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【びーとまにあ つーでぃーえっくす とぅえんてぃーふぁいぶ きゃのんぼーらーず】
ジャンル | DJシミュレーション | |
対応機種 | アーケード | |
販売・開発元 | コナミアミューズメント | |
稼動開始日 | 2017年12月21日 | |
判定 | なし | |
ポイント |
筐体仕様が一新 基本システムは前作からさらに洗練 最大4人でのリアルタイム対戦が実現 メインイベントは『21 SPADA』以来の1本体制 異様な存在感のボス曲 「DEATH†ZIGOQ」 |
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beatmania IIDXシリーズ |
beatmania IIDXシリーズ26作目。今作のテーマは「レース(モータースポーツ)」。
そのテーマに違わず、カーレースでの演出を強く意識したカジュアルなデザインとなっており、「競争」をテーマとした新モードも搭載されている。
内部ハードウェアの大幅更新
筐体カメラの導入
ARENAモード
サウンドエフェクター増加
STAGE選曲時・リザルト画面でのボイス
曜日システム
TIME HELLモード
DJランク・シーズンDJランク
プレー画面
その他
激走!キャノンレーサー
IIDX AIR RACE
FLOOR INFECTION 第32弾
鍵龍討滅戦 四色共同戦線
既存システムの改良
新システム
抑えられた難易度インフレ
RECOMMENDフォルダの実装
楽曲群
ビジュアル面
演出面
痒い所に手が届かない新システム
「激走!キャノンレーサー」の解禁
ARENAモードの是非
システムボイス
大量のデフォルト曲
譜面傾向の問題
ハードウェア刷新による弊害
「激走!キャノンレーサー」の問題点
ARENAモードの問題点
「FLOOR INFECTION」第32弾の解禁仕様
カスタマイズの乏しさ
旧曲解禁の問題点
新曲の詐称
段位認定課題曲に関する問題
新基板への移行という事も影響してか、基本的には前作+αといった内容となっている。
曜日システムなど前作の良点はそのまま継承した上で洗練されており、その前作と比較してもプレーヤーが受けるメリットは確実に向上している。LEGGENDARIAフォルダの仕様変更など改良点も多い。しかも、イベント楽曲を解禁し逃すとしばらくの間にて解禁ができないという本シリーズ最近の問題点を改善した事も評価できる。
ARENAモードなどには意外な曲にスポットが当たる等評価できる点もあったが、楽曲解禁やマッチング周りのシステムの粗が非常に目立っており、今後に期待ということになった。
一方で基板を変えたことによる弊害や、全体的な解禁の重さ、楽曲の扱いなどで評価を落としてしまった側面もある。
また、ARENAモードの存在や実況内容に見られる、実力主義を推進するような展開には疑問符も付く。特に前者の楽曲を人質にとるような形は、あくまで楽曲の演奏を楽しむ事が根底にあり、様々な楽しみ方があるこのジャンルとしては問題である。
とはいえ、それらはまだ改善の余地はあるだろう。
森一丁氏の実況の中にも、こんな一文がある。
「今日の一歩は、明日の伝説へと変わるんです」
今作もまた、IIDXにとって伝説への一歩となる事を願うばかりである。