「可能性などなかった。
所詮人間だな…」
格闘スタイル: 操空拳
誕生日: 不明
身長: 206cm
体重: 97kg
血液型: ???
出身地: ???
趣味: 株
大切なもの: 勝利の栄光
好きな食べ物:
プロシュート・クルード
嫌いなもの: 愚か者
得意スポーツ: 特に無し
『
THE KING OF FIGHTERS』XIの
ラスボス。「まがき」と読む。担当声優はスパイシー八木氏。
オロチに類するもう一つの「地球意思」、「遥けし彼の地より出ずる者達」の一人である。
KOF史上最悪に
キモい外見と、
普通の格ゲーであるKOFで一人弾幕張り放題という凶悪な戦闘スタイルを持つ。
そのため原作では普通にプレイヤーに嫌われており 「マガキ」 と呼び捨てにされたり「
ワキガ
」と呼ばれているが、
ニコニコ動画内では2003の
無界と併せて「さん」付けで呼ばれることが多いが、ムカイさんがその人柄を慕われていたのに対し、
こちらは
紫苑に「マガキさん」と呼ばれていたのが原因。
(なお、彼らが例外なだけで、KOFのラスボスは代々呼び捨てにされるのが普通である)
ちなみに好きな食べ物の
プロシュート・クルードは、イタリア語で生ハムのことである。
『ぶっ放す』と心の中で思ったならッ!その時スデに弾幕形成は終わっているんだッ!
公式ストーリーによると、自然との調和を目指した文明と共に
その存在をある程度許容されていた東洋の「地球意思」オロチとは違い、
彼らは自然の力を克服する道を選んだ西洋文明の発達とともに虐げられ、絶滅の道に追いやられたようだ。
本来はそのまま滅んでしまった存在だったが、西暦
1999年から2000年にかけて起こった
特殊な惑星配列の力を利用して1000年前から時空を跳躍し、現代に転生したらしい。
この研究を続けていた学者(?)は彼と
紫苑によって抹殺されたため真偽のほどは不明だが、
彼の言葉を借りると『かなり核心に近いところまで』迫っていた仮説だったらしい。
紫苑は彼の部下のような位置で行動を共にしているが、お互いあまり信用し合ってはいない。
そのため、紫苑を送り出す際には「裏切るなよ」と釘を刺している。
その後、無界と牡丹の暗躍によって封印が解かれたオロチを目覚めさせ、その力を彼らの「主」に満たすためにKOFに姿を現す。
この点については詳しく明かされていないが、おそらく彼らが戦うことで生じる「共鳴」のようなものを
転生しているはずのオロチに送り、眠りから呼び起こすのが目的だったと考えられる。
プレイヤーに敗れ、彼らの目的を明かそうとした紫苑を用済みとして次元の狭間に引きずり込み、名前の通り禍々しい姿に変身して立ちはだかる。
ところが彼が力を行使してもオロチは一向に反応を示さず、足りないものを探るため一旦引き上げようとするが、
今際の際に次元の狭間から放たれた紫苑の槍に串刺しにされ、死亡した(なお異空間を使って逃げる際一瞬オロチが反応を示したような描写はあった)。
遺体は
ハイデルンらの部隊によって回収され、分析されようとしていたところに彼の仲間が現れて奪回(なお、この仲間は容姿が
アッシュに似ている)。
しかし、これはハイデルンがあえて奪われるように仕組んだものらしく、何らかの細工が施されてあると思われる。
普段はスーツを着た長身長髪の美形の男性なのだが、戦闘を開始すると同時に爬虫類というか宇宙人というか、
ともかく「
キモい
」感じに変身する。ついでに声も
キモい
。具体的にはこのように…
人外丸出しのバケモノになり、某海外有名格ゲー総合サイトの筆者をして
「
あらゆる格ゲーの中でも史上最悪
」なボスと化す。
特に後退モーション時の顔が、とてつもなく
キモい
。
性格は非常に傲慢かつ皮肉屋で、勝利デモや掛け合いなどでは殆どのキャラに対して嫌味を言う。
ただし、
アーデルハイドや
邪頭のよう一部キャラに対しては嫌味を言わない。
無界とは違い、人間を見下していることが窺えるセリフも多い。
無界の実力は認めているが、考え方に関しては否定的なようだ。
もしかしたら、無界もそう思っているかもしれない。
趣味の「株」は野菜じゃない方の株だそうで、
意外にも現代社会に馴染んでいることが伺える。
しかしその株でうまく儲けているのか、
それとも大損を食らわされているのかは定かでない。
ちなみに名前は無界から続いて、日本人の苗字にも読める
(向井、曲垣)というのが隠し縛りになっているとのこと。
原作中の性能
正統派格ゲーで、一人だけ弾幕。お前こそスカイステージ行けよ。
「KOF史上最高のウザボス」と呼ばれる。 というか、性能面では「KOF史上一番嫌われているラスボス」である。
放った後に一度ワープして背後や禍忌の頭上から飛んでくる
飛び道具「ディメンジョンスフィア」と、
カーブする煙状の飛び道具で弱Kで出すと上空からふってくる中段判定の「ファントムスフィア」を乱射してプレイヤーを接近させず。
近づこうとすると全身に無敵があり、2~3回フルヒットすると確実に
スタンする上、飛び道具反射能力もちの高性能の中距離技「エクスプローディングスフィア」や
遠距離に
判定の出る掴み投げ「ディメンジョンクロー」で押し返されるため、
非常にウザい。
さらにワープ技「サムウェアホール」も持っており、リーダー
超必殺技に至っては
全画面判定で投げからも繋がり、削りも半端ない。
このリーダー超必、全画面判定もさることながらなんでも判定があるので地面に落ちてからでも拾うことができるので、ゲージがある限りはこれを連発するだけで
永久。
もちろん、全てラスボス
補正で攻撃力は異常。これで「嫌いになるな」という方がおかしい。
ちなみに、リーダー超必には
「ユニバース・ディストーション」というご立派な名前が付いてるが、
禍忌自体やこの技を放つ際のポージングがキモすぎるせいで、まともに呼ばれることは稀。
「放課後キャンパス」「放キャン」(『
すごいよ!マサルさん』 に登場するポージングがそっくりなセクシー技)
ないし「ワキガ」「マガキさんの桃色腋臭」(脇から何かが出ているようなエフェクトから)などと呼ばれている。
ちなみにこの技を放つ際に「次元の顎(あぎと)に引き裂かれよ!」というボイスが入るが、
ユニバ自体の効果音やヒット音がやかましいせいで、正直何を言っているのかさっぱり聞き取れない。
そのため「
臭さ嗅げよ!
」だの「
臭がれよ!
」だの酷い
空耳が聞こえることもある。
終了後には「ギュウィゥゥンギュイォン」というよくわからない残滓音がする。どういう技だ。
…と、ここまで書くとかなり強そうだが、実は「
通常技の性能が非常に低い(連射性のある小パン以外使い勝手が悪い)」「移動速度が異常に遅い(くねくねしながらのろのろ歩く)」など、家庭用で一定条件を満たすと
プレイヤーキャラになることを見据えてか、かなり抑え目に調整されており、性能そのものはKOF歴代ラスボスの中ではかなり微妙。
ラスボス補正がなくなっただけの通常版は、お世辞にも強キャラとは言えない。
待ちがウザいのは変わっていないが、少なくとも適当に動かすだけでは全く勝てず、この辺りは良調整だと言えるだろう。
すなわち、ラスボス戦ではCPU特権の
超反応で迎撃していると言う事になる。
「ぎょぶにあぁぁぁぁぉぉおうぅっ!」
ここまで読んだ諸氏にはお解かりの通り、「設定・性格・容姿・ゲーム中での性能etc...とにかく
全方面で嫌われる
」という
完璧な様相になってしまった。
…すごいパーフェクトぶりだ。
公式サイトにて「
(性能面も含め)あえて嫌われるような設定にした
」という旨のコメントがされているので、
そういう意味ではスタッフの思惑通りといったところだろうか。エンディングでも
「プレイヤーチームに敗北→逃走を図るがチームに
挑発される→『ほざけ虫ケラ』と侮蔑→と思ったら
紫苑に殺される(本人は全く予測してなかった)」
という、11における
無界とは全然違う展開。
「設定も含めて初登場なのに、いきなり死亡」というぞんざいな扱いなラスボスというのも、なかなか見ないであろう。
まあ、
初登場で即死亡と言うのはSNKのボスにはよくあることなのだが、
味方に裏切られてオジャンと威厳の欠片もない最期からして、
これまでのシリーズ三部作の中編に出る
ゲーニッツや
ゼロと比べても、いかに扱いが酷いか分かるだろう。
(味方に殺されているあたり、ゼロやクリザリッドはどっこいな気もするが…)
ようはスタッフも余り好きではなかったと思える(ただし、ネタ的な意味は除いている…かどうかは不明)。
MUGENでの禍忌
1ゲージ超必殺技が
忍隠れ…というか
水面隠れのような性質の「バニッシュ」しかないのを不憫に思ったのか、
相手を掴み「エクスプローディングスフィア」の爆発を何回も叩き込むといった感じの
コマンド投げ「ブロッサム」が追加されている。
例によって、爆発音がすこぶるやかましいので注意しよう。
キャラの性能自体は上記の通り並程度。だが、それはあくまで対人戦での評価であり、
AI戦では技のほぼ全てが
AI殺しになってしまっている。
少し前までAIが無かったので活躍できなかったが、別府氏によるAIパッチが作られてたので活躍が…と思いきや、
AIが搭載されたらされたで強すぎたため、AI戦中心のニコMUGENでは普通レベルの大会だとあまり見かけなくなっている。
しかし
狂クラス以上のキャラには遠く及ばないので、結果的に居場所を失ってしまった形に……
ちなみに、このAIはゲージが2以上溜まれば、即座にリーダー超必を
ぶっぱなす。
金カラーなどのゲージ無限キャラや
ウルトラマグナスとタッグを組ませた場合や、
ゲジマユ状態だと「まさに地獄」としかいいようがない光景を拝める。
また、08年7月にはAGLLI氏によって新たなAIが公開された。
このAIも遠距離から飛び道具連発、2ゲージ溜まれば即リーダー超必など、別府氏のAIとやっていることは殆ど変わらない。
だが、不用意にワープで近づかなくなっている上に、「ディメンジョンクロー」を掴めない距離で放たないなど鬱陶しさが更に上がっている。
また最近のバージョンではライフが一定以上だと積極的に飛び込む代わりに、「ファントムスフィア」が攻撃を受けても消滅しない、
ゲージ効率が大分上昇しているなど性能面に若干手が加えられており、これまで以上にえげつない性能になっている。
そして、11年3月には斑鳩氏によってAI+改変パッチが作成された。
他のAIの例に漏れず、システム関係をXIに近づける改変を行っている。
性能自体は殆ど変わっていないが、「ゲージ本数5本+各種技のゲージ増加量の上昇」の調整のおかげでリーダー超必殺技を中心とした戦術がとりやすくなっている。
氏のAIでは珍しく遠距離でのガン待ちを徹底したAIとなっており、やっていることは上の2つのAIと大して変わらない。
後に他のXI仕様キャラのAI同様、XIのスキルゲージが搭載されたが、
こいつに限ってはスキルゲージを消費する行動が全くないため、
名実共にただの飾りである。
まあ原作の時点でそうだからしょうがない。
更に12年10月にはヅァギ氏によるAIが公開された。
…というか、11年の時点で大方完成していたものを公開し忘れていたらしい。
動きとしては「遠距離では弾幕してくるけど中距離からは飛び込んできたりする、そんなマガキっぽくないAI」とのこと。
11年6月には
カードガンナーの製作者のケリー氏によるボイス+改変パッチが作られた。
そのボイスの中身は
同じキモい仲間の天草。
ユニバース・ディストーションのポーズでFoo!Foo!言いながらワープ移動する姿は
本気でキモい。
他にもニュートラルポーズの挙動がおかしくなってたり、飛び道具のグラフィックが変わってたりするが、
そんなのが
どうでも良くなるくらいキモくなっている。
「無駄だよ♪」
体の色が
調停者のようにキモク点滅した改変キャラであり、
妙に爽やかなものやエコーのきいたものなど「七色の声」をもっており、当然のようにキモイ。
超必では、
オロチ等に変身可能。でもキモイ。
なるべく原作の雰囲気を残すことを特徴にエフェクトの変更、オリジナル技を搭載している。
強さは1Pで狂上位、7P以降で準神クラスである。
しかし、デフォ設定だと即死攻撃でカラーダウンなど凶悪な攻撃を使用するので、狂大会に出すときには即死攻撃弱体スイッチを設定をするといいだろう。
この他humi氏の「必死なマガキ」と、しもつき氏の「Horror-Magaki」、しげふらいど氏の「Legend Gold Magaki」(みかえる氏がさらにアレンジしたものも存在)、BK氏の「Xaphan」、Sog氏の「LOF」、ザウラー氏の「S禍忌」などの改変キャラが作られている。中には「走る禍忌」という一風変わったものも存在。
そして有名なのが
mapelao氏による、通称「次元意思」と呼ばれる
神禍忌という
神キャラだろう。
恐ろしく強く派手な禍忌だが、やはりキモイ。
だが
ゲーニッツや
イグニスなどと比べてKOFのラスボスの中では意外と改変は少ない。やはり性能面での印象が強いことやキモい外観などの影響からためらう人がいるのだろうか・・・?
ニコMUGENでは
元祖キモいを差し置いて「キモいといえばマガキさんか
こいつ」というようなイメージを持たれてる。
色んな意味でキャラが濃いため、トナメでは印象に残ることも多いだろう。
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大会ネタバレ注意 |
紫「しくじるなよ?」
もやし「この私がしくじるとでも?」
また、同大会では2ラウンド連続で「ユニバ→賢者の石→ユニバ」という連携も見せており、こちらは「火水木金土脇符 賢者のワキガ」と呼ばれる。
さらに緋想天パチュリーが完成し、「サイレントセレナ」の拘束力増加により「ユニバ→セレナ→ユニバ」という通称「月腋符 サイレントワキガ」が実現。
それにしても、何でこうワキガと語呂も相性も合うスペカばかりなんだろうか、あのもやしっ子は。
また、この「ロイヤルワキガ」が放たれた試合のBGM「meaning of birth」が視聴者に強い印象を与え、
(「 テイルズオブジアビス」のアッシュ戦BGMで、同作主題歌「カルマ」のアレンジ)
この試合にコメントでつけられた替え歌歌詞が話題となった。
歌詞の内容からもわかる通り、本来は相手である 世紀末病人のテーマと考えるべきであるが、
この試合の勝者はこちらのペアであるためかこのペアの曲として認識している人も多いようだ。
その後、このタッグが出場する試合ではこのBGMが使われる機会も多く、 このペアのテーマ曲のような扱いとなっている。
このようにマガキさんはその ゲテモnゲフンゲフン…その姿から想像も付かないが、東方キャラと組ませると相性が凄まじく良い。
一つは東方キャラのゲージMAXが多い( 萃夢想は9本、 緋想天でも5本)為。
もう一つは、東方キャラがゲージタメの支援に向いてる事(弾幕は威力が弱いが、ゲージ回収率や足止めに有効)。
これらの要因が「 腋ゲー」呼ばわりされてしまう一因とも言える。 某腋巫女辺りと組ませてみても面白そうである。
むしろ、弾幕ゲー出身の相方の方が前衛で頑張っていたりするので「東方の方が格ゲーしてる」だの
「STG出身のキャラって、マガキさんの方だっけ?」とか言われる始末。
その他、東方キャラ以外にも相性が良いキャラもおり、
某タッグトーナメント
(投稿者削除済)で
レミーと組んだ際には「東方を超える弾幕チーム」と称された。
待ちガイルなんかと組ませた日には、とんでもなくウザいタッグになってしまうことは想像に難くない。
端的に言うと「要は相方がゲージタンクとして優秀であればいい」ので、ゲージ回収率が狂っている このお方や
闇の若本等と組んでも、エゲツナイタッグになること請け合いである。
ちなみに、前者とのタッグは この大会で見ることが出来る。酷い。えげつなさこの上なし。
ただしこれらのネタ名称などを他の動画で口にすると、「何言ってんのお前」と言われる事請け合い。
MUGENに限った話ではないが、特定の動画内限定のネタを他の場所に持ち込むのはマナー違反である。 注意されたし。
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ニコMUGENストーリー動画では… |
紳士的な ポートレイトと親しみやすい名前からか、
とってもいい人になっている
印象が強い。
通称「 綺麗なマガキさん」。もちろん、原作通りに悪役として登場しているストーリー動画もある。
また、 某ストーリー動画ではrobo氏によって、ついに紳士なイメージのマガキさんボイスを想定した
妄想ボイスパッチが製作された。通称「CV池田」。その名の通り、中の人は 赤い彗星でも有名な池田秀一氏。
キモさのカケラもないマガキさんを味わいたい方は、探してみるといいだろう。
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紳士なマガキさんをじっくり見たい方へ |
このイケメン男がどうすれば、ああなるのやら…
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出場大会
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チーム
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