- 分類:短編小説
- 初出:「小説現代」1986年5月号
- 雑誌時挿絵:村上みどり
- 収録短編集:『萩の雨』
あらすじ
「私が急に行けなくって……娘一人を行かせますので、手紙に書いた通り、二時にホテルのロビーで待っていていただけます」
笠原の元に、大学時代の親友の妻である行衣から、娘と萩を訪れるので会いたいという連絡が届いた。当日、行衣は急な都合で娘だけを寄越すと言ったが、娘の顔がわからない。行衣に似た顔を探していると、和服の娘がホテルから出て行くのを見かける。笠原は、かつての行衣と同じ着物を着たその娘の後を追うが……。
登場人物
解題
(スタブ)
掲載号「今月登場」より
春を迎え、氏の友人たちに続々赤ちゃん誕生。名付け親を頼まれ決めかねた末、「アンケートに協力して」と親しい編集者に訊くことも。
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最終更新:2017年08月10日 12:13