【せんじょうのふーがすりー】
| ジャンル | シミレーションRPG | ![]() |
| 対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション5 プレイステーション4 Xbox Series X/S Xbox One Windows(Steam/Epic Games Store/Microsoft Store) Linux(Steam) |
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| 開発・発売 | サイバーコネクトツー | |
| 発売日 | 2025年5月29日 | |
| 定価(税10%込) |
通常版: 4,180円 デラックスエディション アップグレードパック: 2,200円 アルティメットエディション :7200円 |
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| レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
| 判定 | 賛否両論 | |
| ゲームバランスが不安定 | ||
| ポイント |
シリーズ完結編 遂に舞台は宇宙へ |
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リトルテイルブロンクスシリーズ テイルコンチェルト / Solatorobo / リトルテイルストーリー |
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戦場のフーガシリーズ 1 / 2 / 3 |
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リトルテイルブロンクスシリーズ5作目であり、戦場のフーガシリーズ3作目。
ラストで突如物語が中断された前作から地続きに続く構成になっていて、1作目と2作目で明かされなかった謎について迫る完結編である。
前作でディレクターを務めたヨアン・ゲリト氏は降板し、キャラクターデザインとイベントグラフィックを担当した時津佑介氏も本作には関わっておらず、デザインは全てサイバーコネクトツー内制となった。
すべての"絶望"の意味がついに明かされる…!
突然のマルトの失踪!謎の声に誘われ禁忌の洞窟へ向かった子どもたちは、雲海に捨てたはずのタラニスを発見する。
マルトを救うべく再びタラニスに乗り込み、ベルマン帝国に進入した子どもたちの前に、ベルマン最強の”魔血騎隊”が立ちはだかる!
(公式サイトより引用)
基本的なシステムは前2作の項を参照
新キャラクター
新システム
| + | 加入するアシストキャラ |
シリーズ集大成と言うべきストーリー展開
向上した巨大兵器同士のバトル
豊富なファンサービス
一部のイベントがフルボイス化した
人を選ぶストーリー展開
| + | ベルマン帝国について |
| + | 回収される数々の新事実について |
| + | 本作最大の黒幕について |
| + | マルトとメイ以外のタラニスの子供達について |
| + | シークレットイベント『マルトの秘密EX』について |
ファストモードについて
両極端と化したゲームバランス
『マーナガルム』『出会いイベント』『港イベント』『ベルマンレポート及びドキュメント』『禁断のルート』『飛行船サービス』『リーダスキル』『フランス語音声によるナレーション』の廃止
ビジュアル面での劣化
パズル要素が強くなった遺跡探索
頻発する不具合と粗が目立つ仕様
前作からの衝撃のラストを経て満を持して発売されたシリーズ完結作。集大成と言うべきロボットアニメ最終章さながらの熱く泣ける展開の連続はプレイしたユーザーから高い評価を得る事に成功し、意表を突いた数々の展開は良い意味で3部作のラストに相応しい出来となっている。
だが一方で、開発サイドで大きな問題があった事が公表されており(*5)、前作まで続投されていた主要スタッフが大幅に抜けた事で大幅なシステム変更が生じたのは事実であり、良バランスだった前作から一転して本作のシステムはバランス崩壊を招く大味なものとなった。ストーリーに関しても熱く感動できる反面、駆け足気味かつ説明不足な一面も兼ね備えており、非常に人を選ぶ出来となってしまった。
また、本作で描かれる結末も王道のラストから一転して非常に報われないものとなっており、完結作と称しておきならが『次回作に続く』と言う形式で締め括られるのは半ば打ち切りエンドに近いと言っても過言では無いだろう。
上記の総評から過去作以上に賛否が分かれてしまっており、過去作以上に賛否両論の作品となっている。