ONE PIECE WORLD SEEKER
【わんぴーす わーるどしーかー】
ジャンル
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アクションアドベンチャー
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対応機種
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プレイステーション4
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発売元
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バンダイナムコエンターテインメント
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開発元
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ガンバリオン
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発売日
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2019年3月14日
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定価
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5,189円
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レーティング
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CERO:B(12歳以上対象)
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判定
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なし
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特徴
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ルフィで縦横無尽に大冒険
グラフィックは高水準
オープンゴーストタウンワールド
ONE PIECEファンよりルフィファン向け
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ONE PIECEゲームリンク
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概要
週刊少年ジャンプで連載中の『ONE PIECE』の本格オープンワールドゲーム。
本作は『ONE PIECE連載20周年記念』の企画の一つである新ゲームプロジェクト「DAWN(ドーン)」にて開発が始動。その後、正式タイトルが発表された。
そして本作は、ドラマティックフィールドアクションとして『ONE PIECE』らしい魅力的な冒険やドラマ、そしてバトルをひとつなぎに楽しむ事が出来る作品として紹介された。
ちなみに音楽グループのケツメイシとのタイアップ楽曲である「君のもとへ」が収録されており、ゲーム内のオープニングムービーにて使用されている。
ストーリー
新世界に位置する謎の島「ジェイルアイランド」。
監獄島とも呼ばれているこの島はかつて「ジュエルアイランド(宝石島)」と呼ばれ、美しい鉱石の採掘で栄えていた。
しかし、鉱石を狙う海賊達の襲撃が後を絶たず、ジュエルアイランドの島民達は海賊達との戦争で傷つく一方だった。
そんな中、世界政府の介入により海軍が統治するようになったこの島は、陸・海・空それぞれの監獄を建設した。
多くの凶悪犯が3つの監獄に収容されているこの島はいつしかジェイルアイランド(監獄島)と呼ばれるようになった。
だが、今でもこの島で採れる希少な鉱石を狙う海賊達は後を絶たない。
船長「麦わらのルフィ」をはじめとした海賊団「麦わらの一味」もまた、島にある宝の噂を聞きつけ空中監獄に潜入する。
一味は宝が入っている金庫を開けたが宝はなく、罠だと分かった一味はバラバラに撤退するがルフィはジェイルアイランドの監獄長「アイザック」と対面する。
未知のアーマーを装着しているアイザックに追い詰められるルフィだったが、アイザックが海兵の報告に気を取られている隙に空中監獄から撤退する。
空中監獄から撤退したルフィだったが空中で何かに当たり、海へ落下してしまうが、「ジャンヌ」という女性によって助けられる。
バラバラになった仲間を探す為、ジェイルアイランドでのルフィの冒険が始まる。
特徴・システム
本作の舞台「ジェイルアイランド(監獄島)」
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ジェイルアイランドには壮大な自然が広がる渓谷や鉱山、巨大な湖、カラフルな市場など様々なフィールドがあり、縦横無尽に冒険を楽しむことが出来る。
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本作オリジナルキャラクターとして、「アイザック」と「ジャンヌ」が登場。
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アイザックはジェイルアイランドにある巨大な監獄を治める世界政府所属の監獄長であり、自ら開発したバトルアーマーでルフィを追い詰める程の力を持つ。
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ジャンヌは反海軍派という派閥のリーダー。
かつてのジュエルアイランドにて起こった資源を巡る戦争で荒れ果てた島を統治した海軍を支持する海軍派とそれに反発する反海軍派による島民の衝突を止めるべく奮闘する。
バトルシステム・操作方法解説
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本作はルフィを操作し、ゴムゴムの力や覇気による能力を駆使して冒険を進んで行く。
ただし最初から全ての操作が出来る訳ではなく、一部の操作はストーリーの進行、もしくは後述のスキル開放で解禁される。
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左スティックで移動。移動中にL3を押すとダッシュする。
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×でジャンプ。ジャンプした時に壁に近い状態の時にもう一度×を押すと壁を蹴って更にジャンプする事が可能。
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スキルでゴムゴムのUFOという技を覚えている場合、ジャンプ中に×連打で空中を移動する事が出来る。
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アイテムシンボルの近くで△を押すとアイテムを拾う。アイテムシンボルなどは画面右下にあるミニマップで確認可能。
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画面上に特定のマーカーが表示されている時にR1を押すと腕を伸ばしてマーカーが表示されている所へ一気に移動出来る。
また、R1を長押しするとゴムゴムのロケットでより早く移動することが出来る。ゴムゴムのロケット中にマーカーに向けてR1を長押しすると更に滑空することも可能。
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ただし、パトロールスナイパーという敵がいると撃ち落とされてしまう為注意が必要。
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とびつきというスキルを覚えている場合、敵に向かってR1を押す事で敵に飛びつく事が可能。
更にとびつき体当たりというスキルを覚えていると敵への飛びつき中にR1を長押しする事で敵に体当たりする事が出来る。
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L1を押しながらR1を押す事で一定時間周囲の敵やオブジェクトを視認出来る見聞色の覇気:感知が発動出来る。
見聞色の覇気:感知を発動中は画面左下にある見聞色ゲージを消費し続け、ゲージが無くなると強制的に感知状態が解除される。
見聞色ゲージは一定時間で回復し、ゲージが完全に回復するまでは見聞色の覇気:感知は発動不可。
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感知状態では戦闘状態の敵は赤色で表示され、まだルフィに気付いていない敵は黄色で表示され、敵ではないNPCは緑色で表示され、壊せるオブジェクト等は白色で表示される。
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スキルで見聞色の覇気:集中を覚えている場合、L1を押しながらR2を押す事で一定時間周囲の時間が遅く感じられるようになる見聞色の覇気:集中を発動出来るようになる。
こちらも発動中は見聞色ゲージを消費し続け、ゲージが無くなると強制的に集中状態が解除される。
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敵に気付かれていない時は一定の距離まで近づくと□でテイクダウンという不意打ちが可能。敵に大ダメージを与えられる。
戦闘状態の敵でもスタンしている間はテイクダウンによる攻撃が可能。
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タルが近くにある時は△を押す事でタルに隠れながら移動する事が可能。タルに隠れた状態でもう一度△を押すと外に飛び出す。
外に飛び出すと近くの敵を驚かせた後テイクダウンする事が可能。
なお、タルに隠れている間は自動的にタルの耐久値が下がって行き、最終的には自動的にタルが壊れる。
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戦闘状態では□で近接攻撃を行う。□を連打すると連続で攻撃する。
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R2を押し続けると照準が表示され、離すことで照準目掛けて遠距離攻撃を行う。遠距離攻撃を敵の頭に命中させるとクリティカルヒットになり、よりダメージを与えられるほかスタンさせやすくなる上に怯ませる事も可能。
なお、チャージショットというスキルを覚えている場合、R2を長押しする事でより強力な遠距離攻撃を行う事が出来る。
L2を押し続けることで照準がズーム表示になり、より精密な遠距離攻撃が可能になる。
遠距離攻撃時は照準の下に遠距離攻撃ゲージというのが表示され、遠距離攻撃を行うたびにゲージが減り、ゲージが赤色になると遠距離攻撃出来なくなる。遠距離攻撃ゲージは一定時間で回復する。
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方向キーの下を押す事で覇気のモードチェンジを行う。覇気は2種類あり、見聞色モード(青色)は手数の多い攻撃が可能。武装色モード(赤色)は攻撃の範囲が広いほか見聞色モードより強力な攻撃が可能。
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ちなみに武装色モードでも見聞色の覇気:感知や集中は使用出来る。
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武装色モード時に□を長押しするとゴムゴムのバズーカによる強力な一撃を放つ事が可能。
また、武装色モード時に見聞色の覇気:感知を発動している際にR2を押すと広範囲の敵に命中するマルチショットを放ち、
武装色モード時に見聞色の覇気:集中を発動している際にR2を押すと高威力のバスターショットを放つ。
なお、ゴムゴムのバズーカ、マルチショット、バスターショットはいずれもスキルによる開放で使用可能。
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見聞色モード時に〇を押す事で「剃(ソル)」による高速移動での回避が可能。武装色モード時に〇で武装色硬化した両腕でガードする事が可能。
ただしガード中は移動速度が下がるほか、一定以上のダメージを受けるとガードが解除される。
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ダメージを与えたり受けたりするとテンションゲージが溜まり、テンションゲージが溜まりきるとテンションレベルが1増加する。テンションレベルを消費する事で必殺技による攻撃が可能になる。
テンションゲージやテンションレベルはしばらくの間ダメージを与えたり受けたりしないと自動で減少していく。
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必殺技の発動はL1を押しながら必殺技待ち受けというのが表示された状態で□・△・〇を押す事で発動可能。
また、スキルで覇王色の覇気を覚えている場合、L1を押しながら×を押す事で雑魚敵を一掃し、ボス格の敵をスタン状態にする覇王色の覇気を発動させる。
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テンションレベルが3溜まっている状態で方向キーの上を押すとギア4を発動させる。発動中は左下に特殊なゲージが表示されるようになる。
発動中は〇で空を飛行して移動出来るほか、各種攻撃が「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」など強力な攻撃に変わる。
またダメージを無効化するようになる為圧倒的な実力を誇るが、発動中は左下のゲージが時間経過や攻撃を受ける事で減少して行き、ゲージが無くなるとギア4が解除される。
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ギア4が解除されると僅かな間動けなくなるほか、しばらくの間テンションゲージが一切上がらなくなってしまう。
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ルフィの体力は一定時間ダメージを受けていない時に自動で回復する。
本作は回復アイテムが存在しない為、基本的に自動回復で体力を回復させる事になる。
素材・アイテムの収集要素
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画面右下にあるミニマップでは前述通りアイテムシンボルや宝箱が表示される。
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特に黄色く光るアイテムシンボルや宝箱からは珍しいアイテムを入手する事が可能。
アイテムのレア度はアイコンで表され、白、紫、オレンジの順で表示される。
海賊カルマ
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ミッションをこなすと対象キャラクター別にカルマ値が上がり、特別な会話や新たなサイドミッションなどが起こり、海賊カルマが発生する。
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ルフィの仲間、島に住む人々、海軍大将達も海賊カルマの対象になっており。海賊カルマは、キャラごとに異なる達成項目によって上昇していき、 特定のサイドミッションをクリアしたり、さまざまなやり込み要素でも関係性は深まっていく。
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海賊カルマは全部で16キャラクター分あり、メインミッションをすべてクリアしても13キャラクター分しか解放されない。 残りの3キャラクター、クザン、クロコダイル、サカズキの解放はメインの攻略とは無関係なやりこみ要素となっている。
海賊弁当と探索依頼
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海特定のアイテムとレシピをサンジに渡すことで海賊弁当を作ってくれる。海賊弁当を麦わらの一味にあげるとさまざまなアイテムを探索してきてくれる。
また、船員の好みの弁当を渡すと素材の報酬量やレアリティがアップする。
クラフト
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フィールドで集めた素材アイテムを使って、装備品や衣装を作ることができる。装備品や衣装の作成はウソップかフランキーに話す事で行える。
なお装備品や衣装の作成には設計図や型紙が必要となる。ちなみに不要な装備品を分解する事も可能。
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装備品は装備する事でステータスが上昇する。最初は1個しか装備出来ないがスキルの開放で最大3個まで装備出来るようになる。
ただし同じ名称の装備品は複数装備出来ない。
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衣装はルフィの見た目を変える事が出来る。衣装変更はサニー号で行える。
サブミッション
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ストーリーとは別の物語が展開している物語のことで、特殊な武器やアイテムを入手できたり、原作ファンには嬉しいイベントもある。
ルフィ育成システム
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スキルポイントを消費するとスキルが開放され、ルフィを強化することができるシステム。スキルポイントはミッションをクリアしたり、敵を倒すと入手することができる。
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スキルの種類はバトルだけでなく、移動面の距離増加などアドベンチャー要素も多い。
難易度設定
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全5段階あり、ビギナー、スタンダード、ハード、ベリーハード、エクストリームの順に難易度が高くなる。
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難易度を変更しても敵からの報酬は変わらないが、難易度は最初からゲームを始める時に選択可能なほか、ゲーム中のポーズ画面からいつでも変更する事が可能。
DLCや無料アップデート
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全3弾あり、ゾロ、サボ、ローがプレイアブルキャラクターとして使用出来るエピソードが追加された。それぞれ新エリアが追加されており、対応するDLCで新エリアを解放させると本編でもルフィで新エリアに移動する事が出来るようになる。
また、無料アップデートも行われ、本編クリア後により強力なボスと戦えるようになったり新たな衣装が追加される。無料アップデートは全4弾。
評価点
ゴムゴムの能力を活かしたオープンワールド
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オリジナルで描かれる壮大なストーリーとフィールドを、ルフィ視点で縦横無尽に、移動でき、豪快かつ爽快感あふれるアクションが行うことが出来る。
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腕伸ばしやゴムゴムのロケットを始めゴムゴムの能力での移動は気持ち良く、移動しているだけでも楽しめる。ルフィ好きには評価が高い。
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入れる建物は少ないが、建物は島のありとあらゆるところに行けて、冒険心をくすぐる。原作さながらに山や海軍本部など登るのは爽快。
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ゴムゴムの能力や覇気などの特殊能力を駆使して戦うルフィのバトル。
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「ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)」などゴムゴムの力による技や覇気などの特殊技も搭載しており、ルフィを動かしたいという人には満足できる仕上りなっている。
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更に本編を進めるとギア4が使えるようになる。原作同様時間制限があるほか使用後はパワーダウンしてしまうがより強力な攻撃が可能に。
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原作再現のグラフィック
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グラフィックは原作を再現してなおかつ、スムーズな動きをしている。
「ゴムゴムの象銃乱打(エレファント・ガトリング)」をはじめとした必殺技は迫力もあり、スムーズな動きもあってより迫力が増している。
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王道的なシナリオ
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かつてのジュエルアイランドにて惨劇が起こった事を皮切りに島民による衝突、海賊たちの侵略、世界政府の陰謀が渦巻くジェイルアイランドでのドラマは原作さながらの王道を征くものとなっている。
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原作者の尾田栄一郎氏デザインのゲームオリジナルキャラ「ジャンヌ」や「アイザック」を中心としたシナリオはゲームの進行に合わせて次々と種明かしされていく様の面白さと意外性もあり手堅くまとまっている。
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原作キャラの登場
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麦わらの一味は勿論の事、スモーカー、たしぎ、黄猿、ジェルマ66などの原作キャラが登場してストーリーを盛り上げてくれる。
ちなみにジェルマ66は本作が家庭用ゲーム初参戦となる。
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アニメさながらの良質な音楽
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本作はアニメでも音楽を作曲している田中公平氏がBGMを作曲しており、いずれも評価が高い。
賛否両論点
ルフィのステルス要素
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本作のルフィはテイクダウンという不意打ちで敵を倒す事が出来るのだが「背後から敵を倒す」「隠れて倒す」といった戦闘方法に違和感を覚えるファンもいる。
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隠密行動自体は原作でもインペルダウンなどで隠密行動をしている為違和感は無いが、見えないところから敵を倒すという描写は無かった為、アサシン染みた戦闘方法は違和感を覚える人も少なくない。
テイクダウン自体は否定的な意見は無く、アクションとしては面白いからこれはこれで良いというファンもいる。
問題点
キャラゲーとしてイマイチ
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単なる会話シーンはフルボイスではなく、ところどころ返事をするのみである。
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発売前PVなどで他にもキャラが動かせるとアナウンスされた訳でもないが、本編でのプレイアブルはルフィのみとなっている為寂しいものがある。
本作以前に発売されたアンリミテッドシリーズでは麦わらの一味全員を操作出来ていただけにルフィしか操作出来ないことに関しては落胆するファンも少なくないだろう。
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前述通り後にDLCで三人のプレイアブルキャラクターが追加されたが、基本的にはルフィがメインとなっている。
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町の住人やNPCが少なくゴーストタウンにしか見えない。
海軍派の町は「海軍のおかげで発展した」と言われているが、人がスカスカなので全くそう思えない。 町の商店は、品物はあるが人がいない無人販売だらけで不気味である。
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OPでは町の住人がわんさかいるためOP詐欺と言われることも。また町人や敵のバリエーションも少ない。
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宝箱を開ける仕様について
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宝箱を開けるのがわざわざ△長押しであり、少々面倒。
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一応スキルで開けるまでの時間を短縮出来るが、わざわざスキルで時間短縮出来るくらいならすぐに開ける仕様でも問題はない筈だが……
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シナリオが短い。シナリオだけをプレイしていた場合クリアするまでに10時間もかからない程。
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サブクエストと素材アイテムのドロップ率の低さ
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ほぼ「○○もってこい」のお使いのみ。しかも素材アイテムのドロップ率は結構シビアでよく探さないと見つからないこともある。
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スキルをあまり開放していない時の戦闘スタイルの差異の薄さ
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見聞色と武装色で戦闘スタイルが変わるシステムであるが、スキルをあまり開放していない時は戦闘は基本は同じ攻撃、同じ動作になりがちで非常に単調な戦闘となりがち。
スキルを開放していけばしっかりとした差別化は出来るが、せめてスキルの開放無しでもある程度の差別化はしてほしかったところ。
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戦闘の単調さ、無意味さ
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本作は回復アイテムや消耗品という概念はなくリトライも容易であり、常に全力で戦っても問題ない。故に一度自分の戦闘スタイルが決まると後は最後までそれをやり続ければいいという単調な戦闘となる。
そして敵はダウンやワープなどで無敵時間が多くあり必殺技を当てようと思ったら無効化されたりする為ストレスが貯まる。
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なお雑魚敵を倒すと素材とスキルポイントが貰えるが量は雀の涙であり、序盤はともかく、中盤以降の道中の雑魚はただの邪魔な敵でしかない。
オープンワールドゲームにありがちなどうしようもなく強い敵がいるわけでもなく、強力な敵にチャレンジしてより高い報酬を獲得する概念もない為、戦闘の無意味さに拍車をかけている。
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難易度の調整はいつでも出来る為、単調さはある程度解消出来るが…。
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移動面の煩わしさ
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ルフィが手を伸ばして障害物を掴んで移動する、というのが基本的な移動方法であるが、高い壁にぶつかると失速してしまう。「停止しながら動き続ける」というイメージを持たれる。
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ゴムゴムのUFOを使えばしばらく滞空できるが、これを出すのがジャンプ中の×連打な為少々面倒。
総評
ルフィとなってオープンワールドで大冒険。というコンセプトの元作られた本作。
アイデアこそ面白かったものの、まだまだ技術的や資金的に色々と足りない内容となっている。
原作の連載20周年記念の一環として制作された本作は『ONE PIECE』らしい魅力的な要素を楽しめるとして宣伝されていたが、
肝心のONE PIECEのゲーム作品としての出来はイマイチ。基本的にはルフィのみを中心とした内容となっており、他のキャラはモブキャラという印象が強い。
そして本作はルフィを操作して楽しみたい人ならとても満足出来る内容となっている為、
「ONE PIECE」ファンより「ルフィ」ファンに向けたゲームであり「LUFFY WORLDSEEKER」というのが良くも悪くも正しい意見である。
余談
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後に原作連載25周年を記念して最新作『ONE PIECE ODYSSEY(ワンピース オデッセイ)』が2023年1月12日(steam版は1月13日)に発売された。
最終更新:2023年12月11日 02:03