【まーるいちきゅうがしかくくなった でじぼくちきゅうぼうえいぐん あーすでぃふぇんすふぉーす わーるどぶらざーず】
ジャンル | 3Dアクションシューティング | ![]() ![]() |
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション4 Windows(Steam) |
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発売元 | D3パブリッシャー | |
開発元 | ユークス | |
発売日 |
【Switch/PS4】2020年12月24日 【Win】2021年5月27日 |
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定価 |
パッケージ版 8,228円 ダウンロード版 7,480円 ダブル入隊パック(*1)10,978円 |
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レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
廉価版 | D3P THE BEST:2021年12月16日/3,980円 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
デジタルボクセルとなったグラフィック 歴代の敵や味方が参戦するオールスター 操作キャラ「ブラザー」を切り替え戦う 拡張性の高い「ブラザー」システム 本編とは大きく異なる明るい世界観 |
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地球防衛軍シリーズ |
『SIMPLE2000シリーズ』出身の傑作『地球防衛軍』シリーズの外伝作。通称『EDFWB』。
タイトルの「デジボク」とは「デジタル」+「ボクセル」であり、全てが立方体で構成されたボクセル世界が舞台となっている。
写実的なナンバリング作品とは逆路線のグラフィックとなった影響かレーティングがCERO:B(12歳以上対象)まで下がっており、世界観もかなりライトなものとなっている。
歴代ナンバリング作品では『1』&『2』と『3』&『4』と『5』がそれぞれ別世界となっていたが本作では全て一つの世界となっているだけでなく、外伝作品も含まれていたりとオールスター作品の一面もある。
開発者インタビューで語られたように、ボクセル化したことによる表現のマイルド化による、若い新規プレイヤーへの客層開拓を強く企図した作品である。
開発はナンバリング作品を制作したサンドロットではなく、外伝作の『EARTH DEFENSE FORCE IRON RAIN』(以下IR)を手掛けたユークス。
なお、『地球防衛軍』シリーズが任天堂機種で発売されるのは本作が初となる。任天堂機種への進出も上記の新規層開拓を狙ってのことという。
+ | 終盤の展開ネタバレ |
+ | 最終ミッション前のネタバレ |
+ | 例えば… |
ゲームシステムと雰囲気は過去作と比較するとかなり違っているが、シリーズの基本や強い武器を手に入れて敵をなぎ倒す爽快感は変わらない。
デジボク世界を受け入れられるのなら地球防衛軍に興味がある初心者、地球防衛軍を遊びつくした経験者問わずに手に取って損はない一品。
*1 Switchパッケージ版のみ。
*2 敢えて3人以下で組むことも可能。また、同じブラザーの色違い同士を組ませることも可能。
*3 操作中のブラザーが戦闘不能状態でブラザーチェンジした場合に限り、ブラザーを移動させるのではなく、交代先のブラザーの位置に視点が切り替わる。交代先のブラザーがどこにいてどんな状況なのかを把握してからチェンジすることが肝要
*4 連射性能が低い武器を2丁以上装備して交互に切り替えながら撃つことで連射速度を上げるテクニック。
*5 主に初期体力縛りや2のインポッシブル再現プレイ。
*6 これ自体はバグフィックスの是非そのものより、通常のアーマー育成のしづらさやかかる時間こそが主要因と言い換える事もできる。
*7 リロードタイムの増減は元からの割合のため、短いものなら僅かな差しか出ず、長いものは2~3秒以上も変化がある。特に移動アビリティはリロードタイムの遅さが命取りになりやすい為移動アビリティを多用する移動系ブラザーはαが最適になりやすい。
*8 飛行、ブーストダッシュ、スライディング、スピンジャンプ、無敵を伴うワープ、スラスターダッシュ、ハイジャンプ、ワイヤーアクションなどブラザーの個性に合わせて豊富に用意されている。
*9 一応アーマー稼ぎの際には採用される事もあるがそれに関してもアーマーをカンストさせる必要があり手間がかかる上に通常攻略では殆ど採用されない事に変わりはない。
*10 遠距離高火力スペシャル技の『4』レンジャー、即時回復スペシャル技の『5』レンジャー、高火力広範囲スペシャル技の『IA』トルーパー、追加アクションの短距離ダッシュを持ち、空中受け身まで取れる飛行系ブラザーの『5』ウイングダイバー、追加アクションのブーストジャンプを使って慣性機動ができる移動系ブラザーの『5』フェンサー、機動力のある飛行系ブラザーのジェットアーマー、機動力に長けた移動系ブラザーのプロールライダー、機動力のある移動系のアビリティを持つガウチョシスター、機動力に長けた無敵を伴う移動系のアビリティを持つニンジャブラザー、無敵を伴う上に地上や空中の敵を一定時間攻撃し続けることが可能となっている強力な攻撃系のアビリティを持つファラオシスター、使いやすい上に強力な設置系のアビリティを持つインカブラザー、強力な設置系のアビリティを持つスパルタブラザー、高火力スペシャル技を持つプリンスブラザー、攻撃力バフ系のスペシャル技を持つヴァイキングブラザー、防御バフ系のスペシャル技を持つヨガブラザー、移動アビリティのハイジャンプ能力で飛び回れる上に回復系のスペシャル技を持つメイドシスター、強力な攻撃系のアビリティや高火力スペシャル技を持つ『4』エアレイダー、強力な攻撃系のアビリティや遠距離高火力スペシャル技を持つ『5』エアレイダー、強力な設置アビリティや高火力スペシャルを持つ魅杏、使いやすい移動系のアビリティや高火力スペシャル技を持つドラゴンシスター、機動力に長けた移動系のアビリティや高火力スペシャル技を持つオーロラシスター、広範囲の敵を一定時間足止めし続けることが可能となっている足止めのアビリティや回復系のスペシャル技を持つヨーデルシスター、リロードが早く扱いやすい移動系のアビリティや遠距離高火力スペシャル技を持つアルペンブラザーなど。
*11 特に並の飛行系ブラザーはアーマーが伸びにくく僅かな被弾で即死してしまうリスクが高い上に飛行では敵の攻撃を回避する事が難しくなる為基本的には御役御免となってしまう。
*12 おおよそ牽引役20万・ミッション倍率0.1(参考としてINF60の半分程度の増加量)
*13 正確にはアーマーの伸びは最低でも初期アーマー×ミッション係数が保証されるため、最高難易度ARMAGEDDONのDLCラストミッションでは初期アーマーの約6割が最低保証値になる。…性質上とても稼ぎには使えないが。
*14 順調にミッションを進めた場合はレンジャーでも5割近いダメージを叩き出す。脆いウイングダイバー等は多少アーマーを稼いでいても即死級。最高難易度ARMAGEDDONでは直撃で3万前後という異常な火力。
*15 通常の飛行に加えて追加アクションの短距離ダッシュを持ち、空中受け身まで取れるため、飛行しかできない『2』~『3』ペイルウイングや『4』ウイングダイバーが厳しい立場。
*16 通常のスラスターダッシュに加えて追加アクションのブーストジャンプを持ち、それを使って慣性機動まで行えるため、スラスターダッシュしかできない『4』フェンサーが厳しい立場。
*17 バズが目の前の敵を短時間止めるだけなのに対し、ヨーデルは広範囲の敵を一定時間足止めし続けることが可能。
*18 チューリップが地上の敵を1回攻撃するだけなのに対し、ファラオは地上や空中の敵を一定時間攻撃し続けることが可能。
*19 コアラが無敵時間を持たないのに対し、ボクサーは極めて長い無敵時間を持ち爆発物の自爆も至近距離で回避することが可能。
*20 アビリティでもデコイが使えるワイルドブラザーの方が優秀。
*21 リロードが早く扱いやすいアルペンブラザーの方が優秀。
*22 敵に接近する必要が無く使いやすいインカブラザーの方が優秀。
*23 自爆しない上に長い無敵時間を持つテンシンシスターの方が優秀。
*24 特に『3P』本編では武器の性質だった移動力ダウンが『デジボク』ではブラザー自体の性能となった上にオーナー武器が中距離型と移動力の遅さをカバーしにくい『陸戦兵3バックパック装備』や、移動能力で飛び回れる割にオーナー武器が短~中射程となっていて噛み合わない『メイドシスター』辺りは顕著。
*25 PS4やSwitchコントローラーのジャイロスコープは、Wiiのセンサーバーのような「不動の基準点」から計測しているわけではないので長時間プレイすると徐々にズレてくる。なので時々プレイヤーが補正する必要があってそれを頻繁に行いたくなるようなゲーム構成が多い。
*26 一応バラムには特殊動作で射撃もできるのだが、予備動作が大きすぎる上に機体の鈍重さからくる狙いの付けにくさで完全に趣味の領域。しかも時間火力まで微妙。
*27 この時点のブルーノはたまたま地球防衛軍と出会っただけの「戦闘技能のある民間人」なので自分が死んだら家族や身内が困窮する以上は危険を犯してEDFに参加する理由がない。