【ぞいどいんふぃにてぃ】
【ぞいどいんふぃにてぃ いーえっくす】
【ぞいどいんふぃにてぃ いーえっくす ぷらす】
【ぞいどいんふぃにてぃ ふゅーざーず】
【ぞいどいんふぃにてぃ いーえっくす ねお】
ジャンル | アクションゲーム | ![]() ![]() |
対応機種 |
アーケード(SYSTEM246) プレイステーション2 Xbox360 |
|
発売元 |
トミー(EX PLUS以前) タカラトミー(EX PLUS/EX NEO) |
|
開発元 | タイトー、翔泳社 | |
稼働開始日【AC】 | 2004年6月24日 | |
発売日 |
【PS2】2005年2月17日 【360】2006年3月30日 |
|
定価 | 【PS2/360】6,800円(税別) | |
廉価版 |
【PS2】トミコレ・ベスト 2007年3月29日/2,800円(税別) |
|
判定 | 良作 | |
ポイント | ファン納得のゾイドによる3D対戦ゲーム | |
ゾイドシリーズ・関連作品リンク |
タカラトミーの玩具「ゾイド」を題材にしたツインスティック操作による3D対戦アクションゲーム。
『ZOIDS VS.シリーズ』では不完全燃焼であった「3Dアクションでゾイドを動かしたい」というファンの願いが叶った作品。
AC版は専用筐体による高い臨場感を有し、人型ロボットを扱った同系統作品とはまた違った独特の戦闘と操作感を楽しめる。
初出であるAC版は数度のバージョンアップにより、バランス調整と共にシナリオやゾイドの追加が行われた。
後にPS2/360への移植版が発売されている。
音楽はダライアスなどの作曲でも有名なZUNTATAが担当。
ストーリーは原作であるバトルストーリー寄りだが本作オリジナルのもの。(*1)
正史との大きな違いはヘリック共和国、ガイロス帝国、ネオゼネバス帝国の三国が独立勢力として対立している点などがある。
三国にとって因縁の地である『ニカイドス島』に、主人公が任務で訪れるところから物語は始まる。
専用筐体及びツインスティックによる臨場感のある戦闘
攻撃・防御
所属国家という概念
キャラクターゲームとしての側面
ICカードを用いたプレイデータの記録
ゾイドカスタマイズ
巨大ゾイド
収集ゲーム要素
システム
豊富な登場ゾイド
アニメからの登場人物
ハイクオリティなBGM
戦闘が平面に終始している
攻め側不利によるタイムアップ
機体使用条件の緩和
がっかりなボス戦
機体の乗り換え
初心者狩り
高性能な追加機体
アップデート、バランス調整への不満
トレード機能の仕様とトレード詐欺
3D対戦アクションゲームとしての完成度は高い。ゾイドという原作の存在を別にしても、広く勧められる良作と言える。
対人戦や各ゾイドの能力のバランスに若干の問題はあるが、ある意味原作再現なので仕方が無い一面と言える。
一方で、各ゾイドや武装を細かく見ていくと、その性能も原作に忠実とは言い難いところもある(でないとコマンドウルフでデスザウラーの撃破は不可能である(*21))。その点は原作設定を重視する人には不満なところだろうが、1on1かつコストの概念の無い対戦ゲームという特性上、やたらと原作にこだわってバランスを崩壊させるわけにもいかなかったのだろう。
そういった細かい問題はあるものの、ゲームとしての出来が今一つだったZOIDS VS.と比較して非常に優れた「ゾイドのアクションゲーム」である点は高く評価できる。一体感の高い筐体、息詰まる駆け引きのあるバトルなど、多くのゾイドファン待望の作品だったといっても過言ではない。
選出ゾイドのミーハーさや、挙動・性能の細部はコアなゾイドファンにはやや不満ではあったかもしれないが、そこを踏まえてもゾイド史に残る良作と断言して間違いないだろう。
*1 後に、正史側の別作品に本作オリジナルキャラクターと同名のキャラクターが登場したが、同一人物と明言されてはいない。
*2 ブーストや各種武装で消費する
*3 所属国家問わず陸戦機体の殆どがこの形式
*4 公式での呼称は左右ステップ・前後ジャンプ
*5 慣性を引き継ぐため結果的に斜め方向への移動も可能
*6 バーチャロンシリーズでの両スティック同方向操作はダッシュ入力
*7 ステップにより中断できるが慣性の乗っていないステップでは回避は難しい
*8 敵の正面で横ステップすると的側面へ回り込む軌道になる
*9 左右の格闘に性能差が無い機体や、一部格闘が存在しない機体も存在する。
*10 本作は1コインでストーリーが完結しないため
*11 ゾイドの潜在能力を引き出す設定を持つ古代ゾイド人やオーガノイド、戦闘補助AIなど
*12 ゾイドはプラモキット付属の「バトルストーリー」が原作(故に原作:タカラトミー)であり、アニメの方が派生作品である。
*13 バスターフューラーや(敵専用だが)セイスモサウルス等。ただしフューザーズゾイドは(色違いとバスターフューラーを除き)全てバトルストーリーに登場しているゾイドである。
*14 ムラサメライガーとハヤテライガー(生憎、ムゲンライガーは追加されなかった)。
*15 前ステップ入力+ブーストボタンで、ジャンプの頂点から文字通り滑空する
*16 実際、NPCはプレイヤー機体のブレーキ等の硬直に反応して攻撃を仕掛けてくる傾向にある。
*17 ENは常時回復なので結果的に回復する
*18 一瞬だけ射角を逸らしたり、ブーストやステップにより格闘を発生させないことで格闘間合いでも射撃が可能
*19 階級は戦績やポイントによる
*20 ゴジュラス⇒ジ・オーガ、ライガーゼロ⇒各換装機など
*21 バトルストーリーで勝ったこともあるが、あくまでも作戦勝ちであって、正面切って戦ったわけではない。