機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
ナンバリング | ||||
PS2 | 鬼武者 |
バッサリ感が売りの戦国サバイバルアクション。鬼の力を得た明智左馬介と幻魔の戦いを描く。 シリーズでは最もサバイバル要素が強い。金城武氏がゲストクリエイターとして参加したことが話題を呼んだ。 |
良 | |
Xb | 幻魔 鬼武者 | 第1作の移植作。新要素の追加と共に難易度も上昇した。 | ||
PS4/One/ Switch/Win |
鬼武者 |
PS2版の第1作を高解像度対応した移植版。Xb版『幻魔 鬼武者』の要素は追加されていない。 キャラクターの声とBGMが一新され、遊び易く若干の機能が追加された。 |
||
PS2 | 鬼武者2 |
バッサリ感を含め、あらゆる面で前作より大幅なスケールアップを遂げた第2作。 主人公・柳生十兵衛のモデルには、故・松田優作氏を起用している。 |
良 | |
PS2/Win | 鬼武者3 |
初代への回帰と異色のストーリーを取り入れた第3作。明智左馬介とジャン・レノ氏が演じるジャック・ブラン。 そして戦国時代の日本と現代のフランス…2つの舞台と2人の主人公が交錯し、物語はクライマックスを迎える。 |
良 | |
PS2 | 新 鬼武者 DAWN OF DREAMS |
良くも悪くも現代的な作風の第4作目。 武器等のボリューム大幅増やクリア済みステージへの戻りプレイが可能等、やり込み要素を大きく拡充している。 |
なし | |
スピンオフ | ||||
GBA | 鬼武者~Onimusha Tactics~ | 『鬼武者』の設定を引用したタクティカルSLG。 | ||
PS2 | 鬼武者 無頼伝 | 『1』『2』の登場人物達が一堂に会して戦う対戦アクションゲーム。 | ||
携帯 | 鬼武者 逢魔之章 | オリジナルストーリーを描いた2DアクションRPG。 | ||
新 鬼武者 Curtain of Darkness | 『新』のサイドストーリーを描いた3Dアクション。 | |||
iOS/Android/ Win/PS3 |
鬼武者 Soul |
ナンバリング作品では未登場だった武将(*1)が大量に登場するシミュレーションゲーム。 2017年3月30日サービス終了。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
NGP | SNK VS. CAPCOM カードファイターズ2 EXPAND EDITION | 明智左馬介とかえでが、キャラクターカードとして登場。 | ||
AC/Wii | タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES | 『新 鬼武者』から灰燼の蒼鬼(結城秀康)が参戦。 | なし | |
Wii | TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS |
『デビルメイクライ』と同様、『バイオハザード』のエンジンを利用して作られた派生作品。
初代作におけるラジコン操作や、固定視点が次々と切り替わるカメラワーク等は『バイオハザード』と同様だが、このシリーズはゾンビから逃げ惑うのではなく、逆に刀でバッサバッサと敵を斬り倒していくというアグレッシブな内容である。
また、シリーズを追うごとにスティック操作やカメラワークの拡充(最終的に『新』ではカメラ操作が可能になった)等、アクション性を高める技術が取り入れられている。
舞台は安土桃山時代の日本(*2)であり、主人公は実在の人物。
金城武氏やジャン・レノ氏、さらには故人である松田優作氏を主人公としてCGで再現する等の試みも見られる。
特にフルCGで再現された金城が登場する『1』のオープニングムービーは、PS2黎明期ということもあってその美麗さでゲーマーに強い印象を与え、PS2初のミリオンセラーを記録することとなった。
プロデューサーの稲船敬二氏によれば、「俺なら『バイオハザード』をこう作る!」と考えていたアイディアを詰め込んだ結果、このようなゲームデザインになったのだという。
初期3部作完結後にその後を描いた『新』が発売されたものの、こちらの評価は微妙なものに。
この影響か、2010年代中盤のソーシャルゲーム『鬼武者 Soul』を除けば、シリーズ展開は長らく途絶えていた。
しかし、2020年代に入ってからNetflix向けのアニメやアーケードVR作品『鬼武者VR Shadow Team』が相次いで発表。
そして、2026年には20年ぶりとなるコンシューマー最新作『鬼武者 Way of the Sword』の発売が決定している。
なお、前述のアニメとCS機新作では時代設定が進み、故・三船敏郎氏をフェイスモデルにした宮本武蔵が主人公となる。