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レナスII 封印の使徒

【れなすつう ふういんのしと】

ジャンル RPG
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対応機種 スーパーファミコン
開発・発売元 アスミック
発売日 1996年7月26日
価格 9,800円(税別)
プレイ人数 1人
セーブデータ 3つ
判定 良作
ポイント 前作より遊びやすい
レナスシリーズ : I - II

概要

レナス 古代機械の記憶』から数年後の続編。
今回は神として目覚めた少年ファルスが大統一を目指して旅立つという物語が展開される。
時列は前作から数年後であるため、前作のキャラクターも登場する。

特徴

  • 片手による十字キー操作が完全
    • 戦闘、メニュー画面、選択肢も片手で行えるようになり、戦闘以外でも空いている右手で攻略本を見たり、メモを見たりすることができる。
  • 前作では1つだったワールドマップが3つまで増加された。
    • 1つ目は地底世界アンデル、2つ目は地表のエルツ、最後の3つ目は前作の舞台だったレナスという区切りとなっている。
  • 精霊入手条件は限定
    • 前作では各町の学問所で精霊の書を購入する事で精霊が入手可能だが、今作ではワールドマップ各地にある神殿とゾルバン体内に潜んでいる精霊を倒すと入手できる。
      • 入手した精霊は各町の精霊交換所で装備しなくてはならない。
  • Yボタンによるダッシュ
    • 町、ダンジョンで素早く移動ができるようになり、少し快適になった。
  • 戦闘で一瞬だけ味方キャラクターが表示された。
    • これで参加できる味方キャラクターが分かりやすくなった。
  • 新システム「精霊狩り」
    • 前作では戦闘中に呪文を唱えるだけで精霊習熟度が上昇するが、本作では倒した敵の属性精霊を取得すれば上昇するように変更されているが、装備している属性精霊のみが対象となっている。

評価点

  • 主人公ファルスは万能キャラ。
    • 前作の主人公であるチェズニの装備は可能と不可能に限られたが、ファルスの装備は全て可能。
      • しかも、全ての精霊を使えるし、パラメーターの成長のバランスも良い。
  • 「おたすけ」でダンジョンの入口でゲーム再開
    • ただし、この場合、所持金は半分になってしまう。
  • 「ナンエネミ」の効果変更
    • フィールド、ダンジョンで一定歩数エンカウントを完全になしにする効果に変更されて使いやすい。
  • 全体的なグラフィック向上
    • 前作ではファミコンに近かったが、今作ではスーパーファミコンに近くなった。
  • 前作のフルアニメーションバトルがさらにパワーアップ
    • 32MbitのROMカートリッジで前作よりさらにド派手になり、臨場感がさらに味わいやすくなった。
  • 田中公平氏による作曲は今作でも健在。
    • 前作のBGMをアレンジしたり、新曲も作曲しており、さらに評判が高くなった。
  • 呪文「ダデグレト」の追加
    • この呪文は戦闘で気絶(きぜつ)した仲間を復活させる効果があるため、戦闘中に復帰させやすくなった。
  • 傭兵の仕様が変更された
    • 今作では傭兵の装備を変更したり、3人まで雇う事ができるようになり、自分だけのオリジナルパーティーを編成できる。
      • 雇ったことがある傭兵を呪文や酒の匂い(というアイテム)でいつでも呼び出すことができ、エンディングにも登場するのは前作と同じ。
  • メカニードスのHP回復可能
    • 回復には「メカニエナジー」というアイテムが必要。

問題点

  • 新たに追加された状態異常「石化(いし)」が厄介。
    • エルツに到達するとイベントでファルス以外のキャラクター全員が「石化(いし)」の状態に陥ってしまう。この状態異常は「気絶(きぜつ)」と同様の効果があり、戦闘後も続く上、パーティーから外す事ができず、クリアボトルや呪文でも治せないので、みそぎの神殿であるイベントをクリアするまでファルス一人でゲームを進めなければならないため、戦闘でファルスが気絶(HP0)するとゲームオーバーとなり、セーブした箇所からやり直しになってしまう。
      • 地底世界アンデルでファルスを充分に成長させないとみそぎの神殿クリアまで苦しくなる。
  • 精霊は2つまでしか装備できない
    • 前作では主人公チェズニ以外のキャラクターが火以外の精霊の呪文を全て使う事はできたが、本作では使える呪文が2つまで装備できる精霊の種類に限られている。

賛否両論点

  • どこでもセーブ可能
    • 前作のセーブ方式は宿屋のお姉さんと神々の御座のロボットに話しかける事だが、今作は町、フィールド、ダンジョン問わずいつでもどこでもデータのセーブができるが、ゲームスタート時に選択したセーブデータしか記録されない。
  • 攻撃の正確さや逃走できる可能に関連する「幸運(こううん)」から呪文の威力に関連する「知性(ちせい)」へ変更
    • 本作では、「幸運(こううん)」が廃止され、代わりに「知性(ちせい)」が追加され、この数値が高いと精霊の習熟度に関係なく呪文による敵へのダメージが増えるようになったが、攻撃の正確さや逃走できる可能が高まる事はなくなった。
      • その代わり、物理攻撃と呪文による攻撃を使い分ける事ができるようになった。
  • メカニードスの加入条件が変更された。
    • 前作では神々の御座のダンジョン内で話しかけることで加入できたが、今作ではメカニパーツとメカニハートをDr.リュウの研究所に持って行って製造してもらうことで加入可能になる。
      • 製造時に持ってきたメカニパーツによってメカニードスの装備とパラメーターが変化する。
  • 全ての傭兵が永久離脱しない
    • 全ての傭兵と別れても後で再加入することもできるが、外すことができない傭兵は相変わらず。
      • チェチェとシロッコとメカニードスは「気絶(きぜつ)」で戦闘後にパーティから外される事は変わらないが、メカニードスのみメカニパーツを集め直して再びDr.リュウに製造してもらえば再加入可能。

総評

  • どこでもセーブ、知性による呪文ダメージ増加、気絶から復活させる呪文追加、Yボタンによるダッシュ、主人公が万能キャラ、3人まで自由にパーティー編成可能、傭兵の装備変更可能、メカニードスのHP回復などで前作より難易度が低く、遊びやすいが、知名度が低い。

余談

  • 本作で完結するはずだったが、実際は『レナスIII』で完結する。
    • しかし、『レナスIII』は未発売のため、シリーズは未完のままである。
  • 前作よりも生産本数が減り1万本しか生産されていないらしく、現在でも高値で取引されている事が多い。