【ろっくまんえぐぜしっくす でんのじゅうぐれいが/でんのうじゅうふぁるざー】
ジャンル | データアクションRPG | ![]() 裏を見る ![]() |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス | |
メディア | 64MbitROMカートリッジ | |
発売・開発元 | カプコン | |
発売日 | 2005年11月23日 | |
定価 | 4,800円(税別) | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
セーブデータ | 1個(バックアップ用フラッシュROM) | |
配信 |
バーチャルコンソール 【Wii U】2015年11月18日/702円(税8%込) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
エグゼシリーズ最終作 ビーストアウトで爽快感溢れるバトル |
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ロックマンシリーズリンク ロックマンエグゼシリーズ |
ネビュラとの戦いから1か月。熱斗たちは以前と変わらない平和な生活を取り戻していた。
しかし熱斗は父・祐一朗の仕事の関係で、秋原町から遠く離れた才葉(さいば)シティに引っ越すことになった。
慣れ親しんだ町と仲間たちとの別れを惜しむ熱斗であったが、熱斗は必ず秋原町に帰ってくると誓い、秋原町を後にする。
だが、この時熱斗は気付いていなかった。
新たな地、才葉シティで新たなる戦いに巻き込まれることに……。
バグ・不具合
シリーズの集大成だけあり、「獣化(ビーストアウト)」と「クロスチェンジ」、それらを重ねた「クロスビースト」という多様な変身やチップ・フォルダ関連の仕様によって、取れる戦法の幅に大きく広がりが出ている。
こうして深みの増したバトルの完成度は発売からしばらく経っても対戦オフ会やネット対戦が盛んだった事からも窺えるだろう。
「トーナメント」や「リベレートミッション」のような何度も繰り返される要素がないため、それらが苦手な人でもスムーズに遊べるようになっている。
2段変身やすくみ要素の細分化など挑戦的な要素を取り入れた一方でストーリーも過去作から追ってきたエグゼファンからも納得の出来に仕上がっており、紆余曲折あったがまさにシリーズの有終の美を飾った作品。
完結を惜しむ声は当時大きく、今なお続編を望む声もあるが「ロックマン エグゼシリーズ」という作品が語り継がれるのは本作で終われたことも影響しているだろう。
*1 ただし、「フォルテクロスロックマン」のスペシャルカードに関しては今作でも使用可能である。能力は前作と同じとなっているが姿は変化しなくなっている。
*2 例えばシリーズ皆勤賞のバトルチップ「キャノン」シリーズの最上位メガキャノンが威力120から180になった等
*3 過去作ではHPを最大まで強化してもシノビダッシュの効果を受け付けないエリアが存在していた。そのせいで、そのエリアで徘徊するナビに遭遇するのにかなり苦労させられることになった。
*4 例えば、バルカンのような単発の威力は低いが連続攻撃ができるチップは攻撃力+30にしてくれるビーストアウトのほうが火力が出る。
*5 物語終盤では熱斗はその危険性から、(ビーストアウトを事件が終わった後で削除する)という発言をしており、ロックマンもそれに同意している。
*6 一応チップトレーダーと金のミステリーデータで解決できる場合もあるが、途方もない確率の上非常に効率が悪いのでデータを消して最初からやり直した方が早い。