゲー自体初収録''の版権曲も少なくない。
---とはいえ現状のポップンで『太鼓の達人』『CHUNITHM』『maimai』といった新鮮なアニメソングやネット音楽を軽快なフットワークで湯水の如く投入してくる他社の大人気音ゲーに版権曲の質や量で張り合って勝てるわけがないのは明白であり、あえて有名どころを避けた変化球路線で攻めるのは方針としては間違いではない。
--前作から引き続き「キミのね」の楽曲が登場しているが、「ハルカナアルカナ((漫画『王の獣~掩蔽のアルカナ~』とのコラボレーションソング。なお原作漫画は2025年3月をもって完結している))」「ウォン・テッド」のどちらも前作同様公開されて1か月足らずで収録されるスピード収録となっている。
--変わり種枠としてはKONAMI、ブシロードクリエイティブ、ドロッセルマイヤーズによって2021年に始動した次世代ボードゲーム企画「ヨフカシプロジェクト」のイメージソング楽曲「まっぷたツートンソウル((同名ボードゲーム「まっぷたツートンソウル」のイメージソング))」「そして惨劇は灰色に踊る((「キルタイム・キラーズ 絶泉館の殺人」「キルタイム・キラーズ THE BOARD GAME 真明市連続殺人事件」2作品のイメージソング))」が版権曲として追加された。
--ちなみに本作での追加版権曲は前述のボンバーマン曲とヨフカシプロジェクト曲を除けば大半がボーカロイド楽曲となっており、''アニメソングが一切収録されていない''。そういったこともあってか、「ポップン=アニメソングの雄」というイメージを抱く一部のファンは再び不満を漏らすことに。
--最も、「残酷な天使のテーゼ」「GET WILD」「ブルーバード」「Butter-FLY」「第ゼロ感」といった過去作で収録された豊富なアニメソングや有名版権曲は削除されることもなく未だ健在であり、新規や初心者が遊べるようなアニメソングが一切存在しないなんてことはないのでそのあたりは安心と言える。
-「ポップンスコアチャレンジ」復活
--25作目『peace』で開催されていたスコアアタックイベントが復活し、課題楽曲は週替わりというルール等に変更はないが、本作では「ハルカナアルカナ」「ラグトレイン」「千本桜」のような版権曲も課題楽曲に選ばれるようになった。
--また、本作では新たに直近5週間分の順位でスコアを付ける「5週間ランキング」が新たに追加された。
-「デコパーツ」の継続収録
--本作でも前作に引き続き、解禁イベントにてキャラクターを彩る新たなデコパーツを入手することが可能。
-一部イベント楽曲の無条件解禁
--前作UniLabでの「いちかのごちゃまぜMix UP!」、前々作の解明リドルズで行われた「出張!ポップンクエスト Lively II~ノスタルジア編~」の楽曲は無条件解禁。
--BEMANI7機種の合同企画「BEMANI×ボカコレ 2025 Winter」で採用された6曲は全て無条件解禁。
--前作での「Awakening Wings」にて「他機種では無条件で遊ばせている曲にポップンだけ金を取っている」と批判された影響か、本作でそういった扱いの楽曲は「Amazing Bomberman」のみとなっている(同曲は『jubeat』でのみ無条件解禁、『DanceDanceRevolution』ではポップンと同様に要解禁)。
-一部楽曲への追加譜面
--2025年4月のアップデートにて「胸キュン☆マレット[UPPER] / キセキはじまり☆」といった本作初出のUPPER譜面にEASY譜面が追加された他、『peace』で追加された「バトルダンス[UPPER] / シャムシールの舞」にEASY譜面が追加された。
--また、BATTLEモードの「Amazing Bomberman」「CRAZY ARTS」は当初NORMAL譜面しか存在しなかったが、アップデートでHYPER譜面が実装。BATTLEモードへの追加譜面実装は極めて稀なケース。
-些細な点ではあるが、BATTLEモードの楽曲にロングポップ君を搭載した譜面が本作で初登場している。
--これまで実装以来、バトル譜面にはロングポップ君は一切実装されていなかった。
**賛否両論点
-本作ではポップ君を叩いた際のエフェクト(キービームではない)が泡がはじけるようなエフェクトとなっており、過去作に比べて大きくなっている。
--そのため稼働当初は「ポップ君が見辛い」という意見も出ていた。
-新規収録のボーカロイド版権曲「メズマライザー」がキー音なし
--この曲は『beatmania IIDX 32 Pinky Crush』で既に収録済みであり、こちらではキー音も切り出されているのだが、ポップンでは『Sunny Park』から12年以上続く「版権曲は原則キー音なし」の慣習に倣ってキー音なしとなっている。
--要するに「ポップンではいつもの事」でしかないのだが、弐寺を引き合いに出してポップンを「手抜き」と批判するユーザーも一部存在する。
-古参版権曲の複数削除
--版権曲の削除もいつもの事だが、本作での削除対象は「only my railgun(AC19初出、収録期間14年)」「夏祭り(AC17初出、収録期間15年半)」「シュガーソングとビターステップ(エクラル初出、収録期間9年)」といずれもかなり長い期間収録されていた版権曲が削除対象に選ばれた。なお、この3曲の削除と入れ替わりで収録されたのが前述の「メズマライザー」である。
---ちなみにこの3曲はいずれも高難易度バージョンの「UPPER譜面」が実装された楽曲であり、「UPPERが実装されたらその版権曲は安泰」というイメージも崩れることとなった。
**問題点
-実質的な値上げラッシュ
--PASERIプレーの利用が必須となる前述のEXTRA STAGE専用楽曲はもちろんのこと、PASERIスタンダードプレーの基本料金も1.2倍から1.3倍へ引き上げられている。店舗設定にもよるが概ね120円→130円への値上げである。
--解禁イベントでの楽曲解禁に必要なクレジットも概ね6~7クレ程度(ライトプレーの場合)と、過去作に比べ1~2クレ程度増加。イベントブースト未選曲やステージクリア失敗などが嵩むとさらに増加する。
--また、近年のシリーズでは無条件解禁していた過去作の楽曲解禁も本作では「解禁イベントの復刻」という形で有料化。とはいえ1回のプレーで必ず1曲解禁できるので良心的ではあるし、過去作の楽曲を有料解禁にしていたケースは過去作でも存在するので本作のみが批判されるような点でもない。
--そもそも値上げに関してはポップンだけに限った話ではなく、『beatmania IIDX』『DanceDanceRevolution』といった他機種でも行われていることであり、むしろ他機種の基本料金や解禁の必要クレジットを考慮すればポップンはまだ良心的な部類に入っている方ではある。さらに言えばアーケードゲーム及びゲームセンター自体の不況や「e-amusement Participation」により徴収されるコナミ税、ゲーセンを取り巻く電気代・人件費の高騰といった''物価高''の影響を考慮すればこの程度の値上げなどハッキリ言って焼け石に水もいいとこ。
-2025年5月以降の楽曲更新について
--今作は稼働時~年明け、4月辺りまでは移植やUPPERといった要素を交えつつ、いつも通りの展開を見せていた。
--しかし、5月になってからというものの、書下ろしのオリジナル曲についてはPoppin' Burgerでの解禁曲は「Primitive Whimsical Chopped Salad」、EXTRA STAGE専用曲については「嵐の唄」のみ。それ以外は全て追加UPPERや移植曲、アルバムからの収録曲といった既存あるいは別の媒体で発表された楽曲が中心になり、これまでのシリーズでいう稼働末期の更新ペースのような展開を見せたことで一部のユーザーを不安がらせた。
//--しかも、7月に入ってからは「Livelyセレクション 楽曲パック vol.2」の移植を飛ばして「黒紅掬い」をはじめとする「REFLEC BEATセレクション 楽曲パック vol.1」が収録される様になっている。
//現在はリフレクパックからの移植曲の数が1曲しかありませんが、ここから先のイベント内容が正直言って「不安」としか言いようが無いです。状況が状況なので保留とさせてもらいます。このペースで進むと8月くらいは全貌が明らかになるので、そこでCOを解除します。
//新作が迫ってきたら移植が中心になるのはいつもの事なのに、なんで今回だけやたらと騒ぎ立てるのかがわからない
--とはいえ、そのような展開になった同時期にDJ YOSHITAKAが社長に就任する「''株式会社コナミアーケードゲームス''」の設立・分社化が発表、さらに7月には''新作発表&新型筐体のロケテスト及びそちらへのオリジナル新曲投入''などが相次いで展開されたため、この楽曲更新の方針については社内のゴタゴタ&新作に開発リソースを割かれたといった「開発側の事情」によるものとして、こういった方針に理解を示すファンも少なくない。
---近年では不安定な更新ペースや版権曲削除が続く『ノスタルジア Op.3』『jubeat beyond the Ave.』『DANCERUSH STARDOM』『DANCE aROUND』といった他BEMANIシリーズや、完全にゾンビ状態で放置されている『REFLEC BEAT 悠久のリフレシア』などの惨状もあってか、「週一更新が維持できてるだけでも満足」「余計な事をせずシリーズが存続して遊べてるだけで十分仕事してる」といった現実的な考えを持つユーザーも多い。
**総評
ゲーム性・解禁イベント含め堅実に改良を続ける手堅いシリーズ作。
**余談
-本作では『peace』以来となる、4月1日のエイプリルフールイベントが開催された。
--ただの一発ネタかと思われたが、その後ゲーム内にて「『仕事猫』×ポップンミュージック デコパゲットしようキャンペーン」が開催され、仕事猫がポップンキャラのコスプレをしているデコパーツが入手できた。
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