罪な夫婦 - 連城三紀彦データベース（仮）

• 分類：短編小説
• 初出：「オール讀物」1997年10月号
• 雑誌時挿絵：三嶋典東
• 収録短編集：『夏の最後の薔薇』

あらすじ

　縄のれんをかき分けた女の手は、店内にわきあがった笑い声に気後れしたのか、入るのをためらって静止してしまった。

夏江が夫と営む居酒屋に、雨の晩だけ現れる女性客。夏江は夫の浮気相手ではないかと疑うが、夫はバツイチの常連客の木村の再婚相手にどうかと言い……。

登場人物

• 夏江
  • 居酒屋の女将。
• 達夫
  • 夏江の夫。
• 田沢公子
  • 雨の日だけ現れる女性客。
• 木村
  • 常連客。

解題

（スタブ）

関連作品

• 『夏の最後の薔薇』収録作
  • 「夏の最後の薔薇」
  • 「薔薇色の嘘」
  • 「嘘は罪」
  • 「夫婦未満」
  • 「満天の星」
  • 「星くず」
  • 「くずれた鍵」
  • 「鍵孔の光」
  • 「仮橋」
  • 「走り雨」
  • 「雨だれを弾く夏」