「まだ勝負はついていない・・・!」
アリスソフトの地域制圧型エロSLG『大番長』およびそれを原作とした格闘ゲーム『
BIGBANG BEAT』のキャラクター。
『大番長』では序盤の学園編で登場。
病気で入院中の妹(山本未来)がおり、番長である
闇のアギトに入院費を払ってもらう代わりに悪事に加担。
学園制覇の為に仲間を集める
狼牙達の前に立ちはだかる。
倒すと仲間になるが、その前に「絶対命中」のスキルを持つオカルト少女・
月読きなこを仲間にしていると仲間にならない。
これは彼が
霊感体質で、人一倍オカルトが苦手だからである。逆も同じで彼を先に仲間にしていると、きなこが仲間にならない。
しかし後半のキャライベントでは幽霊に対する恐怖を克服、再会したきなことも和解し、いい感じになる(きなこは仲間にはならないが)。
また、
女性が苦手らしく女性を前にすると緊張してしまう。なので、敵の女学生と戦闘させると戦闘前口上で特殊な台詞が出たりする。
キャラクリでも女性対応を想定とした挨拶練習で滑っているが、本人は自覚無し。
狼牙がその見た目から名付けた「糸目男爵」というあだ名がある。
所持スキルは「絶対回避」(使用すると一時的に回避値がカンストする)。
初期反撃率が94%と非常に高く、体力や攻撃力の成長の良さやスキル「絶対回避」と相まって相手を選ばず戦える安定したキャラである。
特にスキルはどんなに強い敵キャラにも無傷で応戦できる上、命中も平均並み以上に優秀なので確実性にも信頼が置ける。
また、行動ポイントに相当する気力は初期6だが、無頼のみキャラクリを重ねれば気力8。
キャラクリ達成後に周回してキャラクリをコンプリートすると最大気力9になる、という気力に関しては全キャラ最大の成長を見せる
(他にもLVアップで気力増量を図れるキャラは要るが、基本的にLV上げが面倒である)。
同じ近距離タイプには、攻撃力が高めで強制出撃がある
主人公などの強いキャラも多い事、そもそも近距離自体が常に後手に回ってしまう性能である事、
無頼の成長率は回避が上がりにくいので敵の攻撃に被弾する率が高い事が特徴である。
数いる雑魚近距離キャラに比べれば遥かにマシとは言え、回避をメインに運用すれば使い辛いキャラである。
特に大番長は数字上と実質的なステータスの体感差が大きいので、対属性で一方的に有利な状況でも被弾すると避けないキャラの印象が強くなる。
つまり、反撃を前提として削りに使うか、安全に回避して確実にダメージを与えるかきちんと管理する必要があり、
安易なゴリ押しプレイには向かないキャラである。
ただ、このキャラと排他になるきなこもそれに劣らずピーキーで
(体力・気力共に低く当然回避も反撃も難しい、所謂火力だけの中距離キャラ)、
戦力的に言うなら正直無頼の方がかなり使いやすいのも事実である。
ちなみにきなこ側には、強力なアイテム「うさ仮面うさ」がイベントでかなり早期に入手出来るという利点もあるが。
なお、無頼側にも「丹下犬」というアイテムを入手できる利点がある。
しかも「うさ仮面うさ」はきなこを仲間にしなくても入手できるのに対し、こちらは無頼を仲間にしないと絶対に入手できない。
まぁ、近距離・中距離どちらにしても戦力が有り余る度合いでは大差無いので、結局は好みの問題で選んでも何とかなったりする。
この娘とこの糸目、どっちがいいかって聞かれたら…暑苦しい男より美少女の方がいいしね!エロゲーなんだし!
BBBにおける山本無頼
ボクシングスタイルということで近接メインの性能。
例えるなら
ヴァネッサと
スレイヤーを足して2で割ったようなキャラ。
担当声優は片山篤嗣氏。
短いリーチ、範囲の小さい
攻撃判定、
一撃に威力が無い、
飛び道具が無い、
設置も無い、
当身も無いと、無い無い尽くしのキャラクター。
しかし
目押しコンボは
補正が低めで、
体力をゴッソリ減らせる(フルコンボでノー
ゲージ5割行くことも)。
前スウェーに上半身無敵、後スウェーにも無敵があったり、ステップ~のバックステップにも無敵がある。
パーリングという
特殊技(要するに地上限定の
ブロッキング)を所持し、クロスレンジでは鬼のように強い。
ジャンプが低い、空中ダッシュが遅いから空中戦に弱い、下段ガードで固まれば手出しが出来ない……ように見えて、
立ち
中段や小ジャンプMの見えない高速中段(突き上げるアッパーなのだが、何故か下の方まで判定がある)と
意外と屈み相手も空中戦もそれなりにこなせる。が、立ち中段はコンボにも繋げず無頼の技の中で一番のPゲージ消費、
高速中段は全キャラ標準装備、下段の発生は早くなくも遅くもないがリーチがあまりない。
なので崩し能力は比較的低い部類に入る。
リーチも無く、スウェーの無敵を生かすのは
人操作では中々難しく、どちらかと言えば自分から攻めるキャラではない。
「いかに近付くか」が命題と言える性能をしている。相手の攻撃を読み、スウェーやハイジャンプやパーリングなどを最大限駆使していこう。
崩したとしても無頼のコンボは他キャラより少々難しいためか、一部ではコンボ精度が勝敗を左右するとも言われる。
エンハンス「捌きの修練」の効果は「パーリング成功時の相手
硬直時間が伸びる」と言われてはいるが、
正確にはパーリング成功時「取った技を
キャンセルしなかった場合」の硬直が増える。
そもそもパーリングは、ガードと同じ扱いらしく取られた側は本来出来たキャンセル技を全く同じタイミングで可能
(例えば立ちLを取られると普通にしゃがみLや立ちMにキャンセル出来る)という、どちらかというと
直ガに近い仕様となっているのである。
しかも本作にあるBダッシュはかなり早い段階からガードでキャンセル出来る為、このBダッシュにキャンセルする事も考えると
実質的にこのパーリングで反撃が確定する技は皆無に近いという結構可哀想な性能だったりする。
MUGENにおける山本無頼
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ゆーり氏製作 |
動画で最も見かけるのがこの無頼。現在はフリーティケットシアター閉鎖により入手不能。
『 MELTY BLOOD』風仕様となっており、以下のアレンジが施されている。
- Pゲージが無い(実装予定も無い)
- エクステンドチャージは無い
- ゲージ効率が非常に低い
- アドヴァンスドチャージでパワーゲージ0.5本回復(ノーリスクだが、今後の更新で何かリスクを持たせる予定だった)
- 原作よりコンボが繋がりにくい
(スウェー~チョッピング、ステップコンビネーション、通常投げ、ドラゴンフィッシュブロウから相手を拾えない、ダウン中の相手も拾えない)
- 前スウェー、ステップ~のバックステップ部分の無敵が削除されている、
後スウェーの無敵が出掛り5フレームになっている
- ドラゴンフィッシュブロウが浮かないので拾えない代わりに空中ガード不可の中段攻撃となっている
- 大・小ジャンプが未実装、ジャンプMの攻撃判定が小さくなり、見えない高速中段ができない
- Bパワーアーツが暗転後攻撃判定発動まで完全無敵。両方ともアギトの闇裂きより性能がいい
- 空中ダッシュを攻撃でダッシュ慣性付でキャンセル可能
外部 AIはsk氏によるものが存在。
基本は空中ダッシュで間合いを一気に詰め、下段で揺さぶりをかけてくる。
パーリングの頻度は低めだが上記の暗転が非常に強力で、近距離の間合いで下手に攻撃すると大ダメージを叩き込まれるため、
思わぬドラマを生むこともしばしば。
なお、 気絶モーションに 喰らい判定が付いていないという不具合があり、一部のキャラが確定で入るはずの追撃が外れてしまったりする。
できるならば立ちモーションと同じ判定をコピペするなどしておこう。
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⑨氏製作 |
MUGEN1.1専用。
原作風に再現されているが、原作でのエンハンスの効果が不明なため、⑨氏独自のエンハンス効果になっている。
その効果は「エンハンスする毎にパーリング後の行動に付与される無敵時間を延長する」というもの。
エンハンス無しで1F、そこから一回エンハンスする毎に1F追加で最大4Fの無敵時間を付与する。
外部AIはWinnie氏(現在は公開終了)およびShao氏によるものが存在する。
Winnie氏のAIはハイジャンプで中段を狙う他、近距離での相手の攻撃を擬似学習し、スウェーで差し込む戦法を取る。
パーリングの頻度は作りの事情により、projと多段攻撃に対応できないらしく、高めに設定されている。
更新で普通に戦えるようにはなったが、待ちの戦い方ではなくなっているので、相手が待ちで戦われると厳しいものがある。
ちなみに、壁との距離が一定の場合、4ゲージ以上限定ではあるが10割コンボも使ってくる。
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軟骨カレー氏製作 |
通称 「山本・F(フリーダム)・無頼」。所謂凶悪キャラである。
ダメージ制限があったり画面をループ往復したり、 全画面判定だったりと、 何処かで見たような仕様の無頼さん。自由なら仕方がない。
基本的に「凶悪キャラ以外との対戦は禁止」だが、サバイバルで敵方で登場、またはストーリー動画上の演出は例外との事。
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ニコニコMUGEN内においては漢らしいその仕様に加え、数々の名勝負を繰り広げた実績からBBB勢でも人気は高い。
原作での地味っぷり、ヘタレっぷりなどどこ吹く風である。
元が同人ゲームのため出自は明らかではないが、その熱い
ボイスは評価が高い。
「まだ勝負はついていない!」と吐き捨てながら、
本当に数々の窮地を乗り越えてきた男
。
無敵時間を駆使して最後の最後まで粘れ、得意距離なら逆転が狙える火力もあると言う特性がドラマの演出に一役買っているのかもしれない。
余談だが、彼の
必殺技である「フリーダムパンチ」には
「見た目パンチ」と言う
空耳ネタがある。
パンチじゃないならなんなんだろう?
キックか?
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大会ネタバレ |
ニコMUGENでのデビューは MUGEN∞動画改作トーナメント。
当時まだ AIがなく、AIパッチもこの動画でいち早く公開された。
チーム先鋒で何度も瀕死に追い込まれながらも3人抜きという活躍を見せ、
まだ『BBB』キャラに馴染みの無かった視聴者にそのかっこよさを魅せ付ける。
……相手チーム大将のピッコロに逆4タテされたが。
続く 見たことないタッグでトーナメントではAブロック準決勝に置いてパートナーの ヴァネッサが早々にやられてしまうが、
ガードにスウェー、パリングを駆使し圧倒的不利な状況からまさかの逆転勝ちを収めた…のだが
最終ラウンドで互いにギリギリの状況で放ったドラゴンフィッシュブロウがスカってしまい、惜しくも敗北してしまう。
作品別味方殺しタッグチームバトルでは味方を殺しまくり、自分の技で自爆する頭の悪い連中が多い中、
相方共々大会の趣旨を理解した立ち回りで他のチームを圧倒し、その頭の良さに多くの視聴者が涙した。
しかし…
大将タッグの頭が悪かったのでチームとしてはどうしようもなかった。
良タッグ発掘男女タッグバトル大会2ndでは、男性が苦手な 彼女と「異性が苦手」タッグを組んで出場。
当初はネタタッグかと思われ、動画視聴者から「何故組んだしwww」などと言われていたが、
空中の 翡翠、地上の無頼による驚異の連携力(ただ3ゲージ溜まると勝手に開放されてしまうため、
フリーダムパンチはこの大会内ではほとんど見ることはできなかった)で勝利を収め、決勝進出。
そして決勝戦で激闘を繰り広げ、見事優勝を収めた。
しかし、 駆け上がれ!成長タワートーナメントでは 哀しみを背負うことになった。
ランセレでチームを組んで戦い、勝ったチームのメンバーが塔を登っていくというルールの中、
何故か彼の組んだチームは一勝もできず、彼一人だけ一度も上がることなく大会は終了した。
彼自身は決して負けっぱなしだったわけではなく、そこそこ勝っていたにも拘らずである。
最初は この人とか この人とか この人と路地裏同盟っぽいものがあったが、とうとう彼らにも見捨てられた。
そのあまりの不運さは、「1Fの門番」と呼ばれたり、彼の出る動画に「 今日の無頼さん」「 山本無頼の憂鬱」「孤独のブライ」といった、
哀愁漂うタグが毎回付けられるほどであった
(個人では一勝しかしてないのに9Fまで登った ジジイとはえらい違いだ…)。
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「俺は、自由の拳を得た。名づけて、フリーダムパンチ!
・・・な、なに?ダサイだと?許さん!!」
出場大会
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一覧 |
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タッグ
チーム
その他
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出演ストーリー
最終更新:2023年05月16日 15:41