【さらばうちゅうせんかんやまと あいのせんしたち】
ジャンル | ウォー・シミュレーション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション | |
メディア | PS用CD-ROM3枚組 | |
発売元 | バンダイ | |
開発元 |
ベック エヌケーシステム |
|
発売日 | 2000年5月2日 | |
定価 |
通常版:7,800円 限定版(DXパック):12,800円(共に税抜) |
|
プレイ人数 | 1人 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
CD-ROM3枚組となりフルボイス化、更に原作の2つの結末を両方収録 ゲーム的にも前作の問題点をほぼ解消し、非常に良質な出来 |
西暦2201年、ヤマトは永遠の旅へ…。
無限の広がる大宇宙…… そこには、様々な生命がみちあふれている。
死にゆく星、生まれくる星…… 生命から生命へと受け継がれる大宇宙の息吹は、永遠に終わることはない。
あの忌まわしいガミラスと地球の戦いも、無限の時を刻む宇宙の広がりの中では、つかの間の混乱に過ぎなかった。
……デスラーは去った。スターシャと古代守も、宇宙という永遠の海の彼方に消えていった……
沖田十三が、ヤマトとその乗組員たちと共に旅立ったイスカンダルへの航海のことさえ、人々はもう忘れようとしていた。
……そして、時は流れた。
西暦2201年
地球は今、本土の再建をほぼ達成して、その勢いを太陽系の惑星にまで広げ、各惑星には基地が建設され、資源開発が急ピッチで進められていた。
以前にも増して富み栄えた地球人類は、平和と繁栄に酔いしれ、忍び寄る新たな恐怖のことなど、気づくすべもなかった。
(本作取扱説明書より)
+ | キャスティングの変更があったキャラ(括弧内が本作でのキャスト。敬称略) |
+ | 原作および本作のネタバレを含むので格納 |
+ | ネタバレを含むので格納 |
前作のゲーム的な問題点をほぼ解決し、1本のSLGとしても十分な完成度を誇る作品となった。
そして開発者からの原作「愛」は本作でも極めて徹底されており、CD-ROM3枚をフル活用したフルボイス化、似て非なる2つの作品をマルチエンディングという形で両方漏らさず収録するなど、可能な限りの原作再現を行っている。
PSのキャラゲーでも指折りの完成度であり、原作ファンであれば大いにプレイする価値がある作品である。
+ | 松本氏と西崎プロデューサーと東北新社の三者の裁判に振り回されたゲームシリーズ |