真・恋姫†無双 ~萌将伝~
【しん・こいひめむそう もえしょうでん】
ジャンル
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妄想満載煩悩爆発歴史AVG
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対応機種
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Windows 2000~7
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発売・開発元
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BaseSon
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発売日
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2010年7月23日
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定価
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8,800円(税別)
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レーティング
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アダルトゲーム
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配信
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2012年4月27日/6,995円
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判定
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シリーズファンから不評
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ポイント
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一部キャラクターの行き過ぎた冷遇 性的要素のバランスが悪い 企業態度も悪い 一応完結編だった
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BaseSon作品リンク
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概要
三国志演義の人物の女体化で人気を博した『恋姫†無双』シリーズの3作目で、前作『真・恋姫†無双』のファンディスク(FD)にあたる。作品としては多分『猛将伝』のパクリ洒落であろう。
「実在する有名人の女体化」という発想自体は特に目新しいものではないが、本シリーズはそれをメジャーなものに押し上げた点で特筆される。ある意味で『戦極姫』にとって大先輩にあたる。
第1・2作は一般向けに移植され、第2作は「萌えゲーアワード2009」大賞部門で金賞を受賞し、シリーズで3度アニメ化&数度漫画化されるなどその人気は高い。また、ブラウザゲーム&格闘ゲーム化されていたりとアダルトゲームの枠を超えた多様なメディア展開をしている。
本作はアニメ3作目『真・恋姫†無双 乙女大乱』終了直後の時期に発売が決まり、「シリーズ完結編」と謳われファンの期待は非常に高いものであったが……。
問題点
一部キャラの冷遇
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本シリーズは多くのヒロインが登場するゲームであり、個々のキャラ人気の高さもあって開発側にとってもキャラの扱いは極めて難しい一面がある。しかし、本作はバランスを欠きすぎている向きがある。具体的には、愛紗(関羽)、雛里(鳳統)、恋(呂布)、華雄、本郷一刀(主人公)の扱いが問題視されている。
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愛紗は、本作ではHシーンはおろか個別シナリオ、新規CGすらない(CG自体はある)。
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愛紗は第1作からメインヒロイン級の座にあり、アニメ『恋姫†無双』では実質的な主人公を務めるなどシリーズを象徴するヒロインとして高い人気を誇っていた。本作では広告塔にも起用され、販促にも多用された。販促時には新規CGが相当数あったらしく、愛紗役の声優にインタビューまでしていた。そのためここまでの冷遇は誰も予想できず、ファンから明らかな宣伝詐欺と揶揄される事となった。
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雛里と恋は、個別シナリオ(ただしキャラ単体ではなく複合イベント)と新規CGはあるが、Hシーンが無い。2人とも人気投票で上位に入っており、この冷遇はファンを嘆かせた。
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華雄に至ってはラストの全員集合絵に豆粒のようにうつるだけで出番自体が無し。
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華雄というキャラ自体“出番がない事・扱いが悪い事”をネタにされるサブキャラなのだが、第一回人気投票では1位の栄冠に輝くなど人気はあり、ファンの間でも「完結編なら今回こそ出番を……」と言う意見が多かった。本作発売直前に行われた「“学園モノの友達”にしたいキャラは?」という人気投票企画でも1位に輝き、ファンの期待を一層押し上げたことは想像に難くない。公式ブログでも出番がある事を仄めかされていたのだが……。
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あまつさえ彼女に真名が付けられる事は本作でもなかった。ファンからは再三にわたって「華雄に真名を!」との要望があったのに……。
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後述になるが、「なぜこれら4人を差し置いて人気の低いキャラを優遇しやがった」などとファンから批判の声が多い。
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一刀にも疑問がもたれている。
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肉体関係にまで発展してる程ラブラブな筈の嫁の穿いてるパンツを何故かわざわざ隠れてまで覗こうとするなど性格が改変されている。これではただの変態。
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ヒロインの1人から「私は魅力が無いのか?」と聞かれただけなのに周りに居た他のヒロイン達から勘違いされその内の2人から袋叩きにあうなどとばっちりを喰らうネタが多い。こんなもの見せられて一体どう萌えろと?
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確かに一刀の自業自得話も少なからずあるが、半分以上のヒロインの主人公への好意や信頼が見られない。
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本シリーズの主人公はこの手のハーレム系エロゲとしては珍しくユーザーからかなり好意的に見られており、これまではきちんとキャラが立っていた。当然ながら、不快感をもたれただけであった。
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因みに『真・恋姫†無双』以降何故か居なかった事にされた大喬&小喬に至っては本作でも何故か居なかった事にされた。彼女達にもファンは居るのだが……。
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この2人は嘗てキャラ人気ランキングで最下位になった上(『恋姫†無双』では)片方は何とふたなりである。はぶられたのはそれが原因か?
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ところがアニメでは『乙女大乱』で再登場させてもらえた。公式は彼女達をどうしたいのか?
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なお、この2人にも真名はない。華雄以上に不憫な奴等が居た。
Hシーンの扱い
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上記のヒロイン4人はHシーンがなく冷遇の最たるものだが、低人気キャラが優遇されているケースが見られるなど、キャラ間での待遇の格差が顕著なものとなっている。一部キャラにはHシーンはあってもいわゆる「本番」がない。
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参考として各キャラのHシーン回数の内訳は以下の通り
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()内に書いているのは各キャラのモチーフとなった武将、複というのは各キャラが持つHシーンのうち複数人でのHシーンの回数。なお初代からのキャラについては太字で強調している。
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0回:愛紗(関羽)、雛里(鳳統)、恋(呂布)、華雄、璃々(紫苑の娘)
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1回:鈴々(張飛)、朱里(諸葛亮)、星(趙雲)、焔耶(魏延)、華琳(曹操)、春蘭(夏侯惇・複1)、秋蘭(夏侯淵・複1)、桂花(荀彧)、季衣(許褚)、流琉(典偉)、稟(郭嘉)、風(程昱)、真桜(李典・複1)、沙和(于禁・複1)、雪蓮(孫策・オーラルセックスのみ)、蓮華(孫権)、小蓮(孫尚香)、冥琳(周瑜)、穏(陸遜)、思春(甘寧)、亞沙(呂蒙)、月(董卓)、詠(賈詡)、霞(張遼)、音々音(陳宮)、麗羽(袁紹・複1)、猪々子(文醜・複1)、斗詩(顔良・複1)、天和(張角)、地和(張宝)、人和(張梁)、白蓮(公孫瓚)、美以(孟獲・複1)、シャム(オリジナル・複1)、ミケ(オリジナル・複1)、トラ(オリジナル・複1)
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2回:桃香(劉備)、翠(馬超)、蒲公英(馬岱)、凪(楽進・複1)、祭(黄蓋・複2)、明命(周泰)、美羽(袁術・複1)、七乃(張勲・複1)
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3回:紫苑(黄忠・複2)、桔梗(厳顔・複2)
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ちなみに前作『真・恋姫†無双』において一部のキャラはコンビやトリオ単位で攻略をしていたのだがその間の中でも格差が発生している場合もある。
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「Hシーンが無いことがそんなに問題か?」という意見もあるが、極端な話エロゲーは気に入ったヒロインのそういうシーンを見るためにプレイする人が殆どなため、そう言ったプレイヤーから見れば問題なのであろう。
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中の人に事情があった(病気・妊娠等)として擁護する人もいるが、他に新録ボイスが当然あるわけで、その可能性は極めて低い。
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ちなみにこの傾向は前作である『真・恋姫†無双』の頃からあったとされているが、回数の違いはあれど各キャラにきちんとHシーンが割り振られていたので当時はさほど問題視はされなかった。
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また、事前に一部キャラのHシーンが無い事を公式サイトやブログや各紹介雑誌で一切告知しなかったため、全クリして「あれ?こいつのシーンは?」となったプレイヤーも多く、後述の事情から事後のフォローもなかった事も相まって、この点にプレイヤーの怒りの矛先が向いた。
シナリオ
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本作はヒロインごとのイベントを集めたショートシナリオ集の形式をとっている。メインとなるストーリーは特にない。
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複数のシナリオによる連結イベントもあるが、「伏線が投げっぱなし」「展開が唐突過ぎる」など評価は低い。
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大会系連結イベントの覇者が愛紗や雛里だった事と武闘会で鈴々VS思春の試合後それがなかった事になっているなどの話の展開から、大会後に固有イベントを置く用意があったと推測され、納期のために話を削った疑惑も囁かれている。
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各ヒロインに関しても体重ネタや年齢ネタなど単一のネタばかり強調するので、FDにもかかわらずキャラの掘り下げが浅く「またこの話か」と観ててうんざりしてくる。旦那である筈の一刀に自分の年齢を知られたくないと思うのは幾ら何でもおかしい。
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出来の悪いアンソロジーコミックか同人レベルで、本作のアンソロジーの方が褒められてしまう有様(後述)。
スタッフの態度
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企画・原案 K.バッジョ氏の「開発者演技」内での発言が発売後に色々と問題視された。
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「まぁ? ウチの会社がヤバくなれば、バッジョ以外の誰かが制作をはじめるかもしれませんが、それはそれってことでご理解くださいませ(^^:)」「それにしても大きくなったが故に、色々と面倒くさい問題が出てきました。」「もしかしたら、いつか皆さんに伝わるかもしれませんが……」などと、非難されることを見越してあらかじめ言い訳しているようにも見える。
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「開発者演技」において別の開発者が行った自身と星(趙雲)の自慰的なやり取りも問題視された。
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「そんなネタやる暇があればエピソードの一つでも追加しろ」という意味合いで、特に冷遇されたキャラのファンからは非難囂々だった。星が人気の割に扱いがイマイチだったことも大きい。
賛否両論点
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マニアックな話だが周瑜(冥琳)や陸遜(穏)などの眼鏡っ娘が眼鏡を外すイベントが存在しない。
評価点
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各勢力の垣根を越えた掛け合いもあり、『恋姫†無双』らしさはきちんと出てはいる。
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過去作で目立たなかったキャラにスポットを当てた。
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パロディーが豊富。
総評
一部キャラの冷遇こそ際立ってはいるものの、ゲーム内容としては「クソゲー」というほどではない。せいぜい「ユーザーの希望に添えなかったFD」「一部キャラのファンにとってはがっかりゲー」「修羅の国が誇る一線級のクソゲーとは渡り合えない」という評価にとどまる。
もっとも、「事前の広報や事後の対応のまずさ」というゲーム以外の部分で心証を余計に悪くした感は否めず、さらにはパッチ等で補完することも期待できないため人気シリーズの完結編としては「あわわ」な結果となり、一般向けへの移植もされなかった。シリーズの人気も理由ではあるが完結宣言が撤回されるまでそこまで時間はかからなかった。
ネット上の評判
発売後に各種ニュースブログやゲームブログがエロが無いので騒いでいると強調したせいで各所が荒れたが、実際には固有イベントが無い事が問題となっていたのである。クソゲーオブザイヤーinエロゲー板でも、これに便乗したお客さんが選評を出したせいで、提出内容がおかしくなっている。
巷の評価としては、テックジャイアンの俺ゲーグランプリ2010で2位に選ばれており、満足した人も多かったのは事実である。実際、まともな扱いをされたキャラのファンからは好意的な評価も少なくない。
一方で、冷遇されたキャラのファンにとっては擁護できないのも事実である。愛紗(関羽)とのエッチが欠けていた事から「関欠編」、出来の悪さから「萌少伝」などと揶揄されたりもした。
ゲーム外の問題点
ブログ炎上後の対応
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上記の各問題に一部ファンが激怒し、公式ブログが炎上。さすがに次回ブログ更新時に何らかの対応を示すものと思われたが、「ありがとうございました」の一枚絵のみで公式ブログを閉鎖、完全な逃げの態勢に。事前の告知がなかったばかりか、事後のフォローも無しとファンの感情を完全に無視している。
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ただし、炎上を引き起こした主体はファンよりもむしろ後述のニュースブログやゲームブログ起点の便乗犯・愉快犯であるため、ブログ閉鎖という手段は乱暴ではあるが妥当な対応だったと見ることもできる。もっとも、本当に怒っていたファンがそれで納得できたかどうかは別の話であるが……。
商魂の酷さ
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事前書籍などを発売しその商魂の酷さがうかがわれ、発売後の関連商品の発売も出来の割には必要以上に積極的である事がさらに不満を強めた。
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また、購入者向けにパッケージに封入されたシークレットシートというファン感謝で何か特典を出すという代物は発売から一月もせずに開催されたコミケでしおりと引き換えと言う事に。「コミケ」と言う明らかに出向く事ができない人間のほうが多いであろう場所での引き換えのみで、しかも普通は店頭配布物に使うような代物。本当に感謝があるようには思えない。
その後と完結撤回後
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公式もさすがにやばいと感じたのか本作のアンソロジーやブラウザゲー『恋姫†夢想』、業務用対戦格闘『真・恋姫†夢想 ~乙女対戦★三国志演義~』やコラボ作品など関連商品がしばらく出され続けていた。
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アンソロジーは複数の出版社から出され続け、長い物だとなんと30巻も出た。華雄も活躍するなど本編よりまともな話が多くしかもオリジナルキャラが登場する話も。本編もそれぐらいのやる気で作ってほしかった。
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本シリーズの流れを汲んだ新シリーズ『戦国†恋姫』が始動。日本の戦国時代が舞台で戦国武将を美少女化した作品となっている。
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世界観の似た作品としては既に前述の『戦極姫』シリーズやのちにPSVにてゲーム化される事となる『戦国乙女』シリーズなどがあるが、大袈裟に言うと「それらに喧嘩を売った形」となる。
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“一刀が主人公の伯父”など本シリーズの設定を一部取り入れているが一応パラレル設定である。
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本シリーズのキャラと思われる人物が台詞のみで一部出演しているが、2作目となる『戦国†恋姫X』では回想シーンで一部キャラがはっきり出演している。
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そして本作発売から5年も経たずして新キャラを追加した『真・恋姫†英雄譚』が発売。完結編とは何だったのか。
最終更新:2021年11月03日 18:07