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バトルユニット ZEOTH - (2017/06/21 (水) 14:22:13) のソース

「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。~
依頼内容は全体的に薄い記事の補強です。~
&color(red){''17年9月16日までに改善されない場合は削除対応します。''}
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*バトルユニット ZEOTH
【ばとるゆにっとぜおす】
|ジャンル|アクションシューティング||
|対応機種|ゲームボーイ|~|
|発売元|ジャレコ|~|
|発売日|1990年12月21日|~|
|定価|3,466円|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|モノクロ画面ながら結構な質のロボゲー|~|

**概要
人型兵器「ZEOTH」を操作して全5面(ループ)を攻略するアクションシューティングゲーム。

**システム
-サイドビューのアクションシューティングゲーム。耐久力制。
--各種ステージは奇数面は強制的に進んで行く横スクロールで、偶数面はプレイヤー任意で進めていく縦スクロールの「[[沙羅曼蛇]]」形式。
--被弾や衝突等で耐久力が0になるとゲームオーバー。その際のコンティニューは無限。
-操作体系
--方向キーで自機の移動、並びにショットの方向を任意に指定。
--Aボタンで自機の高度を調節。
--Bボタンで自動連射ショット。素早く二回押すと耐久力2発分消耗して画面上の敵を殲滅するウェポンを使用。

***アイテム
-B
--ビーム。広範囲をカバーし、連射が利くショット。使い勝手抜群。
-L
--レーザー。連射が利かないが、高威力のショット。ボス戦で有効。
-P
--パワーアップ。自機のショット性能がアップ(3段階まで)。パワーアップが最大の場合、自機耐久力が1回復する。
-U
--自機の耐久力が1回復する。また、耐久力は最大8まで。

**評価点
-何かとスタイリッシュなフォルムの自機。デモといい、バトルといいモノクロながらもスタイリッシュで映える。
--当時のドット表現技術では結構な表現力だったといえる。
-強化時のビームは非常に範囲の広いショットを撃つ事が出来、容量の少ない当時のゲームボーイソフトの中では比較的撃ちまくりの爽快感が出ていると言える。

**賛否両論点
-全体的な難易度の低さ。
--クリアすると耐久力が全快する。そのためボス戦ではダメージ覚悟で密着して連射の戦術を取る事も可能。
--耐久力全快は初心者には有難いが、ゲームバランスの崩壊は否めない。

**問題点
-横スクロール面について
--本作の奇数面は強制横スクロール方式を取っているが、他のゲームボーイの横STGとは異なり、当時の据え置き機の雰囲気を再現したのか、''上下にも激しくスクロールしてしまう''。
--幸いにも画面外から弾を撃たれる事は無いのだが、特殊すぎるスクロール仕様故に、操作に慣れないと不意に上下にスクロールしてしまって敵キャラに激突…という事が頻繁に起こりやすい。
-15分足らずで1周クリアと何かと物足りない。
--特に偶数面はちょっと進むとボス戦…、と拍子抜けな短さ。
-難易度設定がない。
--例えば、『自機の耐久力の設定』、『クリア後の自機の耐久力の回復の有無並びに回復量』等があると上級者も満足するのではないだろうか。
-やり込み要素があまりない。
--このゲームに限らず当時の作品はやり込み要素があまりないのが多いのは仕方がないと言えば仕方がないが…。

**総評
機種が機種だけにモノクロなのが惜しまれるが、ロボット物が好きなプレイヤーならスタイリッシュな自機に恍惚としてしまうことだろう。~
惜しむらくは、同社のロボゲー『フォーメーションZ』の陰に隠れがちなところか。

**余談
-本作以降ジャレコは長らくの間GBの横STGから手を引く事になるのだが、[[久しぶりに携帯機で手掛けた横STGがとんでもないクソゲーになるとは>ダライアスR]]誰が思ったのだろうか…