【でんのうせんきばーちゃろん】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | アーケード(MODEL2B) | |
販売・開発元 | セガ・エンタープライゼス | |
稼働開始日 | 1996年1月 | |
判定 | 良作 | |
電脳戦機バーチャロンシリーズ |
『スペースハリアー』や『アフターバーナー』で培った大型筐体のノウハウを活かして製作された3D対戦アクションゲーム。
「バーチャロイド(以下VR)」と呼ばれる巨大人型機動兵器を後方視点で操作し、敵が操るVRとフィールド上にて1対1で戦う。
制限時間内に相手のVRの耐久力を0にすれば勝利、逆に0にされると敗北となる。タイムオーバー時は判定に持ち込まれ残存耐久力が高い方が勝ちになるというシンプルなルールながら、独自デバイス「ツインスティック」による臨場感あふれるプレイ感覚と白熱したバトル展開で人気を博した。
ツインスティックによる独特の操作方法
個性豊かなバーチャロイド群
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臨場感
ゲームデザイン、ゲームバランス
BGM
ストーリー面
筐体周り
多数の独自性を持つ本作は、ロボットアニメを見て育った世代にクリーンヒット。
ゲーマーにはもちろんのこと、普段ゲーセンには行かないロボットアニメファンも巻き込む一大ムーブメントとなり、小説、模型化などの多数のメディアミックス展開、続編製作など、90年代後半におけるセガの看板タイトルの一つとなった。
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*1 形状やトリガー配置は同社のガンシューティングゲーム、『レールチェイス(2)』で用いられていたガンコントローラー代わりのアナログスティックに近い。
*2 ナムコはそれ以前にも『アサルト』を出しているが、こちらは見降ろし型の2Dゲームである。
*3 もっともRW格闘は突きなので万力の意味は無いが。
*4 特殊入力の格闘攻撃を持つ数少ない機体ではある。ただし特殊格闘は性能は悪くないものの全武器ゲージが満タンでないと出せないので、やはり格闘が得意とは言い難い。
*5 登場ステージの没BGMもそちらの主題歌に激似だったりする
*6 そして小説では「全機が損耗する」という激戦まで語られる。
*7 前方にレーザーソードを伸ばすだけだが(しかもメインの用途はミサイルの切り払い)。
*8 主にガンシューティング、レースゲーム、フライトシューティングなどの特殊操作デバイスを使って遊ぶ専用筐体系が該当。
*9 主にレバーとボタンを搭載したコンパネが取り付けられている、基板を中に収納・接続して動作させる筐体を示す。
*10 具体例は「空中機動力の高いバイパーIIがバルカンを数発だけ当ててリードを取った後は逃げに徹する」など。対空が強いと前述したドルカスも遠くで逃げに徹するバイパーII相手はかなり厳しい。
*11 テムジン及びバイパーIIの空中からの突撃攻撃『グライディング・ラム』『S.L.C.ダイブ』や、ドルカスの『メガスピンハンマー』が有名。
*12 一応4連スパイラルと最速のマシンガンを行った場合のみ切れるが、両方とも半バグ技なので、意図して出さなければ確実に切れない。
*13 掻き消されないのはCWを除けば同じボムかベルグドルのLWぐらい(ただしベルグドルはCWがボムに対し無力である)。しかも掻き消されないと言うだけなのでボムの方も健在のままである。
*14 勿論テムジン同士の対戦では相手のボムによる被ダメージは無視できない。
*15 漕ぎが発見される前のベルクドルよりは上という意見が多かった。
*16 ダッシュ攻撃はトリガーを引いた瞬間から機体が停止して直立状態の硬直が終わるまで完全に操作不可能なのだが、機体が停止した瞬間にCWを撃つことにより硬直部分はキャンセルが可能だった。そしてCWは出してから一定時間レバーがニュートラルの状態から出したダッシュでキャンセルできる。故にダッシュ攻撃後の硬直はCWキャンセルダッシュで誤魔化せるということである。
*17 そもそもジグラットは弱キャラである。攻略法を知らないとタイムオーバーの可能性があるぐらい硬くはあるが(ジグラット戦のみ体力関係無しにタイムオーバー=敗北)。
*18 悪い事にヤガランデ戦は開幕時の立ち合いが最も危険であり、瞬殺は文字通りである。
*19 最大2回まで弱体化。最終的にはバイパーⅡより脆くなり、ライデンのレーザー1発で撃破できるほどになる
*20 しかしSS版にあったヤガランデの出撃シーンが何故かPS2版では出撃シーンそのものがカットされている
*21 ただし全く無い、というわけではない。一例としてはデータイーストの『ウルフファング 空牙2001』。
*22 作中用語ではリバースコンバートと呼ばれる
*23 一部の家庭用のオープニングムービーではリバースコンバートによってテムジンが形作られている様子が描かれている
*24 1982年放送の日本サンライズ制作のロボットアニメ、「戦闘メカ ザブングル」で主人公たちが操縦するザブングルなどの戦闘メカ(ウォーカーマシン)は主にハンドルとペダルで操作するという変わった特徴がある。