「検証依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「Switch版の相違点の追記」です。
本項は初出のPS5/XSX/Win版をメインに、後発のPS4/One版とSwitch版も併せて解説しています。
【ほぐわーつ・れがしー】
ジャンル | アクションRPG | ![]() ![]() ![]() |
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対応機種 |
プレイステーション5 Xbox Series X/S (ダウンロード専売) Windows(Steam/Epic Games Store) プレイステーション4 Xbox One(ダウンロード専売) Nintendo Switch |
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発売元 |
【Switch版以外】Warner Bros. Games(Portkey Games) 【Switch版】セガ |
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開発元 | Avalanche Software | ||
発売日 |
【PS5/XSX/Win】2023年2月10日 【PS4/One】2023年5月3日 【Switch】2023年11月14日 |
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定価 |
【PS5/XSX】9,878円 【PS4/One/Win】8,778円(全て税込) 【Switch】7,980円 |
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プレイ人数 | 1人 | ||
レーティング | CERO:C(15才以上対象) | ||
備考 | デラックス・エディションにはDLC「闇の魔術パック」同梱 | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
『ハリー・ポッター』の世界が舞台のオリジナルストーリー 魔法界をオープンワールドで完全再現 原作のキャラクターなどは一切登場せず 取り返しのつかない要素・バグや不具合が多め |
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ハリー・ポッターシリーズ |
J.K.ローリング作の大人気ファンタジー小説(及びそれを基にした映画)『ハリー・ポッター』シリーズの世界観・設定をベースにしたオープンワールドRPG。
原作の約100年前となる1890年代を舞台にしており、ストーリーもオリジナルとなる。
1890年。魔法界は後のヴォルデモート卿やゲラート・グリンデルバルドが暗躍する時代のように暗雲が立ち込めていた。
過激派の小鬼(ゴブリン)を率いるランロクによる大規模なテロが勃発する中、ホグワーツの入学式に参加する主人公は魔法理論教授のエリエザー・フィグと共に魔法省高官のジョージ・オズリックが手配した馬車に乗車した。
5年生からの途中入学は異例と語るジョージは、フィグの亡き妻のミリアムからおそらく高度な魔法がかけられた謎の箱を死に際に預かったことを伝える。
主人公はジョージがどんな手を使っても開けられなかった箱の開け口が光っていることに気づく。しかしフィグとジョージにその光は見えない。そして主人公が箱を手に取った途端、開け口が自然に開き、中から鍵が現れる。
そんな奇妙な現象を目の当たりにした一同は、背後から襲撃を仕掛けたドラゴンにジョージを喰い殺されるも、鍵がポート・キーになっていることに気づいた主人公とフィグは、辛うじて生き残った。
だが、この襲撃は魔法界の運命を賭けた闘いの始まりに過ぎなかったのだった。
(日本語版Wikipediaより抜粋)
キャラクター
マップ
必要の部屋
装備
魔法
+ | 魔法一覧。長くなるので格納 |
才能
自由な探索と原作再現
サイドクエスト・人間関係クエスト
多彩な立ち回りが楽しめる魔法戦闘
原作を壊さないキャラクター描写
膨大な探索要素
原作のキャラクターは登場しない
主人公
取り返しのつかない要素が多め
マップが使いづらい
インベントリの少なさ
アイテム売却制限による金策のしづらさ
バグ・不具合
Win版の最適化不足
Nintendo Switch版の問題点
原作再現できていない部分
やや善プレイが不遇
一部面倒くさい部分
オリジナルながら原作を壊さない王道ストーリーと、ファンなら一度は夢見るであろう魔法界での冒険を楽しめる。
問題点はあるものの歯ごたえのある戦闘や謎解きなど純粋なゲームとしての出来も充分以上。
原作未読の人も原作ファンも十二分に楽しめるだろう。
*1 魔法カテゴリの変身術とは別物。
*2 レベル上昇で爆薬の詰まったタルに変える様になる。
*3 ハリー自身はアバダケダブラを使っても人を殺せる程の殺意を持てなかった。
*4 男子が女子部屋に続く階段を上ろうとすると、レイブンクロー以外では階段の段差が閉じて斜面と化して強制的に滑り落され、レイブンクローでは階段入口の甲冑が通せんぼしてくる。
*5 人に対しての使用が重罪であるとされた呪文を指す。相手を支配下に置く「インペリオ」と、苦しみを与える「クルーシオ」に、即座に命を奪う「アバダ・ケダブラ」の3つ。原作でもすでに使用が禁じられていたが後に特例が設けられるようになった経緯がある。
*6 PS5/XSXともにAMDのZen2/RDNA2 APUを採用している。
*7 筆者の環境では、そこそこ高性能なRTX2080ti搭載のデスクトップPCで毎回2分ほど待たされたのだが、どういうわけかスペック的にはそれより格段に低いモバイル用GPUであるRadeon 680M搭載の小型ゲーミングPCでプレイしたところ、このロード画面は2回目以降の起動では発生しなかった。
*8 欧米にはローリング氏への反発から、原作者であるにもかかわらず徹底的に嫌悪している常軌を逸したファンも少なからず存在している。