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クリプト・オブ・ネクロダンサー - (2016/04/15 (金) 20:18:20) の編集履歴(バックアップ)
クリプト・オブ・ネクロダンサー
【くりぷと おぶ ねくろだんさー】
ジャンル
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ハードコアローグライクリズムゲーム
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対応機種
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Windows XP~ プレイステーション4 プレイステーション・ヴィータ
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メディア
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ダウンロード専売
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発売元
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【Win】Klei Entertainment 【PS4/PSV】スパイク・チュンソフト
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開発元
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Brace Yourself Games
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発売日
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【Win】2015年4月24日 【PS4/PSV】2016年1月18日
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価格
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【Win】1,480円 【PS4/PSV】1,800円(税別)
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プレイ人数
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1~2人
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レーティング
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CERO:B(12歳以上対象)
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判定
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良作
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概要
ローグライクとリズムゲームを組み合わせた異色かつ高難度のアクションパズルチックなRPG。
PS4版とPSV版はローグライクゲームに定評のあるスパチュンがローカライズを担当。どちらか一方を購入するともう一方も入手できるクロスバイに対応している他、専用のMOD/追加コンテンツも収録されている。
特徴
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操作は方向キーのみ。BGMの1ビートが1ターンとなっている特殊な強制ターン制を採用している。
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移動も攻撃も全てキーを入れるだけの単純操作となっているが、画面下で流れるビートバーが中央の心臓に重なるタイミングでテンポよく操作していく必要がある。
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ビートバーの流れるタイミングは曲により変化する。上手くリズムに乗りつつ敵を倒すと、コンボボーナスにより敵の落とすコインが倍増していく。
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逆にタイミングがずれれば移動すら出来ず、一拍でも抜かせばコンボボーナスも途切れる。
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BGMはフロアにおける時間制限の役割も兼ねており、曲が終わると落とし穴で強制的に次のフロアに飛ばされる。基本的にフロアが進むたびに段々とテンポが早い曲になっていき、行動が難しくなる。
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装備アイテムは獲得した段階で自動的に装備される。
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方向キーの同時押し(上+下など)で使用するアイテムやスペルも存在する。
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アイテム、スペルには所持数制限があるが、アイテムはバックパックを獲得することで所持数を増やせる。スペルは2つまでで、3つ目を獲得すると先に獲得したものから消える。
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ダンジョンには触れると発動するトラップも存在する。
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各ダンジョンへ向かうロビーで強化などが行える。
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ダンジョン内に囚われているキャラクターを救出することで各施設がオープンして利用できるようになる。
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ダンジョンで手に入るダイヤを一定数消費することでライフであるハートを増やしたり、新しいアイテムがダンジョンに出現するようアンロックを行える。
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複数のプレイヤーキャラが存在し、条件を満たすと変更できる。
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キャラによって初期の所持アイテムが異なる他、爆弾を無制限に使えるといった特殊能力を持つキャラもいる。
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PC版ではプレイヤーキャラを含めたあらゆる外見を変更するMODが利用可能。フロアごとのBGMを変更するカスタムソング機能も存在している。
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スパイク・チュンソフト発売のPS4/PSV版ではユーザー任意での導入こそ不可能だが、
同社の『風来のシレン』・『ダンガンロンパ』のキャラや・高田雅史によるリミックスBGMが用意されている。タイトー『GROOVE COASTER 3』とのコラボで、同作のアバターや楽曲も無料アップデート追加。
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追加BGMはすべて本作の元曲に近い長さにアレンジされ、タイムアタックモードにも対応している。
評価点
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難易度は高めだが理不尽さを感じさせないゲーム性
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敵もリズムに乗ってパターンで動いている。その敵の行動パターンを覚えつつ、リズムにノリながら対処するのは意外とかなり難しい。
しかしその独特のプレイフィールに慣れれば強敵もノーダメージで倒せるように、プレイヤーの腕前が問われるゲームとなっている。
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アイテムの出現などはランダム性が高いハクスラとなっているが、全敵キャラは初期状態でもどうにか出来るので、どうやってもクリア出来ないという状況はほぼ発生しない。
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壁を掘って進めるシャベル系アイテムも用意されている。初期装備にも入っているので攻略ルートも自由がききやすい。
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ノーマルモードの各ゾーンは3層+ボス戦で構成されており、オンラインランキングにも対応している。クリア出来るようになってからが本作の本番と言える。
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ダンジョンに入る前にある程度の強化を行えるので、各種要素をアンロックしていけば生存率も上がっていく。
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遠距離攻撃が可能な「スピア」をアンロックすれば序盤はかなり心強い。
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最初のフロアに囚われているビーストマスターを救出すると、一度倒したことのある敵と自由に練習が行えるようになるのでプレイヤースキルも磨ける。
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ノリのいい音楽のリズムに合わせてキャラを動かすだけでも楽しく、それがモチベーションを維持する要因となっている。操作も単純でチュートリアルも用意されているので、敷居そのものは低い。
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豊富なゲームモード
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メインとなるノーマルモードの他、1日1回だけ挑戦してランキングを競えるデイリーチャレンジ、ローカルマルチプレイモードなど非常に多彩。
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ゾーン4を突破しゲームクリアすると、自分で固定ダンジョンマップを製作できるレベルエディターが解禁される。
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Win版はSteamWorkShopとの連携機能が存在し、MODやエディットダンジョンの導入や配布が手軽に可能。
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ディスコミュージックなどをメインとしたノリのいい楽曲
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DLC込で全部で50曲以上。プリセット・追加曲含め任意に変更可能。
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矢印だけの操作ということで、Win版は『DDR』準拠のダンスパッドを使用し、実際に踊りながらプレイするツワモノも。
問題点
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瞬時の判断と思考しながらの操作が必須。これは人によってはかなりの難しさになる。少なくともじっくり考える派のプレイヤーとは相性が悪い。
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一応リズムに縛られずに行動できるキャラこそあるが、対象となる実績は少ない。
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移動と攻撃の操作が同一かつ基本的に両立不可なことから、敵一体倒すにも頭を使わねばならない。この独特のプレイフィールが最初にして最大の壁。
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ちなみにストーリーモードで最後に操作するキャラは「HP1固定」「武器は初期装備のナイフ固定」という只でさえ厳しい制限の上に「リズムを1ミスしただけで即死する」という驚異的な難易度。
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他のキャラの場合はコンボボーナスを犠牲に「ビート(1ターン)を何もせず見送る」という戦術も使えるのだが、このキャラではそれも出来ないので敵との位置調整は困難。
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そこまで凝ったストーリーが有るゲームではないが、このキャラをクリアしなければストーリーの結末を見ることも出来ない。
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ボーナスを維持しようとすると常時動かねばならず、そのせいでメッセージを読みきれないことがある。
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敵側は常時動いてくるので焦ることも多い。またボーナス効果そのものや、それによって性能も上がる装備も決して攻略には無視できない。
総評
異色ながら完成度・中毒性・そして難易度が高くまとまっているローグライク。
手軽で遊びやすい操作だが、リズムに乗って操作しながら瞬時に状況を判断していくというシビアなゲームシステムが全世界のプレイヤーに高く評価された。