試合終了後、勝利した側が台詞をいう画面。
リザルト画面、またはメッセージ画面ともいわれる。
多くの格闘ゲームにおける試合終了後の締めくくる場面ともいえる。
『
ストリートファイターII』時期のいわゆる格ゲーブーム初期の頃には、
負けた側のボコボコにやられたグラフィックもあったが、近年ではほとんど採用されておらず、
もっぱら勝利した側の表示のみがほとんどである。
敗者のボコグラが採用されていた作品は主に95年以前の格闘ゲームに多く、それ以後は影を潜めており、
おそらくは最後と思われるのは『ストリートファイターIII』(1st・2nd, 97年)であろう。
(『
THE KING OF FIGHTERS2000』ではコンティニュー時にボコグラが用意されている)
95年以前のSNK作品は敗者側にも凝っており、『
サムライスピリッツ』では
簀巻きにされて
黒子に運ばれたり、
『
THE KING OF FIGHTERS'94』『'95』ではKO後に画面がホワイトアウトし、
敗者がゆっくりと降ってきたりした(しかも『'94』では演出をスキップできず、必ず見せつけられた)。
勝利デモではゲーム中あまり多くを語らないキャラクターたちの内面が多分に出る他、
ゲームによっては特定の掛け合いがあったりするので、キャラの性格や人間関係を把握する手がかりとなる。
ちなみに東方projectでは、負けた側が泣き顔&服が破れる通称
「ボロ絵」(ただし相手が大物や力量差がある場合などボロ絵にならない事もある。また大物はボロ絵があっても服はあまり破れなかったりする)
が、文花帖以外標準スタイルになっており、
弾幕アクションでも当然全キャラにボロ絵がある。
中には相手が種族的に相性が悪い相手だと勝った側もボロ絵だったり、
目が飛び出してるなんて人もとい神もいたり。
一応勝ったのに相手はボロ絵ではなく主人公側だけボロ絵なんて事もあったり。
MUGENでは先日登場した新MUGENには標準に搭載されているものの、旧来からのものには存在しない。
とはいえHelperやPlaySndを駆使すればキャラクター側の設定により再現することが可能で、実装しているキャラも多い。
が、所詮キャラの一部であるため、シングルならともかくタッグともなると話が異なる。
よくあるのが
タッグで自分は大して活躍もしていないのにチームとして勝ったために勝利デモが始まる
ケースで、
この場合視聴者からは「自己主張しすぎwww」「お前の活躍じゃねーよwww」などと突っ込まれる羽目になる。
特にそのキャラ自身がすでにKOされていたりして、かつ相手を見下す台詞を吐いていようものならさらに突っ込みどころ満載となる。
また、相方も勝利デモを有していると当然
相方と自分とで勝利デモが二重に表示される。
さらに、表示の優先順位次第では勝利デモ以外の演出と被ることも。
このような場合(勝利デモの種類にもよるが)「見せられないよ!」「互いに自己主張しようと必死」などとコメされることも。
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対処方法 |
勝利ステート分岐に使われるStatedef180か181を調べ、
trigger1=matchover
という「試合が終わった時」という条件付けをしている部分を探して
trigger1=(teammode=single)&&(matchover) ;シングル戦で試合が終わった時
trigger2=(teammode=turns)&&(matchover) ;チーム戦で試合が終わった時。ここのmatchoverを消すと試合のたびに台詞が出る
trigger3=(teammode=simul)&&(matchover) ;タッグ戦で試合が終わった時
trigger3=NumPartner
trigger3=ID<partner,ID||partner,alive=0 ;自分がリーダーなら台詞が出る/パートナーが倒れてたら台詞が出る
このように条件を付ければ、勝利デモを流す権利はリーダーに与えられ、パートナーに自重させる事ができる。
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