夜行列車

  • 分類:短編小説
  • 初出:「中央公論文芸特集」1990年春季号
  • 雑誌時挿絵:中西夏之
  • 収録短編集:年上の女

あらすじ

 車窓には夜の闇しかない。
 越後湯沢から浦佐あたりまで、トンネルを抜けるごとに窓を襲ってきた雪の嵐も今はもうやんでしまったらしい。新潟平野を覆いつくしているはずの雪は夜にはほとんど消されていて、ただ時々風に舞いあげられて薄い煙となって車窓を流れるだけだった。

浮気のために実家に帰った妻に会うため、秋田行きの夜行列車に乗った土屋の隣の席に、ひとりの女が現れた。鶴岡に向かうという女は、自分も夫の浮気のため実家に帰るところだという……。

登場人物

  • 土屋
    • 秋田に向かう男。
    • 土屋の隣の席にやってきた女。

解題

(スタブ)

関連作品


名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2017年07月16日 17:29