【るいざぐろすほろうぃっつしょうくいず】
ジャンル | クイズゲーム | |
対応機種 | Android 4.1以上 | |
発売元 | 株式会社baton | |
配信開始日 | 2020年2月3日 | |
定価 | 無料 | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | 3歳以上 | |
備考 | 2024年11月7日をもってアプリストアから削除 | |
判定 | クソゲー | |
ポイント |
二択クイズ一問に答えるだけの「ゲー無」 YouTube動画視聴前提の「内輪ネタゲー」 |
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QuizKnock関連作品 AstroCleaner / 限界しりとり / ホロウィッツ賞クイズ / Wallprime / Tonguess / 人狼将棋 / SprintShout / 超換気 / 白地図マインスイーパ / リーガル・ジャーナル / 漢字ダッシュ / MINE BLOCKS / QKS |
テレビ番組『東大王』などで知られる伊沢拓司が代表を務める、YouTuber・テレビタレントとして人気のクイズ集団「QuizKnock」によって開発されたクイズゲーム。
「ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞」とは、1967年よりコロンビア大学で選考が行われている、生物学・生化学において多大な貢献をした研究者に贈られる賞であり、Google Playストアのページでは「このアプリをマスターするだけで全ての日本人ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞受賞者を網羅できます!」とアピールしている。
このゲームは、QuizKnockメンバーの1人であるふくらPが自ら開発・リリースを行なっている。
「何らかのチャレンジで誰よりも高得点を取ったら優勝」という動画企画において、「とにかく高得点を取れるゲームを作ること」を目的に開発しており、クイズゲームとしての品質は度外視されている。
+ | 動画 |
即ちこのゲームはクイズゲームとして遊ぶことを想定していない「内輪ネタゲー」であり、QuizKnock視聴者にとっては「バカゲー」のような存在となっている。
しかし、単体のゲームとして見た場合だとおバカな要素は無きに等しく、開発経緯を考慮せずに手に取った場合はとてつもない「ゲー無」となっていることがわかる。
スタート画面をタップすると、クイズの画面に移る。
「生物学や生化学の研究者に贈られるルイザ・グロス・ホロウィッツ賞を現在、日本人で唯一受賞したのは誰?」というクイズであり、選択肢に「利根川進」と「木村資生」の二択が表示される。
正しい選択肢をタップするとクリアとなり、スコアとして「1不可説不可説転点」を獲得できる。
+ | 解答 |
結果画面をタップすると、スタート画面に戻る。
以上。
なお、「1不可説不可説転」とは、仏典『華厳経』に登場する実在の数詞であり、
10の37218383881977644441306597687849648128乗
、つまりおよそ
10の37澗乗
である。
音楽ゲームや弾幕系シューティングゲームのスコアがたとえどれだけインフレしても、この点数に到達することは永遠にないだろう。
……もっとも、1不可説不可説転点を獲得したとして、画面に「クリア 1不可説不可説転点」と投げやりに表示されるだけであり、ハイスコアを競うような機能もないため、「だからなんだ」という話にはなる。
『限界しりとりMobile』や『白地図マインスイーパ』など、QuizKnockがリリースしている他ゲームと比べると、本作は格段にクオリティの低い「ゲー無」となっている。
ただ、このゲームはYouTubeの企画ありきの「内輪ネタゲー」であり、まともなゲームとして評価すること自体が間違いなのかもしれない。