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【いーす せるせたのじゅかい】
ジャンル | アクションRPG | ![]() |
対応機種 |
プレイステーション・ヴィータ Windows(Steam) |
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発売・開発元 |
日本ファルコム 【Win】Xseed Games |
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開発元【Win】 | ハイド | |
発売日 |
2012年9月27日 【Win】2018年7月26日 |
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定価 |
通常版:7,140円 イース生誕25周年記念パック:8,925円 Win版:2570円 |
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レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | |
コンテンツアイコン | 暴力 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
20年越しの純正イースIV 『SEVEN』の不満点は軒並み改善 バランスはパッチでいくらか修正 シナリオが少々雑 |
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イースシリーズ |
『イースIV』のリメイクであるが、これまではライセンシーのみからの販売であったため、ファルコムとしては
完全新作
を謳って開発された。
その前提からか、以前の作品では「I・IIの続編」という色合いが強かったが、本作ではその名残はほとんどなくなっており、別個の独立したイース作品という立ち位置になった。
シリーズ伝統となったキャッチフレーズは「
冒険心を呼び覚ませ。
」
ゴールドラッシュに沸くロムン辺境の街キャスナン―――
赤毛の青年が、鉱員や人足が行き交う中を彷徨っていた。
その肩が荒くれ者の鉱員にぶつかり、
因縁をつけられて、したたかに殴りつけられる。「ここはー体どこなんだ?……僕は……誰だ?」
青年がつぶやいた、その直後のことだった。
「おい、アドル、アドルじゃないか!」
不意に声をかけてきたのは銀髪で偉丈夫と言ってもいい体躯の持ち主だった。
もちろん青年には見覚えがない。風貌のわりに馴れ馴れしく、妙に軽薄な男は情報屋のデュレンと名乗った。
デュレンによると、どうやら自分の名前はアドル・クリスティンというらしい。数週間前にこの街でデュレンと出会ったアドルは
地元の人間も滅多に踏み込むことのない<<セルセタの樹海>>へ旅立ち、
その後消息不明になっていたというのだ。魔の領域と呼ばれる<<セルセタの樹海>>で一体自分に何が起こったのか?
何故自分は一切の記憶を失くしてしまったのか?真相を確かめるため、アドルはデュレンとともに
禁断の地<<セルセタの樹海>>に再び挑む決意をするのだった―――。
(※公式サイトのプロローグより引用)
基本的なシステムはイースSEVENを参照の事。以下の記述は新規追加された物。
+ | 要展開 |
+ | OPおよび関連曲(後者はネタバレのため閲覧注意) |
1/10に公式から修正パッチが配布。
ゲームバランスの調整が図られたがコンシューマ機では初の対応。
以下修正点。
+ | 削除等の詳細 |
SEVENの正当進化で難易度の裾野もだいぶ広がり、新規、古参双方におすすめ出来る作品に出来上がっている。 自由度ややりこみ要素は必須である要素が少なく、冒険の一環として楽しめるというのも評価ポイントだろう。
初期版で多かったバグの多くも解決しており今プレイするならば悩まされることはなく、イースという作品を楽しむ入り口に繋がる事は保証されているのではないだろうか。
さすがにハードのキラーソフトとは言えないものの、普及率を考えればまずまずの成果。
PS Vitaでほどよいアクションがプレイしたい人には、うってつけの作品である。
*1 武器を作る内容のイベントはある。またアクセサリーは作成で入手する
*2 幼少時代のセリフはある。
*3 唯一のマイナス面もあるスキルなど
*4 初期案では、カンリリカはダナンの長老というポジションだった。それがどうしてピンクロリになったかは、スタッフ曰く「キャラデザイナーが描いたサブキャラのイラストが良すぎたため、設定は基本そのままにプレイアブルキャラに昇格した結果」とのこと。
*5 ラストバトルがオーケストラ調なのはV以来。
*6 正式には「THEME OF ADOL 2012
*7 The Foliage Ocean in CELCETA
*8 エンディング後のスタッフロールでPC版スタッフクレジットに「Hyde Inc.」の名が確認できる。また、『イース SEVEN』のPC版移植も後に担当している