【ばとるふぃーるどわん】
ジャンル | FPS | |||
対応機種 |
プレイステーション4 XboxOne Windows7/8.1/10 |
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発売元 | エレクトロニック・アーツ | |||
開発元 | DICE | |||
発売日 | 2016年10月21日 | |||
定価 | オープン価格 | |||
プレイ人数 | 1~64人 | |||
レーティング | 【PS4/One】CERO:D(17才以上対象) | |||
判定 | 良作 | |||
ポイント |
コンセプトは原点回帰と総力戦 時代は遡ったがゲームのクオリティは進化 マルチプレイはシリーズでも屈指の良バランス 巨大兵器の参戦に新たなモードで更に熱くなる戦場 シングルはボリュームが少ないながらも良い出来 |
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バトルフィールドシリーズ |
バトルフィールドシリーズ第12作目で第一次世界大戦を題材にした作品。通称「BF1」。
題材の第
1
次世界大戦が「総力戦(All-Out War)」だった事、バトルフィールドの
原点
(*1)という事からタイトルナンバリングが「
1
」になっている。
時代が遡ったことから兵器も時代に準じた物になってはいるが、ゲーム性は過去作から進化しており、
ゲームモードに、「ウォーピジョン」「オペレ―ション」等のゲームモードが追加され、
戦況を一変させる戦艦、装甲列車、飛行船と言った巨大兵器が新たに登場している。
これらの新規要素も加わり陸海空の兵器がぶつかり合う迫力と興奮に満ちた「総力戦」がプレイヤー達を待っている。
同時期のライバル作品が宇宙や架空の未来など舞台に移すのに対して、第一次世界大戦時代を遡る事へ驚きの声が見られたものの、いざリリースをされるとそのクオリティは確実に進化している事をプレイヤーたちに見せつけた。
3以降の近代戦のシリーズではやや偏り気味なゲームバランスもテクノロジーが未熟な時代という制約を逆手にとって、むしろ全体的にバランスがシリーズの中でも良くなっており、
1942を思わせる多くのプレイヤーと兵器が入り乱れるぶつかり合う混沌と熱気に満ちた戦場を復活させた。
DICEがコンセプトに総力戦と原点回帰を掲げた本作にかける意気込みの程を感じさせてくれる。
やや目立つ欠点があるものの、それを覆い隠すほどの魅力が本作にはあり、バトルフィールドシリーズ最高傑作との論評も一部で上がっているのも納得の一作。
兵士よ、銃剣を掲げ、壕を乗り越え、毒ガスや弾幕を潜り抜けて敵陣へ突っ込もう。
ここが本物の戦場(バトルフィールド)だ!