BIG SHOTS -ビッグショット-

【びっぐしょっと】

ジャンル VRロボットシューティング
対応機種 Windows(Steam VR専用)
プレイステーション5(PlayStation VR2専用)
Meta Quest
発売元 MyDearest
開発元 AlterEyes
発売日 【Steam/PSVR2】2024年4月28日
【Quest】2024年8月15日
定価 【Steam】2,300円(税込)
【PSVR2】2,310円(税込)
【Quest】1,500円(税込)
レーティング IARC:7+
プレイ人数 1~2人
判定 なし
ポイント 二足歩行ロボットを操縦するローグライトSTG
操縦の没入感の高さは非常に高い
操縦に拘った分ゲームとしては遊びづらい部分も


概要

VR専用でリリースされた、二足歩行のロボットを操縦して戦うVRシューティングゲーム。


特徴

  • プレイヤーは二足歩行ロボット「ビッグショット」に搭乗して、虫型のエイリアンと戦うVRシューティングゲーム。
    • ローグライト要素も入っており、ウェーブごとに敵の攻撃を耐えきることで、複数提示されるパワーアップを選択して、強化することができる。
  • 操作方法
    • コックピットにあるコントローラーを掴むことで、ロボットの操縦ができる。
    • コントローラーは右と左の2つがあり、それぞれを両手で掴むことで、ロボットの移動や攻撃ができる。
    • 攻撃方法は、ショットと火炎放射器の2種類。ショットは遠くの敵を狙うことができ、火炎放射器は、近くの敵を攻撃する際に有効。
    • コックピット右側にあるキャニスターを取って、スロットに入れることで、アルティメットを使用可能。アルティメットの種類はショップで購入して変更できる。
    • 足元にあるレバーを引くことで、ジャンプが可能。
  • その他、オンラインを使用した、強力プレイも可能。
    • クロスプラットフォームに対応しており、異なる機種でも協力プレイができる。

評価点

  • ロボットの操縦の没入感・臨場感の高さ
    • 本作では、コックピットに乗り、ゲーム内のコントローラーを握って操縦するゲームデザインとなっており、ロボットに乗っている感覚を存分に味わうことができる。
    • アルティメットを使用する際や、ジャンプをする際など、コントローラーから一旦手を離さないとできないアクションもあるため、ロボットに乗っている臨場感・没入感の高さはかなり高い。
  • カートゥーン・アメコミ風のグラフィック
    • グラフィックはカートゥーン・アメコミ風の雰囲気となっており、中々悪くない。
      • ボタンを押すときや、ショットを撃つ際などに、英語の擬音が表示されるなどの演出もある。
    • 他ゲームで例えるなら、『Borderlands』みたいな感じと言えば伝わりやすいだろうか。

賛否両論点

  • 良くも悪くも難易度は高め
    • ローグライトゲームなので、ある意味当然とも言えるかもしれないが、全体的に難易度は高い。
    • とりわけ、ボス戦においては、雑魚敵が無限に沸いて出てくるので、敵の対処が大変。
    • 歯ごたえがあって楽しいと感じるか、もう少し簡単な方がよかったと思うかは、プレイヤー次第といったところか。

問題点

  • ロボットの操縦に拘った故の、操作性の悪さ
    • ロボットを操縦している雰囲気はとても良いのだが、その一方で操作性が犠牲になっている箇所もある。
      • 前述したように、ジャンプやアルティメットを使用するには、一旦攻撃・移動用のコントローラーから手を離さないとならないため、慣れないと咄嗟にアクションを出しづらい
  • 代わり映えのしない絵面
    • 敵の種類が基本的に虫型のエイリアンしか出てこず、フィールドも変わらないため、似たような絵面が続いていく。
    • ロープライスのゲームとはいえ、ローグライト系のゲームとしてはモチベーションにも関わる点でもあるため、この辺はもうちょっと凝って欲しかったところ。

総評

VRでロボットに乗って、敵を倒していくゲームとしては、中々悪くない出来。
とりわけ、ロボットに乗っている最中の没入感と臨場感は高く評価されている。
一方、ロボット操縦に拘ったが故の独自の操作性や、ローグライトというジャンル故に高い難易度は、人を選びやすい。
VRでロボットを操作してみたい人は、購入を検討してもよいかもしれない。

タグ:

VR 2024年
最終更新:2024年12月29日 16:21