- 分類:短編小説
- 初出:「別册文藝春秋」192号(1990年7月号)
- 雑誌時挿絵:斎藤真一
- 収録短編集:『新・恋愛小説館』
あらすじ
「いくら浮気だからって、もう少し真剣にやれないんですか」
昨夜妻の口にした言葉が、まだ耳の奥に残響している。書類の一枚一枚に判を押しながら、木原は蘇ってくる妻の言葉に全面降伏の認め印を押しているような気がした。
八年で三度目のワンパターンな浮気を繰り返す夫。幾子は三度目の浮気を許す代わりに、自分も浮気をすると夫に宣言し、夫の部下の宮内を誘惑するが……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年07月20日 22:40