- 分類:短編小説
- 初出:「婦人公論」1997年1月号
- 雑誌時挿絵:木村桂子
- 収録短編集:『年上の女』
あらすじ
玄関のドアの開く音がした。
かすかな音だが、台所で湯を沸かしていた径子ははっきりと耳にその音をとらえると、いつものように無表情で武装した。
上司の山崎との関係に揺れながら、姑との冷戦状態が続く径子。胃潰瘍で入院中の夫の病室に「妻」として通う女の存在が浮かび上がり、径子は姑が自分を追い出したがっているのだと疑うが……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年10月17日 02:50