ドラゴンクエスト5主人公の息子


国民的RPG『ドラゴンクエスト5-天空の花嫁-』の後半で仲間になる主人公の息子。
担当声優はCDシアターでは 吉田古奈美(現:吉田小南美) 氏、『ライバルズ』では 内田彩 が演じている。
エルヘブンの血をひく主人公の息子で、グランバニア国の王子で、なおかつ天空の血を引くというゴージャスな肩書を複数持つ少年。
勇者なのに主人公ではないという宿命も背負っているわけだが。
ツンツンの髪型に、青いロングスカートのような服と、引きずって歩くほどの長いマントを着用している。
公式イラストでは金髪だが、髪の色はストーリー上、選択可能な結婚相手の髪色準拠となる。
ちなみに彼のイラストはエニックス出版の公式ガイドブックが初出であり、
オリジナルであるSFC版時代の鳥山明氏の絵は確認されていないため、鳥山氏のデザインではないと推測されているが、
知らない人が見たら、彼のデザインも鳥山氏が担当したのではないかと思うほどに少年時代の孫悟飯にそっくりである
(実際、公式デザインの発表時期はセルゲーム編が連載されていた時期と近いので、当時の子供達は開口一番「悟飯だ!」と言ったとか言わないとか)。
ビアンカもしくはデボラの子供だった場合は髪の色までそのまんま(ビアンカ:金 デボラ:黒)でなおさらそっくりになる。
実際の所、デザインは主人公の父親である「パパス」をモデルにしており、同じように娘の方は主人公の母親「マーサ」をモデルとしている。
PS2のリメイク版のデザインを見てもらえると分かりやすいかもしれない。
公式にはSFC版とPS2リメイク版、DSリメイク版の3種類がある。
リメイク版では会話システムが追加されたのだが、「感情移入度が強まった」という肯定的意見と「イメージが崩れた」という否定意見の両方が見られるようだ。
ちなみに主人公の子供は双子であり、息子くんには双子の妹がいる。
彼の性格は大抵の作品では妹に比べれば安定しており、どちらかと言うと悟飯より悟天の方が近い。

原作ゲームでの実力はと言うと、青年期後半編で加入した直後の時点(レベル5)で、
「天空の剣・天空の盾・天空の兜」というトップクラスの武器・防具を装備可能であり、ギガデイン・ザオリク・ベホマラー等のかなり強力な呪文も習得し、
幼いながらも勇者としての秘めたる素質を見せてくれる。
一方で、ちから・MPの伸びがやや平凡なため、物理戦の主力アタッカーとしての活躍はイマイチ見込めず、前述のギガデインも少し手に余る事に。
そもそも今作は人間以上にゴレムス等の仲間モンスターの方が優秀なため(あくまで一部のモンスターだが)、
人間を加えるにしても、勇者である彼よりHP・ちからの伸びが優秀、天空シリーズ以上に強力な専用装備を持つ彼の父親である主人公に出番が多めである。
さらにこの主人公、最高クラスの攻撃力を誇り全体攻撃可能というイカレ性能の重量武器「破壊の鉄球」を装備できる数少ないキャラクターであるため、
彼から第一線の座を奪うのは難しいだろう。なにこの筋肉にいちゃん
(まあ、息子くんも単体攻撃においては破壊の鉄球をさらに凌駕する最強剣、吹雪の剣が装備できるのだが)。
+もっとも……

名前 レベル HP MP ちから すばやさ みのまもり かしこさ うんのよさ
パパス 27 410 65 117 35 79 95 92
主人公 212 102 93 69 30 49 52
男の子 196 92 91 79 40 60 48

その主人公も、彼の父親であるパパスには及ばないのだが。
NPC特権の2回行動連発する会心の一撃、豊富な耐性といった能力を隠し持っているものの、それらを差し引いても目に見えるステータス自体が上記の通り。
メタ的な事を言うと、パパスの強さは幼年編でしか発揮される事が無い故か、
デフォルトで二回攻撃があったり、HPを全回復し、状態異常まで回復する謎のホイミを無限に使えたりと(本来はベホイミしか使えないはずなのに)、
単純に強いというよりはどこか演出的な要素が多い。
恐らく「実際にパパスは主人公や息子よりもずっと強い」という事をアピールしたいというよりは、
「6歳の息子から見た父親の強さ」をプレイヤー視点から描いたものなのだと思われる。父は偉大なのだ。

そんなこんなで、彼は勇者でありながらまともなアタッカーとして活躍するより、素早さと豊富な呪文を用いての回復・補助要因の方が優秀である。
更に突き詰めるとザオリクを覚える貴重な要員のため、
「基本は「馬車の中で待機させる死者が出る馬車から出してザオリクで蘇生馬車にまた戻す
 →その後馬車の中から戦闘後の疲労したパーティをベホマで回復させる(戦闘要員のMPを使用したくないため)」
という使い方をするプレイヤーが多発した。そんな彼に付いたあだ名が「僧侶勇者」。誇っていいのか分からん。
馬車どころかルイーダの酒場に預けてパーティから外したままでもクリアできる。前作のように天空の武具を装備しないと通過できないイベントも無い。
魔界への門を開くのに必要なのはタイトルロゴにもなっている3つのリングである。
ストーリー上は勇者でないと世界を救えないはず(だからこそ主人公は父親の思いを継いで勇者を探していた)なのだが。

ACで稼動していたカードバトルゲーム『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII』では、娘ちゃん共々主人公キャラを務め、
様々な装備品を身に着けた姿を見る事ができた。


「お父さんって ボクに顔がそっくりだね!」

なお、原作ではプレイヤーが名付ける設定のため妹共々確たる名前が存在しない
(実は彼らが主人公の子供である事自体ネタバレ禁止情報であり、公式ガイドブックでは「(謎の)男の子」「(謎の)女の子」表記、
 エニックス監修のアンソロジー作品、4コママンガ劇場でも「王子」「王女」と呼ばれていた…のだが、
 ほとんどの作者が彼らに主人公を「お父さん」と呼ばせていたのでネタバレ禁止の意義が薄い監修になっていた).
ファンが勝手に付けたあだ名に「主人公のパパ」がパパスなので「主人公の息子」だから「ムスコス」というのもあるが、
これも主人公の名前にされる事がある(パパ→息子→孫という解釈、この場合彼は「マゴス」になる)ので紛らわしい。
しかもニコニコMUGENにおいては彼の肩書は使用済みのものが多く(息子→アデル、王子→ベジータなど)、呼び方が定まらない
(このページでの呼び名は、1日1キャラの記事での表記に倣ったものである)。
ちなみに、PS2/DS版でのデフォルトネームは「レックス」、漫画『天空物語』では「テン」、
小説およびCDシアターでは「ティミー」(フルネームはティムアル・エル・ケル・グランバニア)、ゲームブックでは「クリス」となっている。
また、一貫して天真爛漫、明るく元気で純粋な少年として描写されている一方、小説版のティミーは劣等感を抱えている。
というのも彼は「勇者」であるため、何年もかけてようやく再会した父リュカからも「勇者」として見られてしまったのだ。
無論、リュカは息子の事を愛していたのだが、不安を抱いていたティミーは早期に父親と打ち解けた妹への嫉妬もあって父の期待に応えようと必死になってしまい、
お互いの胸の内をきちんと語り合うまでは中々打ち解ける事ができなかった。

余談だが、リメイク版『DQ6』のデスコッド村で「遠い未来を見せてもらう」を選択すると住人が『DQ5』のキャラになるのだが、
その中で息子&娘は金髪、青髪、黒髪の三人が同じ名前で同時にいるという状態になる。
別選択肢で出てくる4の勇者が男女ともいるのでただのファンサービスなのか、平行世界なのか、選ばれなかった嫁候補の望みなのか、
バグ技で三人とも嫁にした(側室を持った)のか真相は不明。三番目の場合、王位継承で揉めないか心配である。


MUGENにおける息子くん

MUGENには、ma-bo氏制作の手描きの版権オリキャラとして参戦。
子供らしく、とても表情が豊か。勝てば飛び跳ねて全身で喜び、攻撃を受ければ派手に吹っ飛んで頭から落下し泣きそうな顔を見せてくれる。
さらには、自分が出した雷を怖がって耳を塞いだり、投げでバランスを崩して相手を押し倒す形になったりというショタ受け狙……
もとい、芸の細かさと可愛らしい出で立ちで、お兄さんファンも多いとか。
ちなみに、彼の妹もMUGEN入りしている

通常技は剣や蹴りでの攻撃で、娘ちゃんに比べるとリーチや判定の面で優れるが、身長並の剣を扱っているためか全体的に隙が大きい。
必殺技は対空や、ステップで間合いを詰めながらの剣技と、「ベギラマ」や「ライデイン」や「スクルト」といった呪文。
ベギラマは威力、発生共にそこそこの飛び道具。弾速がやや遅く、射程はやや短いが範囲もそこそこ有るので使いやすい。
ライデインは発生は遅いが範囲が広く、攻撃判定が地面にわずかだが残る。発生以外は中々優秀。
スクルトはラウンド中DEFを上昇させる。元々防御力が低いわけではないので意外と硬くなれる。ただしメッセージが出ないと上昇した事にならない。
タッグ戦の際タッグ側が対応している場合、相方も守備力が上昇する。
超必殺技は「魔法のじゅうたん」と「ギガデイン」。
前者はじゅうたんに乗って対戦相手を轢きするもの。伝説の剣による攻撃よりずっと高威力。そういうアイテムじゃねえからこれ!!
追撃、切り返し、コンボの〆にとさまざまな場面で活用できる便利な技。ただし外した場合の隙はやや大きい。
後者はじゅうたんより遙かに高威力のガード不能攻撃。だが雷雲を呼ぶのに伴う発生の遅さと、画面中央にしか落ちない関係上非常に当たりにくい。
後述のAIもその辺を心得ているようで、大抵じゅうたんを使用し起き攻めに使うのだが……それでも外れる。
そもそもじゅうたんを多用する関係上、画面中央近くに転ばせて且つゲージが二本以上有る状況と言うのがあまり無く、
あったとしても発生の遅さや敵の判定、システムによってはスカってしまう…と、同じ呪文の超必殺技でも妹に比べてなんとも使いにくい技である。
また、特殊システムとして会心の一撃ゲージが搭載されており、
時間の経過でゲージが増加していき、発動準備後に通常攻撃をすると赤い残像と共に威力が上昇。性能も若干変化する。

のAIも手掛けるショタの頭脳ことran氏の外部AIも存在。
技の出がかりや技後の隙が大きめであり、その隙を的確に突いて来る中~上位のキャラクターとシングルで渡り合うには少々力不足のようだ。
ただ、出は遅くともAI殺しのライデイン、無敵対空、万能超必のじゅうたん、堅実な立ち回りのAI等が揃っているので、
どんな相手にもそこそこ程度には戦える。あくまでそこそこではあるが…。
一応タッグ戦での優勝経験や遊撃の人相手に、一本取っての接戦を演じた事もある事から決して弱キャラというわけではない。
まぁ、やられてもそれはそれで可愛いのでニコニコMUGEN内では結構人気者。
ちなみにこのAIは密着距離になると積極的に投げを狙ってくるので、一部のキャラとの対戦では色々絵的に(*´Д`)ハアハア物である(フランス書院的な意味で)。
また、氏はAIのみならず、カラーパレットも製作している。

この他にUJI氏、ちょきまる氏、リンカー氏によるボイスパッチも公開されている。
声優はULI氏版が松岡由貴氏、ちょきまる氏版が小林由美子氏、リンカー氏版が増田ゆき氏となっている。
ただし、UJI氏のものは2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によるサイト消滅で入手不可。

+余談
余談だが、ブリスはもとより蜂やサングェ=パッサーレなど、やたらマイナーな特殊やられ対応が多い。
↓はジェダの投げで膨らむ王子サマ。
……リョナキャラとか言うな!演出が凝ってると言え!

出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結
非表示

出演ストーリー



最終更新:2020年11月04日 18:34