マイティボンジャック
【まいてぃぼんじゃっく】
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ジャンル
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アクションアドベンチャー
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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メディア
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320キロbitROMカートリッジ
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発売・開発元
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テクモ (現:コーエーテクモゲームス)
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発売日
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1986年4月24日
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プレイ人数
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1人
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象) ※バーチャルコンソール版より付加
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配信
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【バーチャルコンソール】 (Wii)2007年2月6日/500Wiiポイント(税5%込) (3DS)2012年9月26日/500円(税5%込) (WiiU)2014年2月5日/500円(税5%込) 【ファミリーコンピュータ Nintendo Classics】 (Switch)2018年11月14日
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判定
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ゲームバランスが不安定
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ボンジャックシリーズ ボンジャック / マイティ / II / ボンジャックツイン
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概要
テクモ(現:コーエーテクモゲームス)のファミリーコンピュータ参入第1弾ソフト。テクモとしての初の作品でもある(本作の発売の同年にテーカンからテクモに社名変更している)。
アーケードゲームの固定画面アクション『ボンジャック』を発展・進化させた画面スクロール型の探索系アクションアドベンチャー。
『ボンジャック』のアレンジ移植というよりは、『マリオブラザーズ』に対する『スーパーマリオブラザーズ』の位置づけに近い作品と言える。
ストーリー
(説明書3ページより引用)
七つの海と六つの大陸の平和を守るパメラ王、誰もその姿を見た者がいない伝説的な王である。
ある日、地上界を破滅に導こうとする魔王ベルゼブルによってこのパメラ王と、その王妃・王女は連れ去られてしまった。
そこは魔の大ピラミッド。この中のどこかにパメラ王が幽閉されている。
しかし、王の救出に向かったマイティ一族の兄弟たちは、ことごとく魔王の前に敗れ、後には末っ子のジャックが残るのみ。
ジャックはついに勇気をふりしぼって、最後の闘いを挑んだ!
負けるな、我らのジャック!世界の平和を呼び戻せ!
システム
基本的なシステムは前作『ボンジャック』と同様。以下、本作で追加されたシステム。
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固定画面のステージクリア方式から縦横スクロール要素を盛り込んだ道中をクリアし、ラウンド最後の王家の部屋をクリアすることでラウンドクリアとなる方式。画面上に発生する敵は最大4体まで。
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王家の部屋に関しては原作『ボンジャック』とステージ構成・ルールはほぼ共通している。
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道中には宝箱が各所に設置されており、宝箱の上に乗ってジャンプをすることで開封できる。
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道中の爆弾も取得ごとに爆弾取得ポイントが加算され、一定値に達するとSEが発生し、宝箱開封時にパワーボールが出現。
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なお、道中の爆弾についても内部的に取得順番が指定されており、順番通りにすべて取得することで1万点ボーナス。
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また、道中で稼いだ爆弾ポイントや金貨ポイントは王家の部屋でも引き継がれ、パワーボールやエクストラコインの出現条件に加算される。
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時間制限とマイティパワーの要素が追加。タイムアウトでミスとなる。
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Bボタンで所持しているマイティコインを消費することでマイティパワーを発動できる。複数回利用するとLv3まで向上。ただし発動したパワーはAボタンを押した回数によって解除されてレベルが低下する。また、王家の部屋では使うことはできない。
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Lv1:橙色の宝箱を開封可能になる。Aボタン20回で使用前の状態に戻る。
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Lv2:宝箱を横から触れるだけで開けることができる。Aボタン10回でLv1に下がる。
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Lv3:発動した瞬間に画面上の敵をすべて金貨にする。また、一部の隠しアイテム取得や扉の開放に必要。Aボタン5回でLv2に下がる。
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高Lvのマイティパワーは低Lvの能力を兼ね備える。Lv3ならLv1とLv2の能力も使える。
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タイムとマイティコインは最大値が設定されており、最大値を超えて取得した場合はマイティコインをすべて没収された上で拷問部屋に落とされる。
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拷問部屋に落とされた場合は画面中央のカウンタにある回数ジャンプするか拷問部屋内でミスをしないと脱出できない。脱出後は拷問部屋に落とされたステージの最初からとなる。
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各所には隠し宝箱や隠し部屋の様々な隠し要素が存在。
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エンディングは各種アイテムの取得状況によって4つに分岐。
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スコアの他に新たな評価値としてゲーム偏差値の概念を追加。
評価点
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アーケード譲りの稼ぎ要素や独特の浮遊感は健在。
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自機の機動性の高さは健在で空中制御の自由さもあってアドリブが利きやすく、自機の当たり判定も比較的甘めになっているので敵の攻撃の回避もやりやすい。
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また、こちらからの能動的な攻撃手段としてマイティパワーを利用した敵の全滅を行えるようになり、危機回避手段が増加したためさらにアドリブを利かせやすくなった。
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当時としては圧倒的なボリューム
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画面にして256画面という圧倒的なボリュームを誇り、ちゃんとマッピングも可能にしている構成にしているのは脱帽。
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世界観も当時としては珍しいピラミッドやミイラの設定が新鮮であり、また内部もトーテムポールがあったり樹木が生えているなどなかなかフリーダムな構成で見ていて楽しい。
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BGMの評価も高い。
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軽快で甲高い音色が心地よいメインBGM、神秘性と緊迫感を兼ね備えた隠し通路BGM、開放感あふれるピラミッド外部BGMなど、どの曲も高評価。
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前作『ボンジャック』のBGMもマイティパワーLv3発動やパワーボール取得時のジングル、ステージクリア時などのBGMは本作でも使用されている。それらの曲の再現度も高い。
問題点
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難易度が非常に高い。
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序盤こそ難易度はそこまで高くないものの、中盤に差し掛かるころになると敵のスピードが速くなり通路の入り組み具合も複雑化することで急速に難易度が上昇してくる。
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マイティパワーが高Lvでも敵やトラップに当たると一発アウト。ミスするとマイティパワーも初期状態に戻ってしまう。
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Lv3になれば敵を倒せるのだが発動までにBボタンを3回も押す必要があり、とっさに使うのは難しい。また限られたパワーを3も消費するので乱用もできない。
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システムとして拷問部屋があるためマイティコインを溜め込んでLv3を連発してゴリ押しという事も不可になっている。
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とにかくノーヒントの隠し要素満載で、隠し要素を見つけないことにはエンディングはおろか進むこともままならない。
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最低ランクのエンディングを見るためであっても隠し要素を見つけるのは必須となる。
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さらに前述の圧倒的なボリュームに反してセーブ機能やパスワードの継続機能はおろかコンティニューすらなしという仕様。まともにクリアするには相当に厳しい。
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一応裏技でステージスキップやワープ等のフィーチャーは存在するが、利用するのにはそれなりのプレイヤースキルが必要な上に上位エンディングに必要なアイテムも取り逃す可能性があるので気軽には使えない。
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システムの裏を突いた無限増殖技も存在するが、これも利用するのにそれなりのプレイヤースキルが必要なうえにかなり手間がかかる。
総評
固定画面のドットイートタイプのゲームから一転、多数の隠し要素を備えた探索アクションにした構成は自機の機動性の高さも相まってとっつきやすさは十分、ボリュームも非常に大きくゲームそのものの完成度も非常に高い。
しかし謎解きの難易度が理不尽レベルで高いうえに難易度そのものも凄まじく高く、その上これだけのボリュームを有しているのにコンティニューすらないという構成はいくら何でも厳しすぎた。
高すぎる難易度や継続プレイの方法さえ何とかしていれば間違いなく良作になれただろうに惜しい作品ではある。
余談
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ゲーム偏差値については当時のテクモの社長直々の提案で、「今の子供は偏差値教育に慣れているから」という理由で提案したとのこと。
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具体的な売上は不明だが日本の1年後に出た米国NES版のパッケージには「over 1/2 million sold in Japan」と書かれているため日本だけで50万本は売れた模様。
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本作のアーケード版として、任天堂VSシステムの『VSマイティボンジャック』が1986年10月7日のアミューズメントマシンショーに出展されたが、発売されることはなかった模様。
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ただ完成はしていた模様で、プレイ動画もアップされている。FC版との差異は以下の通り。
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タイトル画面放置でデモプレイが流れるようになっている。
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ゲーム偏差値の廃止。
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徳間書店の月刊誌『わんぱっくコミック』で魚戸おさむ、しごと大介によって漫画化されている。
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2作品とも単行本カットされており、前者は『ファミコンまんが大全集2』(1986年8月15日初版発行)に掲載され、後者は『必勝テクニック完ペキ版3』(1986年6月15日初版発行)として単独で発刊された。
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後者『必勝テクニック完ペキ版』は31巻(『新・鬼ヶ島 後編』)まで続く同コミックスのロングランなシリーズだが、1作品まるまる1冊で扱った最初の長編作品となった。
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1986年4月にテレビ東京系で放映された特別番組「痛快テレビゲーム!ファミン子全員集合」にて、収録の際に本作のアレンジバージョンである『マイティ文珍ジャック』が番組をスタジオで観覧していた子供たちに配られていた。
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ラベルも何も張っていないソフトで、作中の爆弾が番組の司会を務めていた桂文珍の顔になっているということ以外はタイトル含め内容は同じ。
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本数は推定では30本程度といわれており、ファミコンソフトの中でも屈指のレアソフトとなっている。
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「ゲームセンターCX」の有野の挑戦コーナーにて、番組初の4日間に及んだ挑戦を繰り広げたことでも有名になった。
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また、当該回の好評を受け、本作の挑戦にドラマパートを組み合わせた映画『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』が2014年2月22日に公開された。
最終更新:2025年12月19日 19:40