【わいるどあーむず あどばんすどさーど】
ジャンル | RPG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント | |
開発元 | メディア・ビジョンエンタテインメント | |
発売日 | 2002年3月14日 | |
定価 |
通常版:6,090円 プレミアムボックス:9,240円 |
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廉価版 |
PlayStation2 the Best 2002年11月7日/3,000円 2006年10月19日/1,714円 |
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判定 | 良作 | |
ワイルドアームズシリーズ | ||
PlayStation Studios作品 |
ワイルドアームズ(以下WA)シリーズ3作目にして、初のPS2での作品。
WAシリーズ恒例であるが、熱いストーリー展開、独特の台詞回し、「グッズ」を使ったダンジョンの謎解き等が特長。
WAシリーズは「口笛と荒野と銃声のRPG」というキャッチフレーズにもあるように、西部劇を彷彿とさせる演出が多いが、本作は特にその傾向が強い。
滅びゆく異世界“ファルガイア”。
この世界の自然は荒廃の一途をたどり、砂漠化が進行している。
そんな絶望的な世界に、自らの信念のみを頼りに生きていく「渡り鳥」と呼ばれる冒険者がいた。
裕福な家に育ちながら、両手に拳銃を携え荒野を 「渡り鳥」として放浪する勝気な18歳の少女・ヴァージニア・マックスウェル。荒野の果てを知る、女主人公の冒険が始まる。
(SCEのサイトから引用)
テンポの向上やカスタマイズ性の強化などゲーム性に改善が見られるが、それでもまだRPGとしての面白さが弱いことなどの評価が見られた。
しかし、個性的かつ魅力的なキャラクター達、熱い演出の数々、前作には劣るものの単体で見れば良質なストーリー、「荒野と口笛」を体現した世界観とそれを盛り上げる良質なBGMに強く惹きつけられた人も多く、発売から時間が経つにつれて評価が見直されてきている。
プレイ中にゲームとしての楽しさを感じる瞬間は少ないかもしれないが、クリアした後に「良いゲームだったな」と思えるような、まさに『想い出』に残るRPGであると言えよう。
*1 伏線はちゃんと存在しているのだが目立たなかったり、シナリオ自体が長いためプレイしているうちに忘れられやすかったためそう感じる人がいた。