リズム天国 ミラクルスターズ
【りずむてんごく みらくるすたーず】
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ジャンル
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リズム
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対応機種
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Nintendo Switch
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発売元
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任天堂
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発売日
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2026年7月2日
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定価
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パッケージ版/ダウンロード版:6,500円(税込)
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レーティング
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CERO:A
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判定
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良作
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ポイント
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11年ぶりのシリーズ新作 基本はそのままにボリューム増加 新モード「ビートスペル」も好評
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リズム天国シリーズ リズム天国 (アーケード) - ゴールド - みんなの - ザ・ベスト+ - ミラクルスターズ
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概要
前作ザ・ベスト+からは実に11年ぶりとなる、リズム天国シリーズの第5作目。
特徴
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「シンプルな操作でリズムにノる」という基本コンセプトは過去作と同様。
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通常ゲームのボタン入力に使うのはAボタンおよび十字ボタンのみで、具体的には以下のパターンがある。
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Aボタンのみを使用(「輪くぐり」など)
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Aボタンと十字キーのいずれか一方向のみを使用(「パラソル」ならAと十字キー↓、「コロコロ行進」ならAと→など)
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Aボタンと複数の十字キーを使用(A・←・→を併用する「ダンサー」のみ)
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ゲーム前のチュートリアルでは、Yボタンを押している間「おてほんモード」となり、自動で正しいリズムでプレイしてくれる。
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一人用ゲームはオール新作で全80種類。
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過去作のゲームを再録していた『ザ・ベスト+』にこそ届かないものの、『みんなの』の50種類からは大幅に増加している。
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前半の40ステージをクリアすると後半の「ウラ」に進むことができる。ウラは難易度が高めなゲームが多くなる。
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ちなみに、本作の「オモテ」面ではクリア時のリザルト評価は「最高」「いいかんじ」「ファイト!」とマイルドな表現になっているが、「ウラ」では過去作と同様の「ハイレベル」「平凡」「やりなおし」に戻る。
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多人数用ゲームは、協力ゲームが6種類とVSゲームが4種類。それぞれに3つ難易度違いバージョンがあるため計30種類。
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インターネットおよびローカル通信には対応していない。僅かな入力遅延でも致命的となるゲーム性を考えると致し方ないだろう。
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その他、「リズムおもちゃ」「スコアアタック」「ドラムレッスン」といった過去作と同様のおまけモードも充実している。
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ナイトモード
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パーフェクトキャンペーンをクリアすると、ゲームを遊ぶ際に「普通に遊ぶ」か「パーフェクトに挑戦」するかを選べる。さらに「パーフェクトに挑戦」を3回連続でクリアすると「ナイトモード」が開放される。
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ナイトモードではゲーム開始すぐに画面が暗転して一切見えなくなるため、完全に音だけを頼りにプレイしなければならない超上級者向けモード。ナイトモードもパーフェクトクリアすると、ステージ選択画面のアイコンが虹色に変化する。
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本シリーズでは、しばしば「画面を見ない・目を瞑った方が演出に惑わされずにプレイしやすい」と言われることがあったが、それが実際に「公式縛りプレイ」として採用されたという形である。
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ビートスペル
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リズムを刻むことで魔法を繰り出し、敵を倒していく新モード。
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ダンジョンをステージごとに進んでいき、分岐によって異なる魔法を習得したりアイテム(パッシブスキル)を得られたりする、いわゆるデッキ構築型ローグライク(『Slay the Spire』系)のようなシステム。
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Bボタンでリズムを刻み、Aボタンで魔法を発動する。ボタンを押す数とタイミングによって異なる魔法が使えるが、その周回中にダンジョン内で習得している魔法でなければボタンが合っていても発動できない。
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ストーリーモードでは習得魔法や出現する敵は固定だが、クリア後に挑める「ランダムダンジョン」モードではそれらがランダムとなり、完全なローグライクとなる。
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読み上げ設定
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オプションから「読み上げする!」を選ぶと、画面に書かれている文字やセリフをすべて機械音声で読み上げてくれる。
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「もっと読み上げちゃう!!」を選ぶと、さらに文字以外の状況説明なども細かく行ってくれる。
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もちろん「読み上げしない」にすればオフにも可能。
評価点
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過去作から変わらないコンセプトと面白さ
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「シンプルな操作でリズムを刻む」というシリーズの魅力は健在。
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過去作はボリュームの少なさを指摘されることもあったが、今作は一人用・多人数用ともにかなりステージ数が増え、ビートスペルなどのおまけモードも合わせると十分なボリュームとなっている。
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かわいらしいアートワークや独特の雰囲気もそのまま。
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特に「パラソル」に登場する「カサパホーマー」や、「雷」に登場する「ワープマン」はその愛らしさから人気が高い。
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地味ながらシリーズ初の要素として、振動機能に対応している。ボタンを押すたびにHD振動で心地よいフィードバックが得られるため、よりリズムにノリやすくなっている。
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もちろんつんく♂作曲によるサウンドの魅力もそのまま。
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ポップなアイドルソングから切ないバラード、異国情緒溢れるものまで幅広いサウンドを楽しめる。
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ちなみにオモテ面の最終ステージ「リミックス8」のボーカル曲は人気シンガーのadoが歌唱を担当しており話題となった。
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ビートスペルの高いクオリティ
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おまけモードながら、リズムゲー要素とローグライクのシステムが上手く融合しており、完成度が高い。
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正確にリズムを刻むだけでなく、敵と戦況に合わせてどの魔法を使うかの瞬時の判断、強化する魔法や入手するアイテムの取捨選択など、これまでのシリーズにはなかった複雑なゲーム性や本格的なやりこみ要素を補完している。
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ストーリーも、普通にクリアするだけだとあっさりした内容に見えるが、「リズム資料室」から読むことができる背景ストーリーはなかなか作り込まれている。主人公や世界観のバックボーンを知った上でプレイするとまた違った楽しみ方ができるだろう。
賛否両論点
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一部のゲームの実写演出
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「THE A」と「手拍子」では背景にフリー素材風の実写写真が多用されている。「浮いている」「手抜き」という否定的な意見もあれば、「新鮮」「シュールで面白い」という肯定的な意見もあり、好みが分かれる演出となっている。
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ちなみに「THE A」の写真には本シリーズのキャラクターたちが隠れて紛れており、シリーズファンであればニヤリとできる要素になっている。
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ナイトモードの是非
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ナイトモードにすると画面が一切見えなくなるため、ステージにもよるが概ね難易度は大きく上昇する。全ゲームのナイトモードをパーフェクトクリアしようとすれば相当な難易度とボリュームとなるため、初代以来の課題であった「パーフェクトキャンペーン以外のやりこみ要素が乏しい」という問題に対する一応の解答になっている。
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ただし変化点は良くも悪くも「画面が見えなくなっただけ」である。これを「リズムゲームの本質を維持したまま上手く高難易度化させている」とプラスに捉えるか、「譜面の暗記の必要性が増しただけで爽快感が減っている」とマイナスに捉えるかは難しいところだろう。
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またナイトモードを開放するだけでも「パーフェクトキャンペーンを3回連続クリア」という高難易度かつそこそこ長時間の縛りプレイを強いられる。
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もっとも「ナイトモードに挑むならこの程度はこなせて当然」というハードルとしては機能しており、ナイトモード前に自然に練習ができるようになっているとも言える。
問題点
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過去作から改善されていない要素
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初代から指摘されている「エンドレスプレイ・スコアアタック可能なゲームが少ない」「タイトル表示やリザルト画面をスキップできない」「パーフェクトキャンペーンをやり直すためには一度ゲームを抜けて選択しなおさなければならない」といった点はいずれも改善されていない。
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多人数モードは2人以上でなければプレイできない
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VSゲームはともかく、協力ゲームは1人+CPUでも問題なく遊べる形式だけにもったいない。
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コントローラーを複数繋いで同時操作すれば、難易度は多少上がるもののプレイ自体は可能。
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空打ちがミス判定になる
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過去作では、ゲーム上必要のないタイミングでボタンを押した(空打ちした)場合、パーフェクトキャンペーンでは失敗扱いになるものの、通常プレイでは影響がなかった。このため、好きなタイミングでボタンを押して「アドリブ」を楽しむことができたのだが、本作では通常プレイでも空打ちがミス扱いとなり評価が下がってしまうようになった。
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プレイの幅が狭まってしまったのは残念なところ。もっとも、クリア後に自由に遊ぶだけならリザルトは無視すればいいだけではある。
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一部のゲームの難易度の高さ
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本シリーズの常ではあるが、やや理不尽寄りに難しいゲームがいくつか存在する。
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よく挙げられるのが「へくしょいムーン」。2パターンのリズム(「へ・へ・へくしょい!」と「ひ・ひ・ひっくしゅ!」)が聞き分けづらく画面上でも分かりづらい。加えて予告なしでいきなり対応しなければならないバリエーションも双方にあるため、ある程度譜面を暗記できていないと対応が難しい。ステージ3という比較的序盤に解放されるゲームだが、全体で見ても難易度はかなり高い部類。
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他には、タイミングがわかりづらく目押しもしづらい「そっとキャッチ」や、Aボタンを押す長さがファジーでミスしやすい「わたり鳥」あたりが難しいと言われやすい。
総評
長らくファンに続編を待望されていたシリーズが11年ぶりに復活。
過去シリーズと同様、誰にでも遊びやすい間口の広さを維持しつつ、ボリュームも増え、どんなユーザーにもプレイしやすい出来になっている。
余談
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2026年10月現在、任天堂発売のNintendo Switch専用ソフトとしては最後の作品となっている。
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ちなみに初代『リズム天国』もゲームボーイアドバンス最後の任天堂作品だった。
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「へくしょいムーン」で月の声優を担当しているのは、くしゃみをするギャグで知られるザ・ドリフターズの加藤茶。
最終更新:2026年10月02日 01:53