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【ゆうぎおう でゅえるもんすたーず れがしーおぶざでゅえりすと りんくえぼりゅーしょん】
ジャンル | 対戦型カードゲーム | |
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション4 Xbox One Windows 7~(Steam) |
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メディア | ダウンロード専売ソフト | |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
開発元 |
Other Ocean Interactive コナミデジタルエンタテインメント(ローカライズ等) |
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発売日 |
【Switch】2019年4月25日 【PS4/One/Win】2020年3月24日 |
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定価 | 3,000円(税抜) | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
収録カード
10,000
種類以上 ただし、収集にはかなりの時間と根気が必要 ロープライス故に小規模 遊べる幅が限られるオフラインの規制 |
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遊☆戯☆王シリーズ |
シングルプレイ
マルチプレイ
BATTLE PACK
カードショップ
+ | パックの問題点の詳細 |
+ | 『DM』ストーリーに難のある例 |
+ | クリックで展開 |
デジタルで気楽に遊べる遊戯王ゲームが、久しぶりの据置機対応で、収録カードも10,000種類以上が存在する点は評価できる。
しかし、『WORLD CHAMPION SHIP』や『TAG FORCE』に代表されるOCG再現ゲームとは製作会社が違い、システム周りの利便性、原作再現の多くが廃止されており、作り込みの甘さ・改良の余地を感じる点が散見される。
ガチ対戦用のOCGシミュレーターとしては、カード集めの不親切さ、テンポの悪さ、TCG基準のカードプール・リミットレギュレーションが足を引っ張っている。
キャラゲーとしても、原作再現・ゲームバランス両面の歪さ、低品質のグラフィック、一部作品の扱いの悪さなどから、褒められないものになっている。
アップデートで多少改善されたものの、根本的な問題点は改善されておらず、初期Verで離れたプレイヤーを復帰させるには至っていない。
カード集めの苦労や、ゲームのテンポや独自のルールに慣れてさえしまえば、豊富なデッキ構築や対戦を楽しめるため、膨大な作業量に耐えられるかが、本作の評価の大きな分かれ目となる。
『WORLD CHAMPION SHIP 2011』以来のオンライン対戦復活など末永く遊べる機能があることも利点で、合う人なら値段以上に楽しめるだろう。
ただし、遊戯王ゲームには現行の基本プレイ無料タイトルが存在しており、今となっては相対的にもオススメしにくい状況である。「余談」として後述。
*1 日OCG/米TCGの比較を主とした解説。韓国版・中国版もOCG名義の販売だが、販売形態・発売時期は日本と同一ではない。
*2 商品名の都合上、裏面のロゴ表記が異なり区別できてしまうため、義務づけられている。また、公式大会では「現地の母国語版」のみ使用可。
*3 本来は同名カードをデッキ内に3枚まで使用可能であるところ、強力すぎることを理由に0~2枚まで制限するルール
*4 任意で止められない無限ループを、数枚のカードだけで容易に引き起こす。
*5 時間切れの判定勝ち狙いで利用される《神秘の中華なべ》など、一部カードの禁止指定は、本作に適用されていない。
*6 実戦的なレベルではないが、同パックのカードだけでも融合召喚は可能。岩石族の素材には同パックの《N・グラン・モール》や《The despair URANUS》などが使える。
*7 アニメ第1話『戦慄のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン』のうち、遊戯と城之内のお手本デュエルがこのゲームの1話として再現されて、VS海馬が2話。
*8 これ自体は原作再現。本来はエクゾディアパーツを積むより、他のドロー加速カードを入れた方が良い。ただし、手札破壊の対策や壁モンスター扱いの2枚目なら考慮の余地はある。
*9 墓地に送った方が都合の良いモンスターなど、プレイヤー視点であえて行う事例もあるが、本作CPUは(割と例年通り)本当に無意味に行う。
*10 何!? 守備力がないなら、守備力0ではないのか!?
*11 原作は最終話で遊矢と遊勝がデュエルを始める所で完結するため、デュエルの過程や結末は不明
*12 後に「COLLECTION PACK 2020」でOCG化を果たしている
*13 環境・流行を入れ替えるルール改訂。「発売から一定期間経過したカードを、公式大会の主流レギュレーション(スタンダード)では使用禁止にする(落とす)」の俗称。『マジック:ザ・ギャザリング(M:TG)』『ポケモンカード』の採用が有名。
*14 この後も他タイトルで優良誤認トラブルを招き、2020年9月から条件付きでキャンセル可能になった
*15 『LVP』はTCGでは発売されず、他の商品に分割して収録され、《水晶機巧-ハリファイバー》はOCG登場から2年後の2020年、ようやくTCGで発売された
*16 海外でのパッケージ販売されるのは北米では『ワールドチャンピオンシップ2011 オーバー ザ ネクサス』、欧州では『激突!デュエルカーニバル!』以来であり、同梱カードの《サイバネット・コーデック》《マイクロ・コーダー》の2枚は「ストラクチャーデッキーマスター・リンクー」で収録されていたもので海外では同デッキが未発売。