【せかいじゅのめいきゅうふぉー でんしょうのきょしん】
ジャンル | 3DダンジョンRPG | ![]() |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
メディア | 1Gbyte3DSカード | |
発売元 |
通常版:アトラス(インデックス) 廉価版:セガ |
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開発元 | ランカース、アトラス | |
発売日 | 2012年7月5日 | |
定価 | 5,980円(税別) | |
セーブデータ | 1 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
廉価版 |
アトラス・ベストコレクション 2015年11月05日 ROM/DL:2,980円(共に税別) |
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備考 | 公式サイト | |
判定 | 良作 | |
世界樹の迷宮シリーズ |
DSで3作発売された『世界樹の迷宮』シリーズのナンバリング第4作。3DSでは初となるシリーズタイトル。
「3DダンジョンRPGを3DSで作りたい」という考えにより、前作『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』の開発の終盤から本作の開発が進められた。(任天堂公式サイト「社長が訊く」より)
今作では気球艇に乗って大空を進み、地上に点在する迷宮を冒険しながら世界樹を目指すという形式をとっている。
マッピングなどの世界樹の迷宮シリーズを通しての特徴は『世界樹の迷宮』を参照。
+ | 戦闘・難易度バランス・ボリューム関連 |
シリーズ4作目にしてDSから3DSにハードを移した本作の出来栄えは、順当に進化を遂げた快作と評して差し支えないものであった。
サウンドとグラフィック面など、実際にユーザーが触れる部分において大幅な進歩を遂げたのみならず、サブクラスの調整不足など前作までで多かった不満点の多くが解消されている。
一部の古参ユーザーからシリーズの売りであった「シビアな難易度」「ストイックな世界観」が軟化したという意見が寄せられる事もあったが、トータルで見れば良作と呼ぶに十分な出来と言えるだろう。
カジュアルモードの搭載や王道的で熱いストーリー展開により、初心者には手の出しづらい雰囲気のあるシリーズ中でも、入門作品として特に勧めやすい一作となっている。
シリーズに興味のある方は、(3DSを持っている事が前提となってしまうが)まずはこの作品から触れてみるといいだろう。
*1 過去作はスキルレベルが低いうちは命中や行動順にマイナス補正が掛かったり、効果が低かったりした。
*2 亜人達と殺し合いになったり、協力関係にはなるがその過程などがあっさりしている。
*3 RPG『ファイナルファンタジー』シリーズに登場する、複数の状態異常をばらまく敵「モルボル」に由来する。
*4 発動時と毎ターン終了時に敵全体に確率で異常や封じを付与するスキル
*5 状態異常・封じに成功するとTPが回復するスキル。
*6 「状態異常で倒す」「1ターンで倒す」「一人で倒す」等特殊な条件で撃破したときのみドロップする素材のこと。
*7 ただし、非常に高額なので序盤での購入にはかなりの努力を要する。
*8 前述の条件ドロップと同じだが、その条件が文字通り運次第でしか落とさない。
*9 アムリタ系を大量に買い込む事で、燃費の悪いスキル、TPの少ないクラスも簡単に補えてしまうなど。
*10 一応前作の『III』でも弱体化させることはできるが、弱くなるのは第1形態だけで肝心の第2形態に変化はなく、まともに戦って正攻法で勝つのはほぼ不可能と思われる
*11 周回制が初めて導入された前作『III』では実質再戦可能になったとはいえ、ルート分岐で異なる最終ボスや一からストーリーを進め直す手間が生じるため、改善とは言い難い。