【ぜろえすけーぷ ときのじれんま】
ジャンル | 極限脱出アドベンチャー | ![]() |
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対応機種 |
ニンテンドー3DS プレイステーション・ヴィータ プレイステーション4 Windows(Steam) |
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発売元 | チュンソフト | ||
開発元 | チャイム | ||
発売日 |
【3DS/PSV/Steam】2016年6月30日 【PS4】2017年8月17日 |
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定価 |
【3DS/PSV】5,800円(税別) 【PS4】3,800円(税別) 【Steam】 |
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レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
最後の極限脱出 「決断」のデスゲーム |
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極限脱出シリーズ 9時間9人9の扉 /善人シボウデス / 刻のジレンマ |
数多くの登場人物が織り成すサスペンスシナリオを搭載した脱出ゲーム『極限脱出』シリーズの一作。
前作の『極限脱出ADV 善人シボウデス』から4年越しの新作であり、シリーズ完結作である。
シナリオ・ディレクションは過去2作と同様打越鋼太郎氏だが、キャラクターデザインは前作までの西村キヌ氏から友野るい氏に交代している。
前作は基本的に1人の主人公の視点で時系列順に物語が進行していたが、今作は登場人物が3チームに分かれ、各チームの視点で脱出に挑む群像劇に近い形になっている。
前作、前々作と異なりタイトルに「極限脱出」は付いておらず、海外におけるシリーズ名である「Zero Escape」の名を冠している。それに伴ってか、旧作よりも海外を意識した部分が多く見受けられる。
全ての始まり、Xday、ラジカル6が漏洩した日。そして60億人が死ぬことが決定した日。
2028年12月31日のネバダ砂漠。
それは、実験施設「Dcom」での共同生活が始まってから6日目のことだった。
その日、Dcomで実験を行っていた者たちを含める9人の男女は目覚めると監禁室の中にいた。
左の手首にはバングル。
そこに仮面をつけた謎の人物が現れる。
「ある日偶然そこにカタツムリがいた、たったそれだけである女性が死んだ。人生とは理不尽なものだ……そうは思わんか?」
謎の人物は、自分を 第二のゼロ と名乗る。
「君たちにはDecisionゲームをしてもらう。これはきみたちと、私と、人類の存亡をかけたゲームだ」
Decision(決断)ゲームとはなんなのか?
3つの区画に分かれて行われるデスゲームの行方は?
はたして、生き残るのはどのチームなのか?
そして、「人類の存亡」とはなんなのか?
今、悪夢のゲームが始まる。
歯ごたえのある脱出ゲームの難易度
シナリオ面
キャラクター
グラフィック
システム面
+ | ネタバレ注意 |
+ | ネタバレ注意 |
シナリオ面
+ | ネタバレ注意 |
+ | ネタバレ注意 |
システム面
完結編の名の通りに以前の伏線やキャラを巧みに使い、ゲームを完成させている。
一部アンフェアな部分はあるが、ゲームそのものとしては問題ないだろう。
未回収の過去作の伏線こそあれど、『999』から続く物語自体は完結している為、過去作をプレイしたことあるユーザーはきっと満足できるゲームである。